団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

私はかみさんの甥っ子に会うと

2018-01-26 06:14:17 | 日記
  中日新聞の「くらしの作文」に、71歳の主婦の方の作文が載っていました。
タイトルは「思いもかけず」でした。



 コインランドリーで洗濯乾燥を終え、店を出ようとしたとき、男性が入ってきました。
すれ違い一呼吸あって「あっ」。「おばさん」「Mちゃん、帰って来てるんだあ」。
ご近所のMちゃんでした。

 Mちゃんは、私の息子たちや近所の子供たちの一番お兄ちゃん格でした。
当時は子供たちと母親で、近くにお弁当を持って出かけたり、
泊まりで旅行に出かけたりもしました。
子供たちも、自然に遊びの中で社会のルールのようなものを学びました。

 Mちゃんの横で、ニコニコして話を聞いていた女の子がいます。
「娘です、中学生ですよ。息子は大学生になりますよ」。
「えっ、もうそんなに大きい子の父親なんだ」
「見て、髪の毛にも白いものが出てきたし」と。

 そうだよね、年月は過ぎているものね。
でも、現実にいる彼は、45歳過ぎの父親だけど、
顔や姿は小さい時のままにしか、私には見えていないんですよ。

 「一年に一度くらいしか帰ってこられないけど、おばさん、元気でいてよね」
 「今日は話もできてうれしかった」と、私の手を包んでくれました。
とっても優しく、あったかかった。
寒さなんか吹っ飛びました。
思いもかけず、Mちゃんとの懐かしくもうれしいひとときでした。


 以上です。



 私はかみさんの甥っ子に会うと、この主婦さんのような感慨に耽りますね。
かみさんの甥っ子は、今や40代の中年真っ盛りですが、
彼の幼稚園時代から知っていますので、中・高校生のお子様と実家に遊びに来て
お父さんをしっかりやっている姿をみると、どうしても彼の幼稚園時代が思い出されてしまいます。
あの兄弟げんかをよくしていた子が立派な大人になって!
当時の彼の姿が、懐かしいです。(笑)





幸せな結末 (Love Generation) - Best of Japan's Love Drama Hits 2
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

運転免許証を返納して3ヶ月ほどたった今、社会との関わりが極端に減ってしまったようだ。

2018-01-25 08:24:00 | 日記
 今朝 自宅の窓から外を見ましたら、雪が凍っていました。
通勤・通学が大変でしょうね。
中学生の孫は自転車通学ですが、うまく学校に着いたでしょうか?
こんな時、私のような自由人はありがたいです。


 ところで中日新聞の読者投稿欄より、57歳の会社員の方が「生活と健康 頭悩ます父」というタイトルで
投稿されています。



 86歳の父は脚が思うように動かせなくなってきて昨年末、要介護・要支援認定のための
自治体の聞き取り調査を受けた。
父は名前、生年月日、今の時刻など、調査員の質問に即座に答えていた。

 思えば父は数ヶ月前まで自分で車を運転して通院、買い物、銀行での用事をこなしていた。
しかし運転免許証を返納して3ヶ月ほどたった今、社会との関わりが極端に減ってしまったようだ。
今後は健康を維持するためにディサービスに通う必要もあるだろう。
10年前まで田畑の管理をしていた父の課題は今、自身の生活と健康について
考えることに変わったのだ。

 私は生きていれば29年後に今の父と同じ年齢になる。
その頃は人工知能(AI)による自動運転が実用化されているかもしれない。
さまざまなものがインターネットにつながる時代となり、
自分の世話は自分でできるようになっている可能性だってある。
流れに身を任せるしかないと思っている。


 以上です。


 投稿者のお父様は運転免許を返納されてから、社会との関わりが極端に減ってしまって
健康を維持するのが難しくなってきたようです。
86歳ともなれば、やはり運転免許は返納された方がいいですね。
ただ交通事情の悪い場所に住んでいらっしゃると、出かけることが少なくなってしまいますよね。

 ご子息が86歳になられた頃はAIによる自動運転は、実用化されていると
思います。そうなれば高年齢になっても運転ができるでしょうね。
さまざまなものもインターネットにつながり、自分の世話も楽できるように
なっている可能性が高いと思います。
会社から自宅のお風呂なども沸かすことができたり、家庭の電気製品なども
コントロールできるようです。

 29年後の世の中は、都会だけではなく、地方も格段に便利になっているかも
しれないですね。
私には、想像がつきません。(笑)









冬物語   フォークローバース
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

同じ時間を共有できることは、かけがえのないこと

2018-01-24 05:45:36 | 日記
中日新聞の読者投稿蘭に「別れの日が来るなんて」というタイトルで、53歳の女性が投稿されていました。



 行きつけの美容室で長年担当してもらった美容師の男性が店を辞めるそうです。
まさかこんな日が来るなんて。
自分の容姿を棚に上げて「この切り抜きの髪形にしてほしい」などとこれまでに
何度となく無理難題を求め、その都度希望をかなえてもらいました。

 美容師の男性は美容の技術もさることながら、
私よりも年齢が若いはずなのに、思えば人間として見習うところの多い人でした。
読書家で、これまでに薦めてもらった本の中には難しくて途中までしか
読めなかったものもありました。

 髪の仕上がりが気に入らず美容師に文句を言ったこともありましたが、
今では、もっと冷静に要望を伝え直すなど自分の方がいろいろ改める
べきだったと後悔しています。

 大学生の息子は進学と同時に家を離れました。
家族でも周りの人でも、永遠に続く関係などないのかもしれません。
同じ時間を共有できることはかけがえのないことなんだと
改めて思いました。


