おはようございます。
嵐の前の静けさ。朝散歩のときはまだ雨もなし。うれしいことがあった。蕾を膨らませていた酔芙蓉がついに開花した。それも三ついっぺんに。老若二株、向かい合っているが、若い株の方で、年取り株はまだあわてない。台風の来る日に咲いたってしょうがないだろう、と言っているようだ。
2022年の初花なので3輪とも記念写真を撮りましょう。
朝は白色、お昼前に少しピンクがかかり、午後はすっかり酔っぱらって真っ赤な顔に。でも、今日は酔えないかも。酔芙蓉台無しにする雨ならめ( 高澤良一)
もう一つうれしかったことが。ぼくの大好きなヘクソカズラ。これまで遠くまで行かないと逢えなかったが、川沿い散歩道に初登場。それもなかなか元気そうで、これから毎日、楽しめそう。ただ心配はヒト。名前のせいか、駆除されてしまことが多いのだ。この名の由来は葉などをつぶすと悪臭を放つことからくる。元凶は、万葉集での高宮王(たかみやのおおきみ)の歌である。皀莢(ぞうきょう)に 延(は)ひおほとれる 屎葛(くそかずら) 絶ゆることなく 宮仕(みやづか)へせむ (サイカチに這いまといついた屎葛(くそかずら)のように、絶えることなく宮仕えをしよう)
へんな歌人や植物学者とは一線を画し、かわいらしい花を咲かせる様子や、花を水に浮かべた姿が田植えをする娘(早乙女)のかぶる笠に似ていることにちなみ、サオトメバナ(早乙女花)とも名付けている人もいる。今日は早乙女花としてデビューさせてあげましょう。
近くにアカマンマの初花が。植物学者はイヌ蓼と呼ぶ。
ビンボウカズラと呼ぶ人も(笑)。標準和名はヤブカラシ。
雑草のように増え続ける高砂百合。こちらはだれも駆除しない。美人は得だね。
百日紅と一緒に。
朝からうれしいことが。きっとこれから始まる試合で、大谷選手の26号が見られそう。
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!