気ままに

大船での気ままな生活日誌

西美のフェルメール作品 大谷、第3戦出場のもよう

2024-10-28 11:20:15 | Weblog

おはようございます。

上野の国立西洋美術館の常設展にフェルメール作の”聖プラクセディス”が展示されている。これは、2015年3月17日から展示が開始され、フェルメール好きなぼくは、その初日に見に行っている。いわくつきの作品で、フェルメール作とはいっても疑問がもたれている。しかし、昨年(2023年)にアムステルダムで史上最大規模のフェルメール展が開催され、約35点とされるフェルメールの現存作品のうち、実に28点が展示されたが、そこにこの作品が入っている。フェルメールのおひざ元での展覧会からの”招聘”なので、世界的にも”フェルメール作”と認められてきたのではないだろうか。

この作品はこれまで、写真撮影禁止だったが、先日はほかの作品同様に撮影自由になっていた。アムステルダムでお墨付きをもらった自信か(笑)

ここには、こういう簡単な説明がある。

2015年の初公開のときには、もっと詳しく書かれたリーフレットがあり、ぼくの当時のブログにうつしているので、9年振りに再度紹介したい。

本作(聖プラクセデス)は、1969年に初めて、フェルメール作ではないかという説が出され、その後、ワシントン・ナショナル・ギャラリーの学芸員のフェルメール専門家が、その説を支持する論文を発表し、一躍、有名になった。2014年のオークションで、ある個人収集家(日本人らしい)が本作を購入、2015年に西美に寄託された。これまで、真作か、贋作か、調査研究が行われてきてるが、最終的な結論は得られていない。当館では”フェルメールに帰属”として寄託を受けているので、美術フアンや専門家に実際、観てもらい、検証の機会を提供しようというものだ。

さらに、リーフレットは、こう続ける。本作は、イタリア人画家フェリーチェ・フィケレッリ(1605-60)の同主題に基づいて、23才のフェルメールが模写したものではないかというのだ。そして、二つの絵の写真が並べられている。これをみると、”フェルメール作”は、手に十字架をもつ点が原作とは違っている。さらに、空の青色には高価なラピスラズリも用いられているという。また、フェルメール説のきっかけとなったサインと年記(Meer 1659)が画面に記されているが、筆跡等で反論もあるとのこと。さて、真偽はどうか。いずれにしても、フェルメール全作品制覇を狙う人は、みておかねばならないかも(笑)。真作だろうが、贋作だろうが、とてもいい絵でしたよ。この作品だけ写真撮らせもらえないのは残念!(このときから、9年間、撮影禁止だった)

この日、西美でモネ展を見て来たが、ここも一部だが、写真撮影可能でしたよ。それはのちほど。

大谷、ワールドシリーズ第3戦出場のもよう

昨日、ニ盗の際、左肩の亜脱臼が生じ、痛そうな顔で引き揚げたので、てっきり、治療に時間がかかり、ワールドシリーズの3戦以降は欠場と思われた。ところが、今朝のロバート監督は、もう、ニューヨークに来て練習を開始している、第3戦は本人の希望があれば出場させるとも表明。

そのあとモーニングショーで総選挙結果のああでもないこうでもない論議のあと大谷ドジャーズへ。元大リーガーの井口さんが、ぼくも亜脱臼やってますよ。はずれた肩を入れ直して、テープを貼って、すぐ試合に出場しましたよ。これを聞いて安心しましたね。なにせ、トミージョン手術のリハビリ期間中にホームラン王をとってしまうスーパーマン、大谷選手のこと。こんなことは蚊にさされたようなものかもしれませんね。

こっちまで元気が出てきたぞ(笑)。明日は大谷はジャッジと共にホームランで、5対4でヤンキースに勝たせてあげよう。ロスに帰って優勝を決めたい。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

コメント (6)
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