「THE TUDORS 背徳の王冠」シーズン2の第8話から最終話まで観ました。
☆女性は子供を産む機械じゃない!
心が離れただけならまだしも、ヘンリーに忌み嫌われ始めて絶体絶命、崖っぷちなアンですが...その悲壮な色香が功を奏して(ランバダみたいなダンスと重なる、激しいエッチシーンが◎!)、再びヘンリーの胤を宿すことに成功。今度こそ男の子を産んでやる!産めなきゃ終わり!これほど切羽詰った妊娠があろうか。女ってやっぱ損な生き物だなあ、とアンを見てて痛感。美しく賢い彼女のような女が、某大臣の問題発言『女性は子供を産む機械』そのものにならざるを得ないなんて。
せっかく起死回生、ラストチャンスの懐妊をしたというのに、ヘンリーとジェーン・シーモアの浮気現場に出くわしてショック、ああ~またまた流産。アン、命運が尽きた...
よくも余の子を~!と怒るヘンリーですが、誰のせいだよ!自分が悪い、というフレーズは、ヘンリーの辞書にはないのです♪
↑↓少年っぽいチャーリーの笑顔が好き
☆讒言!
ヘンリーに、アンとワイアットの浮名を蒸し返すチャーリー。ラブラブの時は効果なしでしたが、アンが疎ましくなってるヘンリーの耳には、甘い毒のように浸透...
ヘンリーって、ほんと怖い男。ほんとに魔女にたぶらかされたと思ってるところが、計算高さとかズル賢さとかとは違う、生粋で天然な暴君気質。理由も理屈も要らない、通用しない男!
☆おんなにも五分の魂
アンがヘンリーに性欲処理用として差し出したデブ娘。ジョージに蔑ろにされまくられた新妻。彼女たちの証言が、ブーリン兄妹を破滅させることに。無力な小物女とナメてた報い!
☆死に至る醜聞!
ジョージ・ブーリン、マーク・スミートン、ヘンリー・ノリス、ウィリアム・ブレアトン。アンとのスキャンダラスな関係をデッチあげられ、次々と逮捕される男たち。足利事件も真っ青な冤罪!アンの元恋人トマス・ワイアットも入獄。非道い拷問を受けてヒー!ギャー!なスミートン、可哀相すぎる!
↑イケメンアサシン、ブレアトン。ヤバカッコよかった♪
☆暗殺成就
すっぽんぽんで祈祷中、逮捕されるブレアトン。アンとヤったんだろ?と尋問され、はぁ?だったけど、はっと気づく。なかなか殺れなかったアンを、思わぬ形で葬る機会を得たことに。次の瞬間には、ヤりました♪と淡々と嘘をつくブレアトン、まさに狂信的自爆テロなヤバい男!でもイケメン♪
☆死刑祭り!
ジョージ、ノリス、ブレアトン、スミートンが次々と処刑台に引っ立てられる。見物の民衆は、お祭り騒ぎで大興奮。トマス・モアの時は悲しみに沈んでいたのに、今回は裏切り者ー!死ねー!と、憎悪丸出しで野次怒号を飛ばしまくり。
虚栄のせいで私は死にます、と言い残し斬首されるジョージ。それを牢の窓から見て号泣するアン。短すぎた兄妹の盛運と栄華。多くの人たちを死なせ悲しませてもぎ奪った権勢の脆さを痛感。
呆然と抜け殻状態のノリス(ただの気のいいおっさんなのに、不運すぎる巻き添え!悲惨!)。落ち着き払ったまま、神の御許へ召されるブレアトン(彼だけはさぞや本望な最期でしょう)。拷問でズタボロ廃人状態、ズルズルと引きずられてくるスミートン。異様な熱気に包まれた血まみれの血祭り、かなり長くて怖かった処刑ステージの最前列で、返り血を浴びて大喜びしてるオバチャンたち、怖すぎ~
☆ヘビの生殺し
ついに処刑されることになったアン。取り乱さず死を受け入れようとするアンですが、ヘンリーのコロコロ変わる気分で、中止になったり延期になったり。可哀相!それにしても。何も死刑にしなくても...流罪とか出家とかじゃダメなの?
☆チャーリーvsトマス・ブーリン
囚人のトマス・ブーリンに、釈放を言い渡すチャーリー。助かった~!と嬉しそうなブーリンに、チャーリーぷっつん!アンとジョージを嫌っていた彼ですが、さすがに娘と息子を犠牲にして命拾いした父親の浅ましさには、人として許し難さを。人情のあるチャーリーが好き。
☆詩人の罪
証拠不十分で釈放されるトマス・ワイアット。よかったね!でも、アンとの不義密通の濡れ衣を着せられ処刑された↑4人と違い、アンの元恋人だったワイアットだけが無罪放免なんて、皮肉すぎる。罪があるのは僕だけだー!と叫ぶワイアット、悲痛でした。
☆さよならアン
ついに処刑の時を迎えるアン。血に飢えた民衆は『早く死ねー!』『いい気味だ!』『ふしだらな売女!』『バチあたり!くたばれー!』etc.老若男女、憎しみに燃える罵詈の嵐!でも、恨みも憎しみも見せず毅然と語りかけるアンに、興奮にたぎっていた民衆もシュンとなり、いつしかひざまずいて彼女の最期を見届けようとします。チャーリーも沈痛な様子でそれにならいます。
斬られようとしているアンの首筋が、悲しくも美しい。フランスから招かれた処刑人が、結構イケメン♪
こうして王妃アンは、断頭台の露と消えたのでした...アーメン。
その頃、ヘンリーは...アンを彷彿とさせる白鳥の剥製に仕込まれた料理を、手づかみでムシャムシャ食ってます人々を食い散らかし、どんどん強く大きくなってゆくヘンリーの魔王っぷり、今後も期待♪
★総括
シーズン2も濃激で面白かったです。ちょっと調味料と着色料をきかせすぎた料理っぽいが。
アン役のナタリー・ドーマーが、なかなか秀逸でした。はじめはビョークにしか見えなかったけど、話が進むにつれ魅力的になっていって惹きつけられました。
ヘンリー、非道すぎる!あんな滅茶苦茶な狂王なのに、みんなに愛されて崇拝されてるのが不思議。まあ、魅力的ではあるんだけど。ジョナサン・リース・マイアーズは今後、もうヘンリー8世にしか見えないかも
チャールズ・ブランドンことヘンリー・カヴィルには、もっと活躍してほしいなあ。萌えセクシー担当なだけで、ぶっちゃけいてもいなくてもいい役だもん。シーズン3&4に期待!
↑この♂な男前さ!貧相な中学生みたいな某アイドルグループのメンバーと同い年とは、ほんと信じられん!新作映画“Immortals”でカヴィたんが演じるのは、ギリシア神話の若き英雄テセウス。ぴったりな役ですねセクシーでカッコいいカヴィたんに早く会いたい!
☆女性は子供を産む機械じゃない!
心が離れただけならまだしも、ヘンリーに忌み嫌われ始めて絶体絶命、崖っぷちなアンですが...その悲壮な色香が功を奏して(ランバダみたいなダンスと重なる、激しいエッチシーンが◎!)、再びヘンリーの胤を宿すことに成功。今度こそ男の子を産んでやる!産めなきゃ終わり!これほど切羽詰った妊娠があろうか。女ってやっぱ損な生き物だなあ、とアンを見てて痛感。美しく賢い彼女のような女が、某大臣の問題発言『女性は子供を産む機械』そのものにならざるを得ないなんて。
せっかく起死回生、ラストチャンスの懐妊をしたというのに、ヘンリーとジェーン・シーモアの浮気現場に出くわしてショック、ああ~またまた流産。アン、命運が尽きた...
よくも余の子を~!と怒るヘンリーですが、誰のせいだよ!自分が悪い、というフレーズは、ヘンリーの辞書にはないのです♪
↑↓少年っぽいチャーリーの笑顔が好き
☆讒言!
ヘンリーに、アンとワイアットの浮名を蒸し返すチャーリー。ラブラブの時は効果なしでしたが、アンが疎ましくなってるヘンリーの耳には、甘い毒のように浸透...
ヘンリーって、ほんと怖い男。ほんとに魔女にたぶらかされたと思ってるところが、計算高さとかズル賢さとかとは違う、生粋で天然な暴君気質。理由も理屈も要らない、通用しない男!
☆おんなにも五分の魂
アンがヘンリーに性欲処理用として差し出したデブ娘。ジョージに蔑ろにされまくられた新妻。彼女たちの証言が、ブーリン兄妹を破滅させることに。無力な小物女とナメてた報い!
☆死に至る醜聞!
ジョージ・ブーリン、マーク・スミートン、ヘンリー・ノリス、ウィリアム・ブレアトン。アンとのスキャンダラスな関係をデッチあげられ、次々と逮捕される男たち。足利事件も真っ青な冤罪!アンの元恋人トマス・ワイアットも入獄。非道い拷問を受けてヒー!ギャー!なスミートン、可哀相すぎる!
↑イケメンアサシン、ブレアトン。ヤバカッコよかった♪
☆暗殺成就
すっぽんぽんで祈祷中、逮捕されるブレアトン。アンとヤったんだろ?と尋問され、はぁ?だったけど、はっと気づく。なかなか殺れなかったアンを、思わぬ形で葬る機会を得たことに。次の瞬間には、ヤりました♪と淡々と嘘をつくブレアトン、まさに狂信的自爆テロなヤバい男!でもイケメン♪
☆死刑祭り!
ジョージ、ノリス、ブレアトン、スミートンが次々と処刑台に引っ立てられる。見物の民衆は、お祭り騒ぎで大興奮。トマス・モアの時は悲しみに沈んでいたのに、今回は裏切り者ー!死ねー!と、憎悪丸出しで野次怒号を飛ばしまくり。
虚栄のせいで私は死にます、と言い残し斬首されるジョージ。それを牢の窓から見て号泣するアン。短すぎた兄妹の盛運と栄華。多くの人たちを死なせ悲しませてもぎ奪った権勢の脆さを痛感。
呆然と抜け殻状態のノリス(ただの気のいいおっさんなのに、不運すぎる巻き添え!悲惨!)。落ち着き払ったまま、神の御許へ召されるブレアトン(彼だけはさぞや本望な最期でしょう)。拷問でズタボロ廃人状態、ズルズルと引きずられてくるスミートン。異様な熱気に包まれた血まみれの血祭り、かなり長くて怖かった処刑ステージの最前列で、返り血を浴びて大喜びしてるオバチャンたち、怖すぎ~
☆ヘビの生殺し
ついに処刑されることになったアン。取り乱さず死を受け入れようとするアンですが、ヘンリーのコロコロ変わる気分で、中止になったり延期になったり。可哀相!それにしても。何も死刑にしなくても...流罪とか出家とかじゃダメなの?
☆チャーリーvsトマス・ブーリン
囚人のトマス・ブーリンに、釈放を言い渡すチャーリー。助かった~!と嬉しそうなブーリンに、チャーリーぷっつん!アンとジョージを嫌っていた彼ですが、さすがに娘と息子を犠牲にして命拾いした父親の浅ましさには、人として許し難さを。人情のあるチャーリーが好き。
☆詩人の罪
証拠不十分で釈放されるトマス・ワイアット。よかったね!でも、アンとの不義密通の濡れ衣を着せられ処刑された↑4人と違い、アンの元恋人だったワイアットだけが無罪放免なんて、皮肉すぎる。罪があるのは僕だけだー!と叫ぶワイアット、悲痛でした。
☆さよならアン
ついに処刑の時を迎えるアン。血に飢えた民衆は『早く死ねー!』『いい気味だ!』『ふしだらな売女!』『バチあたり!くたばれー!』etc.老若男女、憎しみに燃える罵詈の嵐!でも、恨みも憎しみも見せず毅然と語りかけるアンに、興奮にたぎっていた民衆もシュンとなり、いつしかひざまずいて彼女の最期を見届けようとします。チャーリーも沈痛な様子でそれにならいます。
斬られようとしているアンの首筋が、悲しくも美しい。フランスから招かれた処刑人が、結構イケメン♪
こうして王妃アンは、断頭台の露と消えたのでした...アーメン。
その頃、ヘンリーは...アンを彷彿とさせる白鳥の剥製に仕込まれた料理を、手づかみでムシャムシャ食ってます人々を食い散らかし、どんどん強く大きくなってゆくヘンリーの魔王っぷり、今後も期待♪
★総括
シーズン2も濃激で面白かったです。ちょっと調味料と着色料をきかせすぎた料理っぽいが。
アン役のナタリー・ドーマーが、なかなか秀逸でした。はじめはビョークにしか見えなかったけど、話が進むにつれ魅力的になっていって惹きつけられました。
ヘンリー、非道すぎる!あんな滅茶苦茶な狂王なのに、みんなに愛されて崇拝されてるのが不思議。まあ、魅力的ではあるんだけど。ジョナサン・リース・マイアーズは今後、もうヘンリー8世にしか見えないかも
チャールズ・ブランドンことヘンリー・カヴィルには、もっと活躍してほしいなあ。萌えセクシー担当なだけで、ぶっちゃけいてもいなくてもいい役だもん。シーズン3&4に期待!
↑この♂な男前さ!貧相な中学生みたいな某アイドルグループのメンバーと同い年とは、ほんと信じられん!新作映画“Immortals”でカヴィたんが演じるのは、ギリシア神話の若き英雄テセウス。ぴったりな役ですねセクシーでカッコいいカヴィたんに早く会いたい!