こんばんわ。
大谷の11勝目の登板は今朝4時から始まったが、NHKは生中継せず、9時からの録画放映。アベマも無料生中継はなし、ということで、頼りは”スポーツナビ”のテキスト速報だけ。4時半頃、起きて、覗いてみたら、試合開始が遅延しているとのこと。ひと眠りして、また訪ねると、1回裏ブルージェイズの攻撃で、大谷がだいぶ苦労をしていた。球数を28も使って、ようやくゼロに抑えた。ここでは解説もないから、大谷、不調で、5回までもたず、11勝はまたお預けかと思った。
しかし、二回に入ると持ち直し、強力打線を三者連続三振に仕留め、希望を持たせてくれた。相手投手もすでの12勝しているエースだけあって、エンゼルス打線を寄せ付けない。両投手の投げ合いとなり、ゼロ行進がつづく。ようやく6回表に動いた。無死走者1,2塁でバッター大谷。ここで3ランを期待したが、ピッチャーゴロ。完全なゲッツーと思いきや、大谷が激走。判定アウトだったが、チャレンジでセーフを勝ち取る。これがきかっけとなり、次打者のタイムリーヒットで虎の子の1点をもぎとった。
大谷は七回まで投げ切り、勝ち投手の権利を得て、リリーフに後を託した。1点差なので、いつものようにひっくり返されないかと心配したが禿(ハーゲットのあだ名)がしっかり2回を零封し、大谷の11勝目が決まった。おいしい朝食だった(笑)。
もちろん、午前9時からのNHKの録画放送をはじめからすべて見た。結果が分かっているので緊迫感はないが、逆に安心して見られる(笑)。映像なしでは分からなかったが、今日はフォーシーム、スピリットも良く決まり、解説者は今までで一番の投球とまで言っておられた。
ぜひ今季は15勝をあげてほしいと思っているが、残りの登板機会は6試合ほどだという。あと4勝なら十分いける。最近、救援陣がしっかりしてきたことも心強い。チームもプレーオフ争い2位につける強豪ブルージェイズに2試合つづけて完封して勢いがついた。まるで、先場所、カド番の正代が突然覚醒、勝ち出し、ほとんど不可能と思われていた勝ち越しを達成したときのようだ。まさに”正代エンゼルス”に変貌するかもしれない雰囲気だ。さすれば、大谷は残り試合、全勝で、17勝までいく。
もうひとつ、大谷には、規定投球回数を超える目標もある。これも、あと34イニングということで、可能性は十分にある。すでに超えている規定打席回数と規定投球回数を二つとも超えると、史上初の快挙となるようだ。
今年のMVPは、ホームラン王をハイレベルで独走するヤンキースのジャッジか、投打ともエースクラスの活躍をつづける大谷の争いとみられているが、大谷が規定投球回数を超え、15勝し、奪三振、防御率でもトップクラスの成績を収めれば、さすがのジャッジも、すごすごと引き下がるしかないだろう。
今日の成績:今季最多の球数109で7回零封、9奪三振。
トロントは4万の大観衆。マノアと見ごたえのある投手戦。やっぱり投手戦は面白い。
力投、大谷。去年、ホームラン王を争ったゲレーロを抑える。
よくやった、大谷! ノロウイルス(ぼくの推測)にも勝ち、15勝階段を登り始める。
テレビ観戦したあとは、鎌倉の百日紅の二大銘木にお礼参り。先日、エンゼルスカラーのよしみで大谷11勝をお祈りしてきたのだ。2週間ほどたつが、どちらも最高の見頃になっていた。
極楽寺
本覚寺
おかげさまで、大谷選手が11勝目を挙げることが出来ました。ありがとうございました。
では、おやすみなさい。
いい夢を。
トロントのオンタリオ湖