気ままに

大船での気ままな生活日誌

熱海のジャカランダ 令和元年

2019-06-11 18:48:05 | Weblog

こんばんわ。

今日は梅雨入り後、早くも二度目の”梅雨の晴れ間”。待ってました、とばかり出かけたのは熱海。もちろん、令和元年、熱海のジャカランダでござりまする。

はや見頃でござりまする。お宮緑地(ジャカランダ遊歩道)は若い木ばかりだが、ずいぶん育ってきて、ようやくお客を呼べるようになった。花のつきが良いし、どの木も花盛り。

遊歩道入り口。ATAMIジャカランダフェスティバルの横断幕。

咲く花も散る花も見事!さすが、世界三大花木の一つ。

遊歩道の先に金色夜叉の寛一・お宮の像がある。赤い花はサンゴシトウ。アメリカデイゴ と北アメリカ原産のヘルバケアの交配品種。

寛一とジャカランダ。

お宮の松。

お宮のジャカランダ、とは言わない。

熱海サンビーチのジャカランダ。

ここら辺りから成木編へ。

これは、カスカイス市との姉妹都市提携記念として平成2年に植樹された記念樹。でも花を咲かせたのを見たことがない。令和に改元されても、変化なし。どうしたことか。

成木は大通り沿いに何十本も植樹されているが、仕事をするのは定まった木ばかり(笑)。サンビーチに近いこの木はわずかしか花をつけないが、背景に熱海城があるので、はずすわけにはいかない。でも、宮崎でも同じ。何年か前に訪ねたが咲いてるのはわずかだった。もともと、ジャカランダは気難しいのだ。

毎年、いい仕事をする渚旅館の前の二本のジャカランダ。

熱海城も見えます。

渚館のポスターに使っていただいても結構です(笑)。

このほか、二つ、三つ。





これだけ魅せてもらえば、大満足。今年もありがとう、熱海のジャカランダさま。また、来年も是非!

では、おやすみなさい。

いい夢を。



ジャカランダ遊歩道で見かけた百合

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長いお別れ

2019-06-11 08:36:01 | Weblog

おはようございます

お昼前から雨が降り出し、こんな日は映画でもと辻堂に出掛けた。”長いお別れ”という映画。平日だというのにほぼ満席。すごい人気だなと思ったら、10日は料金割引のあるサービスデーだった。

米国では認知症のことを、長い時間をかけて少しずつ記憶を失ってゆく症状からLong Goodbye(長いお別れ)と呼ぶそうで、映画の題名もここからきている。

中学の校長まで務めた厳格な昇平(山崎努)が70歳のときに認知症を発症し、77歳で亡くなるまでの7年間の家族の物語。妻、曜子に松原智恵子、近くで手助けをする次女・芙美に蒼井優、南カリフォルニアに暮らす長女・麻里に竹内結子という豪華な布陣。

ぼけ老人となった昇平はすべてを忘れ去ったわけではなく、ところどころ、家族も忘れていた出来事を覚えている。たとえば上の写真。突然、居なくなり、大騒ぎして探しに出ると、電車に乗って、遊園地のメリーゴーランドの前に傘3本を持って立っていた。家族はあっと驚く。そういえば、何十年も前に雨が降り出し、父が迎えに来てくれたことがあったっけ、と。

こうしたさまざまなエピソードや娘二人の人生を織り込みながら、やさしさとユーモアにつつまれた7年の時は流れてゆく。あるときは、にっこり、あるときは、ほろりと、とてもいい映画でしたよ。

ぼけ老人の映画というと、有吉佐和子原作、豊田四郎監督、森繁久彌の主演の”恍惚の人”(1973)を思い出す。あの頃は他人事と思って観ていたが、この映画はもう現実そのもの(笑)。同世代の松原智恵子が奥さん役だもの。明日は我が身。さて、そのとき、家族は映画のようにやさしくし接してくれるだろうか。それがちょっと心配(笑)。いや、何よりも、多少ぼけても、最後までしっかりしていたい。ガンバルぞ!

原作は中島京子の”長いお別れ”、監督は中野量太。

では、みなさん、今日も一日、お元気で!ぼくは、ぼけ防止に遠くまで遊びに出ます(汗)。

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