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気ままに

大船での気ままな生活日誌

中世の美展(2)工芸品、仏像、絵画

2022-08-03 13:40:34 | Weblog

こんにちわ。

北鎌倉古民家ミュージアムの創立25周年記念に開催されている”中世の美”展。同館所蔵の中世(12~14世紀)に制作された古陶器のほか仏像、工芸品、絵画などが展示されている。すでに古陶器については記事にしている。今回は、それ以外の芸術品を紹介しよう。ここでは、写真撮影はOKだが、各作品の説明がないので、素人のぼくにはどれほどの価値があるのか分からない。でも、中世の日本美術に触れられるだけでも幸せというもの。中世の風に吹かれて。

まず蒔絵の工芸品から。蒔絵は日本独自に発達した技法で、1200年ほど前から行われている。器の表面に漆で文様を描き、その漆が固まらないうちに上から金の粉を蒔きつけて模様をあらわす。これに螺鈿、貝殻を組み合わせると、さらに華やかになる。ぼくは蒔絵がわりと好き。

高台寺蒔絵文箱 (安土桃山 16世紀)高台寺蒔絵とは、高台寺の霊屋(たまや)内を装飾した蒔絵と、同寺所蔵の秀吉・高台院夫妻遺愛の蒔絵調度類に加飾された蒔絵で、この独特の模様を”高台寺蒔絵”と呼ぶそうだ。

 

宇治川蒔絵硯箱 (安土桃山、16世紀)

柳松蒔絵硯箱(安土桃山 16世紀)

参考までに蒔絵の名品3点。

(参考)重文・樵夫蒔絵硯箱(光悦)(安土桃山 16世紀)MOA美術館にて

(参考)重文・山水人物蒔絵手箱(鎌倉時代、14世紀)MOA美術館にて

(参考)国宝・籬菊螺鈿蒔絵硯箱(鎌倉時代)(鶴岡八幡宮所蔵)

仏像

木造薬師如来立像(平安、11世紀)

金銅薬師如来坐像 (鎌倉時代 13世紀)

木造不動明王立像(鎌倉時代 14世紀)

矜迦羅童子(こんがらどうじ)(鎌倉 14世紀)

不動明王と矜迦羅童子

木造菩薩立像(鎌倉 14世紀)

木造菩薩立像(鎌倉時代 13世紀)

木造菩薩立像(平安時代 10世紀)

木造狛犬一対(鎌倉時代 13世紀)

仏画等

伝紫式部図(室町時代15世紀)

不動三尊図 (室町15世紀)

毘沙門三尊図(室町15世紀)

釈迦涅槃図(江戸時代前期 17世紀)

江戸絵画等 探幽、山楽の作品も。

玄宗皇帝楊貴妃屏風 (安土桃山時代 16世紀)狩野山楽 京狩野派の初代が山楽

秋冬花鳥図屏風(伝狩野探幽)(江戸時代初期 17世紀)

職人、歌合せ屏風(室町~桃山)

この日もとても暑い日だった。クーラーのよく効いたミュージアムで、平安、鎌倉からの風を感じながら、ここで休憩。たったワンコインで最高の贅沢!

今日の大谷は二塁打一本。自身のトレードはなかったが、仲の良いマーシュがトレード。マーシュ送別弾がほしかった。明日は、104年振りの快挙!三度目の正直!昨年から通算すると六度目の正直か。今度は行きそうな気がする。と、いつも言っている(笑)。

では、よい午後を。

コメント (2)
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