■ 今日は、地域の夏祭り、
連日35~38℃の猛暑日でしたが、
ハプニングで未実施になった、おとといのニンジンのタネまき、
今日ふたたび、土曜日の教室に合流して教わってきた。
<ニンジンのタネまき>
(1)性質と品種
・種子は、一般に発芽率が低く、60~70%くらい
・温度が低すぎたり、高すぎると発芽不良になる
・乾燥に極めて弱い。ダイコンなどに比べ、発芽に多くの水分を必要とする
・発芽適温 15~25℃、35℃以上になるとほとんど発芽しない
(2)畑の準備
・耕土深く、腐食質を多く含み、排水、保水のよい土が適してる。PH 6,5程度
・できるだけ早く完熟堆肥と苦土石灰を前面にバラマキ、よく耕しておく→2耕で化成肥料をまぜる→畝幅を決め→マキ溝をつけ→タネまき→覆土→水やり
・マキ時:7月下旬(年内穫り)~8月上旬(越冬穫り)
まき溝作り
・畝幅 70cmに2条マキ 条のまき溝は、支柱などで土を押して作る
・条間 15cm ・通路幅 55cm
(3)タネまき
・タネ間 2~3cm (間引きなどで、最終的に10cm) ごとに1粒をまいた
ニンジンの種子は、好光性なので、土壌成分が適当であれば覆土は薄いほうがよい(5mmくらい) ただ、この夏は暑いので、先生は1~1.5mmを指示した
タネ(品種:向陽二号、タキイ種苗)
おととおい未実施のⅡ班の畝に、タネまき
散水(水圧で、全方位にクルクルまわり、散水する)
Ⅲ班の畝に、タネまき
(4)除草と間引き
・発芽は、夏は7~10日、冬は15~30日かかる
・間引きは2~3回行う。1回目は芽が2~3枚程度、最後の間引きは芽が6~7枚ころに行う
<他>
Ⅲ班・土曜教室のネギ、シロウリをふくめ、下記の管理作業を行った。
(1)ネギ ニンジンの作業前に行った
追肥
ネギの右根元に敷きワラが敷いてあるが、除草後、そこに有機配合肥料を追肥し、少し土寄せをした
(2)ショウガ
追肥
ほんとうは、一昨日の作業でしたが、未実施でしたので、黒マルチをはがし、配合肥料の「野菜みどり」を一掴みし、ショウガの上にパラパラ追肥し、土寄せを行う
(3)ラッカセイ
土寄せ
同様に、土寄せする。
(4)シロウリ
シロウリの収穫
シロウリを収穫後、除草。
収穫したシロウリは、出席者に分配持ち帰り、道具を片付け後、風とおしのよい古民家で懇親、終了となりました。