 以上です。


 私は美容室は行ったことはないですが、理髪店には行きます。
今は安い理髪店へ行きますが、現役時代は普通の値段の理髪店に行っていました。(笑)

 でもなかなか気にいる理髪店が見つからないですね〜。(苦笑)
気が合いそうな理髪師さんに会わないです。
そうなると家から近い理髪店さんになってしまっていました。

 この投稿者の方は気に入った美容師さんがいらっしゃったようです。
その美容師さんが辞めてしまわれると、ここ当分次の気にいる美容師さんが
見つかるまで苦労されるでしょうね。
行きつけの美容師さんだと細かい事まで言わなくても
やっていただけるので、助かりますよね。

>家族でも周りの人でも、永遠に続く関係などないのかもしれません。
同じ時間を共有できることはかけがえのないことなんだと
改めて思いました。

 永遠に続く関係などあり得ないです。
ひと時でも同じ時間を共有できるということは、この投稿者さんが
言われるようにかけがえのないことですね。
「一期一会」の意味のように、
出逢う人とは必ず別れる時がきて、今後もう二度と逢えないかもしれない。
だからこそ出逢った人との時間を大切にする。
そのようでありたいですね。





因幡晃 わかって下さい
コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仲の良いご夫婦だったようですね。

2018-01-23 06:15:29 | 日記
中日新聞の投稿欄に79歳の女性が書かれた「寒さに亡夫思い出す冬」というタイトルの投稿文が載っていました。



 冬になると、8年前の12月5日に81歳で亡くなった夫のことを思うことが増える。

 夫は厳格だった義父と同じ建具職人を目指して17歳から修業し苦労して一人前になった。
1961(昭和36)年2月に私が嫁いだ。
当時は家々に今のような暖房設備はなかった。
自宅の母屋に隣接した作業場で、夫はかじかむ手に息を吹きかけては
黙々と仕事をしていた。

 夫は53年間、朝早くから夕方遅くまで懸命に働いてきた。
70歳を過ぎて仕事を辞め、趣味の読書をしてのんびり暮らし始めたら
体調を崩してしまった。
看護師をしている息子の妻に助けてもらいながら自宅で療養したが、
入退院を繰り返して静かに天国に旅だった。

 夫を一緒に見送ってくれた孫娘2人は今や大学生と社会人になり、
時々私の家に立ち寄って仏壇に手を合わせてくれる。
「また来るからね」と言ってくる孫たちに、私は今元気をもらっている。


 以上です。


 70歳過ぎで仕事を辞められ、これからのんびり好きな読書を
しようと考えられていたら体調を崩されてしまうなんて、
運命は皮肉ですね。(苦笑)

 残された奥様は時々立ち寄ってくださる孫娘さんに
元気をもらわれているようですから、天国のご主人も安心なのでは。

 亡くなられた冬になると、奥様はご主人のことを
思い出されることが多いと書かれています。
仲の良いご夫婦だったようですね。










別涙 因幡晃
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私が家事を好きになることはありえないです。(苦笑)

2018-01-22 05:40:45 | 日記
中日新聞に「妻と夫の定年塾」という西田小夜子さんのエッセーが載っていました。
今回は「変身します」というタイトルでした。


 関白亭主というのは一生「変身」しないのだろうか。
定年退職した夫を尊敬し、毎日世話に明け暮れるのが楽しい、という妻もいる。

 奈緒さんは違った。
「あなた、外出もしないで相変わらず計算の脳トレざんまいね。たまには掃除くらいしてよ」

夫はチラッと奈緒さんを見た。
 「ま、男の方が先に逝くに決まってるから、せめて脳を鍛えておくんだ。
時間ができれば掃除、洗濯、何でも手伝う自信はあるよ」

 「手伝う、って言葉、私は嫌いです。あなたは昔から仕事以外に
趣味がいっぱいあって、家事、育児は放ったらかしてきました。
60歳過ぎて、私もくたびれたの。
時間ができれば、なんて言うけど、今のあなたは毎日が日曜日でしょ。
変身して見たらいかが?」

 夫は妻が何を言いたいのか分からず、黙り込む。
年末の大掃除なども奈緒さんにまかせきりで、ちょこっと窓を拭いたくらいだ。

 「なるほど。手伝うって言葉は確かによくないね。
ぼくは女性はみんな家事が好きで、男は会社で仕事してりゃいい、と思い込んでたよ。
うーん、変身ねえ。変身できるかなあ」

 「あなたはプラモデル作りが上手よね。
細かい手仕事が合ってるのよ。
換気扇なんか分解して掃除するの
熱中しそうだわ。私も助かるし、ごほうびあげちゃう」

 夫は火事に手を出すのを遠慮していたらしい。
やがて脳トレより掃除の方が好きになった。



 以上です。


 私が家事を好きになることはありえないです。(苦笑)
どうしても家事を手伝っていると言う意識は抜けませんね。
このご主人のように手先は器用でないので、換気扇の掃除は逃げています。
若い頃 一度はやったことがありますが疲れてしまったので。

 現役時代は家事をまるっきりしませんでした。
家事の大変さがわかったのは、退職後ですね。

 今は風呂掃除、ご飯の準備、夕食後の洗い物、布団の上げ下げぐらいが、
私の担当ですかね。
私はこれで十分ですが、かみさんは食事を週に2〜3度作って欲しいようです。
まぁ、こればっかりはすぐに作れと言われてもできるものではないですし、
自分の分だけなら、不味くても良いから何とかしますが。(苦笑)










積木の部屋 / 布施明
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする