■ 13年ほど前、2年ほど住んでいた茨城県古河市ですが、放射線物質の汚染がちょっと気になっていた。
福島県、宮城県、栃木県に次いで、昨日8月30日文部科学省から茨城県の測定結果が公表された(下記)。
⇒ ① 文部科学省および茨城県による航空機モニタリングの測定結果について(2011.8.30)
・また、毎日新聞(2011.8.30)によると、
『 文部科学省は29日、東京電力福島第1原発から放出されたセシウム137(半減期約30年)の蓄積分布を、原発からおおむね半径100キロ圏内で示した「土壌濃度マップ」を初めて作った。
最も高かったのは、原発がある福島県大熊町で土壌1平方メートル当たり1545万ベクレル。
南相馬市と富岡、大熊、双葉、浪江の各町、飯舘村の6市町村34地点で、チェルノブイリ原発事故(86年)の際に居住が禁止された同148万ベクレルを上回った。
調査は6~7月、文科省と大学など94機関3企業が共同で約2200区画(1区画は2キロ四方)を調べた。1区画内の草も含め任意の場所で集めた5サンプルを混ぜて測定した。
濃度分布の傾向は、文科省が同じ地点で測った空間線量や、航空機で測った空間線量から算出した地表の放射性セシウムの蓄積分布とほぼ一致した。
マップ作成検討会主査の中村尚司・東北大名誉教授(放射線計測)は「直接測った今回のデータは除染作業の参考になる」と話した。』
⇒ ② 福島第一原発から約100km圏内 放射性セシウムの土壌汚染マップ―1
③ 同上―土壌汚染マップ―2 朝日新聞(2011.8.30)
『 さらに、農林水産省は同日(2011.8.29)、福島、宮城、栃木、群馬、茨城、千葉県の農地における放射性セシウム(137と134)の濃度分布図を作った。
調査対象は福島の360地点、他5県の計220地点の水田と畑。飯舘村や相馬市、南相馬市など福島県内の13市町村で、稲の作付けを制限する土壌1キログラム当たり5000ベクレルを上回る地点があった。いずれも文科省ウェブサイト(http://radioactivity.mext.go.jp/ja/)で30日以降閲覧できる。【野田武】』
⇒ ④ 農地の土壌汚染マップ
<参考>
・2011.8.31 福島原発事故 その後(ドイツ ZDF Frontal 21)
・2011.8.8 首都圏の土壌汚染(放射能防護プロジェクト)
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当月累計 R=321k S=0k 年間累計 R=1511k S=64.7k