こんばんわ。
そごう美術館で開催されている東京芸術大学スーパークローン文化財展、その3です。今回は、シルクロード観光のハイライト、敦煌の莫高窟です。定年後には、西安の兵馬俑と共に、是非にと思っていた所だが、まだ望みがかなわない。今回、その望みの一部がかなったような気がした。莫高窟57窟のスーパークローン、素晴らしかったですよ。
中国・敦煌莫高窟57窟
莫高窟
莫高窟57窟は、如来坐像と菩薩立像とそれらを囲む壁画から成っている。唐代最初期の作。
配置図
如来坐像と菩薩立像
如来坐像
菩薩立像
壁画は中央に仏浄土の情景を描き、周囲を千仏で埋めている。
南壁
この壁に莫高窟で一番美しいと評判の菩薩像が描かれている。”敦煌の恋人”と呼ばれている。
金色の装飾品も素晴らしい。唇には紅も。
北壁 こちらの菩薩像は変色している。
西壁(一部)
ミャンマー バガン遺跡
11~13世紀に栄えたミャンマー最初の統一王朝。世界三大仏教遺跡のひとつと称される。
建築のみならず、宮廷内の壁画なども芸術性が高い。二つの壁画が展示されている。
グービャウッジー寺院(ミンカバー)壁画(ダンス部分)
部分
同寺院壁画(音楽部分)
部分
北朝鮮 高句麗江西大墓の壁画
江西大墓(6世紀末から7世紀初め)は、墓の規模や壁画などから、高句麗王の墓とみられている。壁画は、花こう岩の上に直接彩色され、四神図(玄武、青龍、朱雀、青龍)が描かれていた。
このように展示されている。コロナ対策で一人づつ見学。四面にそれぞれ四神の壁画。
北壁:玄武
東壁:青竜
南壁:朱雀
西壁:白虎
(つづく)
辛くも、お月見10連勝達成(7/31から10日連続)
では、おやすみなさい。
いい夢を。
今朝の酔芙蓉の白い初花、夕方には酔ってピンク色になっていましたよ。