■ 午前中は料理教室、午後は「再生可能な自然エネルギーの最新状況」を視察されてきた、議員の報告を聴きに行ってきた。
26年前のチェルノブイリ原発事故の後、どのようにして再生可能な自然エネルギーに転換・普及してきて、現時点ではどんな状況なのかを、パワーポイントなどで説明・報告していただいた。( 7/17 7/16 7/14 )
両国とも市民、国民の意識が高く、それが政府を動かし、安心で環境を汚さないエネルギー政策に転換、あらゆる研究・実証試験を経ながら自然エネルギーによる供給電力を増やしてきたという。
デンマークのロラン島では、全需要電力の5倍の電力を自前で発電し(風力、波力、太陽光、燃料電池、他藻による発電など。人口65000人の島で風車は600基あるという)、余分な電力を他所に売電、農業による収入と売電による収入が半々、農家は売電料金が年金代わりなっているという。
自然エネルギーに関連した雇用の創出、農村振興への取り組みも進んでいる。
自然エネルギーによる電力でも、安定供給のための技術が確立されている。
また、幼稚園等での環境教育なども興味深く見せていただいた。
なにも原発がなくとも、支障なく普通の生活ができている、日本の現状のズ~ッと先を行っている感じだった。
ただ、過去に稼働した原発の「使用済み核燃料の処理」の解決方法がないまま-飛行機が飛び立ったが、着陸の方法がわからないまな飛んでいる、と表現されていたー、保管管理に頭を悩ましている現状だった。
世界の趨勢は、チェルノブイリ、スリーマイルド、フクシマの原発事故・放射能汚染の教訓から、人類の生存や地球環境を脅かす原発から撤退している。
今日の料理教室の記事は、明日アップです。