団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

仲の良いご夫婦だったようですね。

2018-01-23 06:15:29 | 日記
中日新聞の投稿欄に79歳の女性が書かれた「寒さに亡夫思い出す冬」というタイトルの投稿文が載っていました。



 冬になると、8年前の12月5日に81歳で亡くなった夫のことを思うことが増える。

 夫は厳格だった義父と同じ建具職人を目指して17歳から修業し苦労して一人前になった。
1961(昭和36)年2月に私が嫁いだ。
当時は家々に今のような暖房設備はなかった。
自宅の母屋に隣接した作業場で、夫はかじかむ手に息を吹きかけては
黙々と仕事をしていた。

 夫は53年間、朝早くから夕方遅くまで懸命に働いてきた。
70歳を過ぎて仕事を辞め、趣味の読書をしてのんびり暮らし始めたら
体調を崩してしまった。
看護師をしている息子の妻に助けてもらいながら自宅で療養したが、
入退院を繰り返して静かに天国に旅だった。

 夫を一緒に見送ってくれた孫娘2人は今や大学生と社会人になり、
時々私の家に立ち寄って仏壇に手を合わせてくれる。
「また来るからね」と言ってくる孫たちに、私は今元気をもらっている。


 以上です。


 70歳過ぎで仕事を辞められ、これからのんびり好きな読書を
しようと考えられていたら体調を崩されてしまうなんて、
運命は皮肉ですね。(苦笑)

 残された奥様は時々立ち寄ってくださる孫娘さんに
元気をもらわれているようですから、天国のご主人も安心なのでは。

 亡くなられた冬になると、奥様はご主人のことを
思い出されることが多いと書かれています。
仲の良いご夫婦だったようですね。










別涙 因幡晃
コメント (10)
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