こんばんわ。
今日こそは、”三度目の正直”と期待していたベーブルース以来、104年振りの”二桁勝利&二桁本塁打”の偉業達成は、残念ながら今回もお預けとなった。考えてみると、昨シーズン終盤も9勝で三度お預けとなり、今シーズンへの持ち越しとなっている。それらを含めると今日の試合は、6度目の挑戦だった。
これはちょっとおかしいと思いませんか。大リーグ屈指の好投手、大谷が10勝目を前にしてこんなに長く勝てないなんて。そう、この大記録を破ってほしくないと、天からベーブルースが操っているのではないか。今日だって、大谷の好機での二本の凡打は普通ならタイムリーヒットになっている強い打球だった。バンビーノの呪いとしか考えられない。
念のため、バンビーノの呪いとは。ベーブルースが最初に在籍したボストン・レッドソックスにまつわるジンクスのこと。このチームでベーブルースは二刀流で活躍し、1918年には、今、大谷が更新しようとしている、二桁勝利&二桁本塁打(13勝、11本塁打)を記録した。ところが、1920年にヤンキースにトレードされると、それ以降、レッドソックスは(1918年から)2004年まで86年間にも渡り、ワールドチャンピオンになれなかった。これはのちに野球の神様と呼ばれたバンビーノ(ベーブルースの愛称)の呪いではないかと恐れられた。
86年間も続いた元祖バンビーノの呪いとは桁が違うかもしれないが、あしかけ2年、6試合も呪われては、さすがの大谷くんも弱ってしまう。なんとか、呪いを解く方法はないものか。
元祖バンビーノの呪いを解くため様々なことが行われてきたという。Wikiによれば、1)エベレストの頂上にレッドソックスの帽子を置いてくる、2)ヤンキースのキャンプでヤンキースの帽子を焼く、3)フェンウェイ・パーク(球場)の「浄化」のため、悪魔祓いをする、などなど。
レッドソックスで活躍された松坂投手にお願いして、レッドソックスのユニフォームを富士山の頂上に置いてくるというのはどうだろうか。
バンビーノの呪いに悩まされる大谷選手。
次回は呪いが解けて、偉業達成、間違いなし!
では、おやすみなさい。
いい夢を。
見事なエンゼルスカラー
レッドソックスカラーともいえる。