気ままに

大船での気ままな生活日誌

熱海桜 開花!

2014-01-21 21:41:09 | Weblog
熱海桜が開花したとの情報を得たので、早速、駆け付けた(汗)。見頃になるまで待てない!桜小僧としては!(桜爺じゃないですか)がーん。

糸川沿いの熱海桜並木を目指す。坂道を転げるように。でも、昼飯を食べていないことを思い出し、途中の和食屋さんでお刺身定食をいただく。ぼくのひいきの小田原の居酒屋さんほどではないけど、まあまあというところ。お店の人に熱海桜どうですか、と聞いたら、まだ咲いてませんよ!とすげない返事。がーん。

ちょっと不安になってきた。わざわざ来たのに・・・。でも、本当のことを言うと、わざわざではなく、MOAの広重も観たかったし、熱海梅園だってあるし、そして今日は一人で来たから、行動範囲を広げて、来宮神社の大楠もみてやろうと思っていた。

でも一番の目的は、この熱海桜。多少は咲いていないと困るのことよ。歩いて、歩いて、悲しい夜更けも、いつでも夢をハミングしながら辿りつく、糸川に。

ありゃま!


星より秘かに雨よりやさしくあの娘はいつも歌ってる、お持ちなさいな、いつでも夢を、いつでも夢を・・・あっ!咲いている木がある。


はかない涙をうれしい涙にあの娘は代える歌声で・・・もう一本あった!。


二分咲きといってもいい!二本だけだけど。ににんがしだ。




これで、最低限の仕事はした。これで配偶社への出張報告書の最後に”有意義な視察であった”と書ける。さらに、有意義にさせるために、原木を訪ねた。それは、市役所前に植えてあるノダ。熱海桜の由来については、何度か書いているので、ここでは述べない、・・・と思ったが、熱海市観光協会のホームページを開く手間を省かせてあげましょう。

明治4年頃イタリア人によってレモン・ナツメヤシとともに熱海にもたらされ、 その後先人たちの努力により増殖が行われました。 市内の多くの場所に植栽され、下田の御用邸(昭和47年)や伊勢神宮(昭和48年)、 東宮御所(昭和51年)に献上されたことにより、広く知られるところとなりました。 昭和40年に開かれた「花いっぱい運動」で「あたみ桜」と命名され、 昭和52年4月10日(市制40周年記念)に熱海市の木に指定されました。 同じ枝に、早期に咲く花芽と後期に咲く花芽が二段構えにできることから、一ヶ月ほど花が楽しめます。

で、市役所前の原木。ありゃま!


でも、よくみると、さ、咲いている!


さ、さんくさろっと、あたみざくら。
もう一度、満開のときに配偶者と共に参りますダ、おらあ、さんただ(ま、間違いなく櫻爺だ;大汗)

・・・

朝日新聞夕刊に沖縄のカンヒザクラが7分咲きというニュースが載っていた。ぼくらも2006年2月初めに、日本で一番、早く咲く桜をみてきました。そのときの写真を。


さあ、これから河津桜、そして、緋寒桜、寒桜と、伊豆から春は始まるのだ。わくわくどきどき、おらあ櫻爺じゃない!桜小僧だ!

・・・
相撲小僧の遠藤、今日も勝ち、見事な勝ち越し。遠藤の控えに回った稀勢の里、気楽な立場で快勝。さあ、これからは遠藤関の掩護射撃だ。
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ぶらり冬の京都(5)相国寺承天閣美術館で応挙展

2014-01-21 09:11:40 | Weblog
京都、最終日の朝、相国寺承天閣美術館に向かった。ここも、半年前の祇園祭のとき来ていて、若冲展を観ている。とても素晴らしく、昨年の、ぼくの美術展ベストテンでも上位に入賞している。お寺の美術館だから、雰囲気もよく、家内にもみせてあげたかった。それに、今回は応挙展(後期)。お正月に国宝雪松図屏風をみているし、今年はなんだか応挙づいている。

第一展示室では応挙が学んだ中国絵画の花鳥図などに引き続き、応挙と四条派関係の画家の作品が並ぶ。応挙の”牡丹孔雀図”がひときわ目を惹く。つがいのクジャクと牡丹。雄が乗っているのは中国の太湖石。39歳の時の作。重要文化財。

ここには、応挙の仏画などの他、三井南家伝来の応挙関係資料も並び、これが結構、面白い。細工のある、京都堀川夜景浮世絵とか山水図が。第二展示室でもこのコーナーはつづき、鳥類、魚類、昆虫類を図鑑のような精密さで描いた写生帖もたくさん見られる。閑さえあれば、絵を描いていたのでないかと思われるほど。人物正写相惣本に驚いた。老若男女の実物大の身体を描き分け、それぞれの特徴を描写している。ここでは背中側しか展示していなかったが、仰向けのもあるはず。観てみたかった(汗)。工芸図案集まである。アートのことなら何でもおまかせあれ、と言った感じ。

第二展示室には襖絵がずらり。美術館初公開という応挙・応瑞親子作、”相国寺開山堂襖絵”二十面。前半が雪中山水図で、後半は夏景山水図。円満院旧障壁画”山渓樵蘇図”も5面。大分、霞んではきているが、往時を想像して(笑)。そして、応挙の絵画が並ぶ。白狐図、兎図、とつづき、可愛いワンコが三匹、”豆狗子図”。

前期には、応挙の代表作のひとつ”七難七福図巻”3巻すべてが展示されたようだが、後期ではその画稿をみることができる。今度は逃さないぞ。浜松群鶴図屏風や大瀑布図も印象に残った。

若冲さんの常設展示の芭蕉や葡萄に再会し、外へ出た。家内もすっかり、この美術館が気に入ったようだ。冬晴れの散歩日和だったので、ここから御所に入り、鴨川に出て、二条大橋まで歩き、さらに三条通り、寺町通り、錦通り、京極通りと歩き、四条河原町からバスに乗って京都駅に着いた。そして、新幹線の中でお月見をしながら、帰ったのであった。楽しい京都旅行でごぜえました。

承天閣美術館






御所


鴨川




高瀬川 小船が新調されていた


寺町通り




錦市場




錦天満宮


新京極


新幹線からみたお月さま 月見でいっぱい


さて、今日は熱海でも。

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