おはようございます。東北桜旅シリーズも、いよいよ終盤、弘前公園の巻となります。4月23日、秋田駅から、つがる5号に乗って約2時間、弘前駅に到着。まだ、15時15分。駅前のホテルにチェックイン、休む間もなく、いそいそと、駅前からの弘前公園直行100円バスに乗り込む。
東門口へ。車窓からお濠の桜が目に入る!バスの乗客が一斉に歓声!見た目、満開!バスを降りて、お濠の桜を直接みて、老若男女(笑)が異口同音にすご~い!これ以上ない、満開!加えて、天気も最高!こんなに条件の揃う、お花見は一生に一度、あるかないかでは!
実際、この日と翌日、二日間、廻ってみて、生涯最高の花見だったと思う。それだけ素晴らしかった。広大な敷地内の、いくつものエリアにソメイヨシノの古木や若木が咲き揃い、本丸広場には枝垂れ桜が見頃を迎えている。どれか一つのエリアだけ切り取って、東京にもってきたら、それだけで桜の名所になってしまうような、そんな素晴らしさ。吉野の桜もみたけど、弘前は日本一の桜と言っていいだろう。写真もいいっぱい撮ったが、どうまとめていいのか、まだ決められない。それほど、いいとこばかり。とにかく、第一日目の23日午後の”本丸地区”への突入から始めてみようか。
4月23日(木)午後4時以降 晴れ 弘前公園
バスを降りて、すぐのお濠の桜。満開!
東門口をくぐる。
さらに、東内門に向かって歩く。三の丸の満開の桜のトンネル!
三の丸広場も満開の桜!
東内門。その先にみえるのは由緒ある桜。
それは、日本最古のソメイヨシノ!明治25年に寄贈されたという。
案内板。弘前公園内には樹齢百年を越すものが300本以上ある。通常、60~80年の寿命といわれるソメイヨシノ。それをこうして長生きさせる管理技術は日本一と絶賛されている。
ここまだの桜は無料でみられる。ここから先が有料地域。弘前の桜のポスターといえば、背景に弘前城(天守)が定番。そのお城(本丸)の石垣工事が始まっていた。昨年まで内壕であったところの水を抜き、そこを歩けるようにして、開放している。その様子を上から観る。こんな景色は、もちろん初めて。
朱い橋が下乗橋。
弘前城(天守)と桜のツーショットが人気。
朱色の下乗橋からのお城を背景にして撮る人々。一番の人気スポット。この景色は、なんと、今年が最後になる!お城は、石垣工事のため、本丸の岩木山を背景にした本丸広場に移動するのだ。
下乗橋からの最後の雄姿をもう一度
橋を渡ると、御滝桜越しにお城をみることができる。御滝桜は棟方志功の命名だとか。名木の一つ。
これも名木。大正三年植栽。御滝桜より3,4日開花が早く、また、時々、花弁の枚数が7,8枚になるとのこと。
そして、本丸広場に目を向けると、そこには枝垂れ桜の園が! (つづく)