団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

私が家事を好きになることはありえないです。(苦笑)

2018-01-22 05:40:45 | 日記
中日新聞に「妻と夫の定年塾」という西田小夜子さんのエッセーが載っていました。
今回は「変身します」というタイトルでした。


 関白亭主というのは一生「変身」しないのだろうか。
定年退職した夫を尊敬し、毎日世話に明け暮れるのが楽しい、という妻もいる。

 奈緒さんは違った。
「あなた、外出もしないで相変わらず計算の脳トレざんまいね。たまには掃除くらいしてよ」

夫はチラッと奈緒さんを見た。
 「ま、男の方が先に逝くに決まってるから、せめて脳を鍛えておくんだ。
時間ができれば掃除、洗濯、何でも手伝う自信はあるよ」

 「手伝う、って言葉、私は嫌いです。あなたは昔から仕事以外に
趣味がいっぱいあって、家事、育児は放ったらかしてきました。
60歳過ぎて、私もくたびれたの。
時間ができれば、なんて言うけど、今のあなたは毎日が日曜日でしょ。
変身して見たらいかが?」

 夫は妻が何を言いたいのか分からず、黙り込む。
年末の大掃除なども奈緒さんにまかせきりで、ちょこっと窓を拭いたくらいだ。

 「なるほど。手伝うって言葉は確かによくないね。
ぼくは女性はみんな家事が好きで、男は会社で仕事してりゃいい、と思い込んでたよ。
うーん、変身ねえ。変身できるかなあ」

 「あなたはプラモデル作りが上手よね。
細かい手仕事が合ってるのよ。
換気扇なんか分解して掃除するの
熱中しそうだわ。私も助かるし、ごほうびあげちゃう」

 夫は火事に手を出すのを遠慮していたらしい。
やがて脳トレより掃除の方が好きになった。



 以上です。


 私が家事を好きになることはありえないです。(苦笑)
どうしても家事を手伝っていると言う意識は抜けませんね。
このご主人のように手先は器用でないので、換気扇の掃除は逃げています。
若い頃 一度はやったことがありますが疲れてしまったので。

 現役時代は家事をまるっきりしませんでした。
家事の大変さがわかったのは、退職後ですね。

 今は風呂掃除、ご飯の準備、夕食後の洗い物、布団の上げ下げぐらいが、
私の担当ですかね。
私はこれで十分ですが、かみさんは食事を週に2〜3度作って欲しいようです。
まぁ、こればっかりはすぐに作れと言われてもできるものではないですし、
自分の分だけなら、不味くても良いから何とかしますが。(苦笑)










積木の部屋 / 布施明
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする