April!今日から4月ですね
突然ですが、ここでご報告を...
わたくし、結婚することになりました。
相手は3歳年下で、ちょっぴり玉山鉄二似、福建省出身の中国人です。無職で前科があるので両親も周囲も大反対しているのですが、彼と比翼の鳥、連理の枝となって、真っ黒な雨空も極寒の冬も乗り越えようと思います。おなかには、彼のややもいますし...
...な~んちゃって♪エイプリルフールの大嘘だっちゅーのでも、何か虚しくなるぐらいバカバカしいウソだな...
皆様、今日はsweet liesもうつきましたか?くれぐれも、シャレになんないウソだけはおつきになりませぬやう♪
「ヴィクトリア女王 世紀の愛」
19世紀のイギリス王室。国王の姪であるヴィクトリアは、自分を操ろうとする母や秘書コンロイを疎ましく思いながら、王位継承者として窮屈な日々を送っていた。そんな彼女の前に、ベルギー王の甥アルバートが現れ...
大英帝国の黄金時代を築いたヴィクトリア女王の、若き日の姿を描いた歴史ロマン。イギリス王室ものが好きな私としては、見逃せなかった作品。華麗で高雅な宮廷で繰り広げられる、血まみれな権力闘争!渦巻く陰謀!ドロドロの愛憎!を期待してたのですが...そんなエキサイティングな血わき肉おどる内容ではありませんでした。ヴィクトリア&アルバートのスウィートでロマンチックなラブストーリーだったのが、ちょっと肩透かしで残念。
ヴィクトリアとアルバートの恋愛に、賤の平民にはありえないから見ていて楽しい、王室ならではの障害とか問題とかがほとんどなく、わりとスムーズに結婚しちゃったのも何かつまんなかった。結婚してからは、そこらの新婚夫婦とあまり変わらないイチャイチャラブラブぶりも、ハッピーに庶民的で親近感というより、ごちそうさま!で?みたいな。アルバートがもっと政治にシャシャリ出て、ヴィクトリアや政治家と軋轢、とかもっと面白く描いてほしかったなあ。ご先祖様のヘンリー8世やエリザベス1世の野蛮な時代に比べると、王室も穏健化してるなあとガッカリ
束縛され支配されるのを嫌うヴィクトリア。女王も大変!可哀想!とは、あまり思えない暮らしぶりだったのも、ちょっと。かなり自由にやりたい放題、言いたい放題だったし。日本の女帝や皇女のほうが、はるかに非人間的で苦しい身分だよなあ。ヴィクトリアの公私に悲劇や苦闘がなく、強烈な悪人も出てこないところが、何かアルコール抜きのワインみたいで物足りなかった。ハーレクインものが好きな人向けかも。「王妃マルゴ」とかTHE TUDORS、杉本苑子の小説「穢土荘厳」や「壇林皇后私譜」とかのドロドロ宮廷ドラマのほうが、私は好きかなあ。
ヴィクトリア女王役は、「プラダを着た悪魔」や「ジェイン・オースティンの読書会」などの新鋭イギリス女優、エミリー・ブラント。
美人でも上品でもないけど、気が強そうで賢そう。威張り方もクールで小気味よい。全然カワイコぶりっこじゃないところに好感。ちょっとギスギスしてるので、女王というより女官長レベルな威厳。
アルバート役は、キーラ・ナイトレイの男として知られるルパート・フレンド。すごく可愛いです。ちょっとディエゴ・ルナ似?ルナちんには萌えるけど、フレンドくんはなぜか萌えないんだよなあ。オーランド・ブルームとかみたいに、フツーに可愛いだけだから?プラスαがない、♂フェロモンが薄い、というか。同じブリティッシュ・アイリッシュ若手なら、イケメンでもビミョーにブサイク入ってるところが個性的な魅力になってるヒュー・ダンシーとかジェームズ・マカヴォイとか、♂臭い野郎系のコリン・ファレルやヘンリー・カヴィルとかのほうが、断然タイプで萌えます。エミリー・ブラント同様、フレンドくんも高貴な王子さま役より侍従役のほうが似合いそう。
ルパート・フレンドよりワタシ的にイケてたのは、女王の補佐メルバーン卿役のポール・ベタニー。
アブない兄ちゃん役をオハコにしてたベタ公、すっかりシブくなりましたね。スラ~っとした長身にコスチュームが似合っててカッコよかった。せっかくベタ公を起用したんだから、メルバーン卿を複雑怪奇な陰謀家キャラにしてほしかったなあ。ただの善い人だったし。
アルバートをイギリスに送り込み、姪のヴィクトリアを遠隔操作しようとするベルギー国王レオポルド役は、きゃ愛しのトーマス・クレッチマンちょっと(いや、かなり?)恰幅がよくなって、メタボ、じゃない、貫禄が出てきたトーマス。チョコチョコっとしか出てきませんが、相変わらずカッチョEです。軍服姿に萌え~ナチ将校以外の軍服もイケてます。やっぱ軍服が似合う俳優No.1かも。
ヴィクトリアを支配しようとする秘書コンロイ役、マーク・ストロングも男前でした。彼ももうちょっとアクの強い悪役だったらなあ。
ヴィクトリアの母役のミランダ・リチャードソンも、もったいない使われ方。せっかくの彼女の怪しさを、もっと活かすキャラにしてほしかった。病的に強欲とか淫乱とか。ただの頼りないママだったし。
話より、オスカーを受賞した衣装とか(女より、男のファッションのほうがオサレに見えた)、庭園の美しさのほうが楽しめました。
ストーリー的には、未亡人になった晩年のヴィクトリア女王を描いた「Queen Victoria 至上の恋」のほうが面白いかも...
