
やぁ、たった数日のうちに2機のエンジンをブッ壊した「のりもの倶楽部」南信州版でございます。
こんなことばかりしてるとエンジニアとしての私の信用に関わるな。
今日は出来立てのエンジンでツーリングに出かけたんだけど、
20キロほど走ったところでパワーダウンを感じはじめて、
停車して観察してみたらブローバイのホースからオイル吹いて煙が出ていて、
あわてて帰宅するも実家の村でいよいよエンジンストップ。
親父に軽トラで助けを呼ぶハメになった。
原因は分からないんだけど、
キックがやたら軽くなり圧縮してないような状態。
そう考えるとバルブが曲がったかピストンに原因がありそうなんだけど、
ピストンは新品使って組んだし、
カムもs15カムだから理論上オーバーラップは無く、
派手にダルタイがずれない限りバルブは突かない。
丸いカバー外してみたけどバルタイは問題無く、
原因がサッパリ分からない。
でもオイルとブローバイを吹いてると考えると、
ピストンが抜けたと考えれば説明はつくんだけど、
圧縮が落ちながらも10キロは走れたし、
でもストップした時のキックの手ごたえはスカスカ。
そもそも腰下が壊れるまでは使っていたヘッドとシリンダーを移植しただけだし、
新品のピストンがいきなり穴開くなり割れるなどは考えにくく、
組み間違えだとピストンのクリップが外れてピンがシリンダーを引っかいた、
みたいなのも考えられるけど、
キックがスカスカになるほど深く傷ついたとも考えにくいし、
全く持ってラビリンスだ。
これからなんだが、
このエンジンを修理してると連休には到底間に合わないし、
明日と明後日は仕事でエンジンの積み替えくらいしか時間作れないから、
結局はまたタイガーエンジンを積んで走るしかなさそう。
もしくは連休のツーリングは諦めて預かってるエンジンを作るか。
それでも良いかもしれないね。