気ままに

大船での気ままな生活日誌

福田平八郎x琳派 山種美術館 大谷ドジャース、1敗

2024-10-30 22:38:02 | Weblog

こんばんわ。

山種美術館で、没後50年を記念し、”福田平八郎X琳派”展が開催されている。同館では平八郎作品を多数、所蔵していて、ぼくも、個々の作品は何度も見ているが、これほど多数の展示は、(ぼくが見た限りでは)2012年の”福田平八郎と日本画モダン”展以来のことである。そのときは、平八郎の代表作、重文の”漣(さざなみ)”(大阪中之島美術館蔵)が来ていた。今回はそれはないが、山種美術館蔵に個人蔵を含めて26点、加えて平八郎が好んでいた琳派関連の作品も30点ほどある。ぼくには珍しく、小図録も買ったので、そこの写真も載せて記録しておこうと思う。今回は福田平八郎編のみとし、琳派編は次回にと思っている。

福田平八郎は大分に生まれ、京都の美校で学び、1919(大正8)年)には帝展に初入選する。大正期はモティーフを入念に観察し、写実的な作品を制作していたが、昭和に入ると、単純な色面と大胆な構図による独自の画風の作品を制作する。モダン日本画とか呼ばれ、彼自身の言葉では”写実を基本にした装飾画”だそうだ。

(公式サイトによると)徹底した細密描写により写実を極めた大正期の代表作《牡丹》から、造形の特徴を見事に捉えた筍とデザイン的な竹の葉が融合した《筍》、丸みを帯びた餅と直線的な形の折り鶴との対比が見どころの《紅白餅三鶴》(個人蔵)、絶筆とされる《彩秋遊鷽》(個人蔵)まで、初期から晩年にいたる優品の数々を展示している。以下、年代順に並べる。

桃と女 1916(大正 5)年 屏風

牡丹 1924(大正 13)年

鮎 (1940(昭和 15)年)

芥子花 (1940(昭和 15)年頃)

彩秋(1943(昭和 18)年 )柿の葉の紅葉とススキ

筍 (1947(昭和 22)年)

牡丹(1948(昭和 23)年頃 )

桃(1952(昭和 27)年頃)個人蔵

鮎(1956(昭和 31)年)

竹 (1957(昭和 32)年 )個人蔵

紅白餅三鶴 (1960(昭和 35)年頃)個人蔵

漣 (20 世紀(昭和時代) )個人蔵 重文の漣の下絵(?)

鴛鴦(1968(昭和 43)年 )個人蔵

林檎(1970(昭和 45)年)個人蔵

彩秋遊鷽(1971(昭和 46)年)個人蔵 遺作と云われる。初めて見た。

うっとりするような作品ばかりで、楽しめました。(つづく)

大谷ドジャース、1敗

ワールドチャンピオンに王手をかけた大谷ドジャース。初回にフリーマンが(ブレーブス時代からの)ワールドシーズン6試合連続ホームランの離れ業で、先制し、今日もドジャースが4連勝で一気に決まりかと思われた。しかしそうは問屋が卸さなかった。3回にヤンキースのジャッジではなく、若手のボルピ遊撃手が逆転満塁ホームランをかまし、追いすがるドジャースをそのまま突き放した。優勝決定に待ったをかけた。もし、明日も勝てば、優勝決定はロサンジェルスに持ち越される。

このまま勝てば、WSのMVP確実だったフリーマン。こういう活躍を大谷にしてもらいたかった。

大谷は怪我が癒えたようで、スイングも普通に戻った。ヒットも飛ばし、センター大飛球も。ジャッジも初安打でご両人とも復調の兆し。明日は両者にホームランが期待できそう。

また、明日の試合の始球式は元ヤンキースの松井秀喜さんのようだ。

では、おやすみなさい。

いい夢を。


ミロ 絵画(西美)

コメント (4)
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