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気ままに

大船での気ままな生活日誌

トーハクに初もうで(2)

2014-01-03 18:31:51 | Weblog
遊びから帰ってきました。午前中の”トーハクに初もうで”のつづきを仕上げておかないと、おいしく晩酌をいただけないので、帰宅早々、はじめたところです、

さて、特別1室、2室の”午年によせて”のあとは、お正月風景。

待ってました!北斎!
”宝船の七福神”


待ってませんでしたが、すばらしい、鳥高斎栄昌!
”正月遊び”


半分、待ってました!歌川豊国!
”見立て七福神宝舟”


待ってました!初日の出
広重”江戸名所/洲さきはつ日の出”


春信の”追羽子”。みな、おせんちゃんにみえる春信美人。待ってました!


下が騒々しいので、駆け付けると、お正月恒例の金獅子が。舞ってました!! ♪グッドタイミング トカ トカ トカ トカ この世で一番かんじんなのは ステキなタイミング♪


長次郎もいた、お正月トーハク。
黒楽茶碗 銘ムキ栗 撮影禁止なので遠くから


こっちは撮影OK。銘/尼寺。


尼寺といえば、突然ですが、歌舞伎座の新作歌舞伎”東慶寺花だより”。初演、初日の歴史的生中継で染五郎緊張の一場面。井上ひさし原作ですから面白かったですよ。


大船の観音さまではありません。東慶寺の尼僧さんです。




脱線しましたが、本論に戻りやす。

屏風にもいいものが。

国宝・楼閣山水図屏風 池大雅


重文・鷹山水図屏風 雪村


そして、お待ちどうさまでした。アンケート”みたい国宝”のナンバーワン。来年の初詣も、国宝室展示が決まっている、トーハクの宝、トーハク。そうです、等伯です。
松林図屏風。息子の久蔵を26歳の若さで亡くし、悲しみの中で、自分のために作成したという涙の名作。

松林図屏風 長谷川等伯





玄関を出ると、ちょうど秩父農工科学高校生の和太鼓が終わったときだった。


”トーハクに初もうで”も、これにて終了でござりまする。これで、おいしくお酒が飲めまする。 染五郎は楽日まで飲めませんね。応援に行かねば。



 
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トーハクに初もうで (1)

2014-01-03 10:05:20 | Weblog
トーハクでのお正月展示、”博物館に初もうで”が2日から始まった。早速、初日に家内と出掛けた。お昼前に到着。正門前には豪華な門松。こういうのをみせてもらえるだけもありがたい。


玄関前ではちょうど林家二楽師匠の紙切りが、始まっていた。お題は”お馬”。ちょきちょきちょき、あっという馬のお馬さん。




階段を上ると、豪華な生け花。




そして特別1室は、”午年によせて”の展示で、お馬さんがいっぱい、ひひーん。

まずは、埴輪の馬。古墳時代6世紀。


土馬だあ!姫路市で出土。古墳時代6世紀。


三彩馬 唐時代8世紀


加彩馬 唐時代8世紀


国宝・十六羅漢図(第五尊者)馬姿は珍しいとのこと。平安時代11世紀


馬具もいっぱい。一例だけおみせします。国宝・輪鐙。熊本県江田船山古墳出土。古墳時代5,6世紀。



特別2室。

トーハクの等伯。えっ!待ってました、松林図屏風!と思うのは、まだ早い!

重文・牧場図屏風(等伯)。右に春、左に秋の野に遊ぶ馬と調教する武人たちの姿を描いています。




重文・厩図屏風(作者不詳)室町時代。




再び、等伯。重文・伝名和長年像。


重文・芦穂蒔絵鞍鐙 安土桃山16世紀


さあ、お正月展示はまだまだ続きます。遊びに出掛ける時間(汗)になってしまいましたので、今日は、ここまでとします。(つづく)


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