団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

こんな死に方をしたいです、まさに理想ですね。

2018-01-18 08:22:46 | 日記
中日新聞の「くらしの作文」に 「一人になって思うこと」というタイトルで
79歳の女性の投稿文が載っていました。



 一人って、こんなに寂しいものなのですね。
私が出かけるとき、あなたは決まって「何時に帰る?」が口癖でした。寂しかったのね。

 先々月、朝食を一緒に食べ、その30分後に倒れ病院へ。
つらい検査に耐えたものの、次の朝には帰らぬ人となってしまったあなた。
55年と8ヶ月、一緒にいても、何も分かってやれなかった私。

 車の免許も、危ないからと取らせず、どんな時でも乗せていくと言ったあなた。
その言葉通り、84歳で亡くなる前まで、医者に連れて行ってくれました。

 私たちには、過ぎた子供たち夫婦と孫に囲まれ、楽しい毎日だったね。
あなたとの最後の夜、「明日はいい。今夜だけそばにいてくれ」と苦しい息の中、
目にいっぱい涙をためて言ったあなたの顔、一生忘れません。

 子供たち夫婦、孫4人全員に会い、最後まで一人一人と話をしていたあなた。
私はベッドの横で、一晩一緒にいて本当に幸せでした。
みんなと話したあと、苦しさの中にも安らかな寝顔。
そして明け方、家族全員が見守る中、静かに旅立っていきました。

 一人になった今、この寂しさを乗り越えて、
いつの日かあなたのそばへ行けることを夢見ています。
それまできっと待っててね。


 以上です。


 幸せなご夫婦ですね。

>「子供たち夫婦、孫4人全員に会い、最後まで一人一人と話をしていたあなた。」。

こんな死に方をしたいです、まさに理想ですね。

>「いつの日かあなたのそばへ行けることを夢見ています。
それまできっと待っててね。」

そんなことをかみさんは言ってくれるのかな?
「待ってなくていいよ」と言うのでは。(苦笑)

>私が出かけるとき、あなたは決まって「何時に帰る?」が口癖でした。寂しかったのね。


これは訊きたくても訊かないようにしています。(笑)




シングル・アゲイン - 竹内まりや
コメント (10)
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