突然ですが、ここでご報告を...
わたくし、結婚することになりました。
相手は3歳年下で、ちょっぴり玉山鉄二似、福建省出身の中国人です。無職で前科があるので両親も周囲も大反対しているのですが、彼と比翼の鳥、連理の枝となって、真っ黒な雨空も極寒の冬も乗り越えようと思います。おなかには、彼のややもいますし...
...な~んちゃって♪エイプリルフールの大嘘だっちゅーのでも、何か虚しくなるぐらいバカバカしいウソだな...
皆様、今日はsweet liesもうつきましたか?くれぐれも、シャレになんないウソだけはおつきになりませぬやう♪
「ヴィクトリア女王 世紀の愛」
19世紀のイギリス王室。国王の姪であるヴィクトリアは、自分を操ろうとする母や秘書コンロイを疎ましく思いながら、王位継承者として窮屈な日々を送っていた。そんな彼女の前に、ベルギー王の甥アルバートが現れ...
大英帝国の黄金時代を築いたヴィクトリア女王の、若き日の姿を描いた歴史ロマン。イギリス王室ものが好きな私としては、見逃せなかった作品。華麗で高雅な宮廷で繰り広げられる、血まみれな権力闘争!渦巻く陰謀!ドロドロの愛憎!を期待してたのですが...そんなエキサイティングな血わき肉おどる内容ではありませんでした。ヴィクトリア&アルバートのスウィートでロマンチックなラブストーリーだったのが、ちょっと肩透かしで残念。
ヴィクトリアとアルバートの恋愛に、賤の平民にはありえないから見ていて楽しい、王室ならではの障害とか問題とかがほとんどなく、わりとスムーズに結婚しちゃったのも何かつまんなかった。結婚してからは、そこらの新婚夫婦とあまり変わらないイチャイチャラブラブぶりも、ハッピーに庶民的で親近感というより、ごちそうさま!で?みたいな。アルバートがもっと政治にシャシャリ出て、ヴィクトリアや政治家と軋轢、とかもっと面白く描いてほしかったなあ。ご先祖様のヘンリー8世やエリザベス1世の野蛮な時代に比べると、王室も穏健化してるなあとガッカリ
束縛され支配されるのを嫌うヴィクトリア。女王も大変!可哀想!とは、あまり思えない暮らしぶりだったのも、ちょっと。かなり自由にやりたい放題、言いたい放題だったし。日本の女帝や皇女のほうが、はるかに非人間的で苦しい身分だよなあ。ヴィクトリアの公私に悲劇や苦闘がなく、強烈な悪人も出てこないところが、何かアルコール抜きのワインみたいで物足りなかった。ハーレクインものが好きな人向けかも。「王妃マルゴ」とかTHE TUDORS、杉本苑子の小説「穢土荘厳」や「壇林皇后私譜」とかのドロドロ宮廷ドラマのほうが、私は好きかなあ。
ヴィクトリア女王役は、「プラダを着た悪魔」や「ジェイン・オースティンの読書会」などの新鋭イギリス女優、エミリー・ブラント。
美人でも上品でもないけど、気が強そうで賢そう。威張り方もクールで小気味よい。全然カワイコぶりっこじゃないところに好感。ちょっとギスギスしてるので、女王というより女官長レベルな威厳。
アルバート役は、キーラ・ナイトレイの男として知られるルパート・フレンド。すごく可愛いです。ちょっとディエゴ・ルナ似?ルナちんには萌えるけど、フレンドくんはなぜか萌えないんだよなあ。オーランド・ブルームとかみたいに、フツーに可愛いだけだから?プラスαがない、♂フェロモンが薄い、というか。同じブリティッシュ・アイリッシュ若手なら、イケメンでもビミョーにブサイク入ってるところが個性的な魅力になってるヒュー・ダンシーとかジェームズ・マカヴォイとか、♂臭い野郎系のコリン・ファレルやヘンリー・カヴィルとかのほうが、断然タイプで萌えます。エミリー・ブラント同様、フレンドくんも高貴な王子さま役より侍従役のほうが似合いそう。
ルパート・フレンドよりワタシ的にイケてたのは、女王の補佐メルバーン卿役のポール・ベタニー。
アブない兄ちゃん役をオハコにしてたベタ公、すっかりシブくなりましたね。スラ~っとした長身にコスチュームが似合っててカッコよかった。せっかくベタ公を起用したんだから、メルバーン卿を複雑怪奇な陰謀家キャラにしてほしかったなあ。ただの善い人だったし。
アルバートをイギリスに送り込み、姪のヴィクトリアを遠隔操作しようとするベルギー国王レオポルド役は、きゃ愛しのトーマス・クレッチマンちょっと(いや、かなり?)恰幅がよくなって、メタボ、じゃない、貫禄が出てきたトーマス。チョコチョコっとしか出てきませんが、相変わらずカッチョEです。軍服姿に萌え~ナチ将校以外の軍服もイケてます。やっぱ軍服が似合う俳優No.1かも。
ヴィクトリアを支配しようとする秘書コンロイ役、マーク・ストロングも男前でした。彼ももうちょっとアクの強い悪役だったらなあ。
ヴィクトリアの母役のミランダ・リチャードソンも、もったいない使われ方。せっかくの彼女の怪しさを、もっと活かすキャラにしてほしかった。病的に強欲とか淫乱とか。ただの頼りないママだったし。
話より、オスカーを受賞した衣装とか(女より、男のファッションのほうがオサレに見えた)、庭園の美しさのほうが楽しめました。
ストーリー的には、未亡人になった晩年のヴィクトリア女王を描いた「Queen Victoria 至上の恋」のほうが面白いかも...