気ままに

大船での気ままな生活日誌

大谷翔平、歴史的サイクル安打

2019-06-14 22:24:20 | Weblog

こんばんわ。

今日はうれしい日になりました。ぼくもテレビの生中継で見ていましたが、大谷翔平選手が、一試合で、単打、二塁打、三塁打、本塁打を揃えるいう、サイクル安打を達成しました。あのイチロー選手や松井秀喜選手も手が届かなかった日本人初の歴史的快挙です。

まず、初回の一打席目に左中間にライナー性の8号3ランを放つ。

そして、二打席目に二塁打、三打席目に三塁打を。このとき、ちらりとサイクル安打が頭に浮かんだが、そうは問屋が卸さないだろうと思って、(今、後悔しているが)、大船フラワーセンターへ出かけてしまった。そして、途中でスマホでチェック。な、なんと4打席目は中前安打! 歴史的快挙をこうしたテレビ画面で見ておきたかった。

エンゼルスでは、2013年5月のマイク・トラウト以来、史上7人目、メジャーで史上では326人目とのこと。さらに、いろいろ記録があり、新人王受賞した選手のサイクル安打達成は史上16人目で、過去にはジャッキー・ロビンソン、カル・リプケンらそうそうたる顔ぶれが並ぶとのこと。

さらに、驚くべき記録が。投手としてのサイクル安打は史上初かと思っていたが、もう一人いた。イチローが年間安打新記録を出したときの、あのジョージ・シスラーがサイクル安打も記録していて、さらに投手として2勝をあげているのだそうだ。というわけで、2勝以上のサイクル安打達成は、この120年で二人目の歴史的快挙となる。

来年、投手としてノーヒッターを達成すれば、大リーグ史上初の両タイトル保持者となるそうだ。その可能性は十分すぎるほどあり、今からわくわくする。

当面の目標はさらにホームランを量産し、6月の月間MVPとオールスター出場を決めてほしい。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

大船フラワーセンターのエンゼルスカラーのブーゲンビリア

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世界報道写真展 2019

2019-06-14 17:51:01 | Weblog

こんにちわ。

恵比寿ガーデンプレイスにある東京都写真美術館で毎年今頃、世界報道写真展が開催される。今年は初日に出掛けてきた。

「現代社会の問題」、「一般ニュース」、「長期取材」、「自然」、「ポートレート」、「スポーツ」、「スポットニュース」、「環境」の8部門の受賞作品が並ぶ。応募者は7万点を超え、そのうち、女性は32%とのこと。日本人は50件の応募があったが、入賞はなかったようだ。

まず、ポスターの写真を飾る作品から。

世界報道写真大賞・スポットニュースの部 (ジョン・ムーア)
メキシコとテキサス州の国境で取り調べを受けるホンジュラスの母と娘。

スポットニュースの部 毒ガス使用が疑われるシフォエニ村への攻撃で負傷し、治療を受ける人々。

現代社会の問題の部 コロンビア革命軍に加わっていた間、5回の堕胎を経て、6回目の妊娠を果たした。

自然の部 足の重度の障害を直すため急ごしらえの靴下をはかされたベニイロフラミンゴ。

環境の部 アフリカ・ノジンバブエの野生動物公園の女性メンバーだけで構成される反密漁武装部隊。

スポーツ部門で、全米オープンでのサーブをする大坂なおみ選手の写真があったが、目を凝らしても本人かどうかよくわからないような芸術的写真だった。報道写真なのだから、大坂の涙の表彰式とセリーナの悪態の組み写真にしてほしかった(笑)。

報道写真というと、どうしても目をそむけたくなるような被写体が多いが、ときにはこういう世界にも目を向けねばと見に行っている。

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生誕125年記念速水御舟展 山種美術館

2019-06-14 08:04:44 | Weblog

おはようござます。

生誕125年記念速水御舟展が、広尾開館10周年記念でもある山種美術館で開催されている。その初日(6月8日)に出掛けてきた。

当館は120点もの御舟作品を所蔵しているが、今回は前後期併せて、すべての作品を展示するというので楽しみにしていた。とくに前期では、重要文化財の二点、炎舞名樹散椿が同時展示される。どちらも大好きな作品であるが、今回は、名樹散椿を特別な思いで鑑賞した。

というのは、この3月、名樹散椿のモデルとなった京都の椿寺(地蔵院)の散り椿を見てきているのだ。それも、御舟の絵のようにまさに花盛りの頃。平成のおわりに”散り椿”を見て、令和のはじまりに”名樹散椿”を鑑賞する。これはほとんど奇跡ではないだろうか。たぶん、平成から令和の代替わりの、わずか二か月ほどの間に両方を見ているのは、世界中を見渡しても、おそらくぼく一人ではないだろうか。

というわけで、今日は感想文というよりか、お祭り騒ぎですすめようと思う。

名樹散椿 (昭和4年、1929) 昭和52年重文指定(昭和期の作品で重文に指定されたのはこれが最初)

当館の解説によると、この椿は、京都市北区にある昆陽山地蔵院(俗称椿寺)の古木を描いたもの。白・紅・桃色・紅白絞りと種々の華麗な花を咲かせ、しかも山茶花のようにひとひらずつ散る五色八重散り椿として有名である。御舟が写生した当時、樹齢400年程の老木だったが、現在は枯れて同所に2代目の木があるが、初代の古木のような趣は無い。ガーン。

初代の趣きがないというが、ぼくは生まれて初めて見たこともあり、その素晴らしい咲きっぷりの姿に感動した。詳細はここでどうぞ。樹齢150年の二代目。御舟は生誕125年だから、御舟の25年前に生まれている。御舟が描いた初代がここにあった頃、裏庭で育っていたのだろう。現在も三代目候補がたくさん育っている。

 

さらに、その前に、映画”散り椿”を見ている。岡田准一(瓜生新兵衛)と西島秀俊(榊原采女)がこの五色八重散り椿の古木の前で決闘をするのだ。

炎舞 (大正14年、1925) 昭和52年重文指定
作品の制作にあたっては、大正14(1925)年の7月から9月にかけて約3ヶ月間家族と共に滞在した軽井沢での取材をもとにしている。毎晩、焚き火をたき、そこに群がる蛾を写生したり、採集した蛾を室内で写生したという。蛾に関しては克明な写生がいまも残されている。 名作中の名作で御舟の最高傑作とされる。

翠苔緑芝 御舟自身が気に入っている作品。無名の作家が残ったとしても、後世の人はこの絵だけは面白いと言ってくれるでしょう、と。今回はこの作品だけ撮影可能。

牡丹花(墨牡丹)


夜桜

春昼

とても素晴らしい展覧会でした。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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