ピーターが、またやらかしました。同輩の女の子を泣かせたのです。泣かせたといっても…
なぜか椅子に正座で座ってたピーターを見て、可愛いから写メ撮らせてと女の子が頼んだら…
ピーター『もっと仲良くなったらね♪』
笑顔で拒絶したピーター。苦笑い&軽く引く周囲。ピーターと仲良しだと思ってた女の子は、さらっと残酷なピーターの言葉にショックを受け、しくしく泣き出してしまったとか…
顛末をIくんから聞いて、アホらしい!小学生かよ!と呆れた私ですが。以前にもピーター、彼のことが大好きなイケメンTくん(あだ名なティンカーベル。妖精のようにピーターにまとわりついてるから)を号泣させた前科もあるのです。
ピーター『…めんどくさ』
ピーターのつぶやきを聞き、自分のことを言われたと勘違いしたTくんは、机に突っ伏してメソメソ泣き出したとか。ピーターがめんどくさかったのは仕事のことだったらしいのですが、そのことを聞くと『確かにめんどくさい子ですよ~♪』と笑ってました。
悪気はまったくないところが、ピーターの怖さなんですよねえ。そして、結構ひどい奴なのに嫌われずチヤホヤされてるところが天性というか魔性というか。愛され上手、愛されるにも才能が要るのかなと、ピーターを見てると思わずにはいられません。
明日はピーターと、カープVSロッテ戦、観に行ってきま~す♪
「ある貴婦人の恋」
ゲーテの小説「親和力」を、イタリアの名匠兄弟パオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ監督が映画化。
19世紀初頭のイタリア。伯爵令嬢のカルロッタは、若かりし頃の恋人エドアルドと再会し結婚、田舎にある山荘で暮らし始める。エドアルドの親友オットーネと、カルロッタの養女オッティリアも同居することになり、いつしか愛の四角関係に...
ゲーテ、タヴィアーニ監督、主演はイザベル・ユペール、いったいどんな小難しいゲージュツ映画なのかと身構えてましたが、フタを開けてみれば昼メロ調の文芸ロマンスでした。いい年こいた大人が、いけない恋心や心がわりに悶々、我慢したり妄想したりと、大真面目なぶん見ようによっては滑稽で笑えた。お金とヒマがなければ、恋愛なんかにマジで苦悩できないよなあ、いいご身分だよなあ、と呆れつつ羨ましくなりました。
4人とも不倫な恋心に苦しむのですが、苦しみ方がそれぞれ違ってるのが面白かったです。自分に正直で情熱的なエドアルドが、いちばん理解できるキャラなんですが、あまりにも子供っぽすぎてイライラさせられます。妻の目の前で若い小娘にゾッコンLOVE状態、オッティリアだと思いながらカルロッタを抱いたり、妊娠したカルロッタを置いて家出したり、生まれた赤ちゃんをオットーネに似てるなんて言ったり。恋をするとここまで無神経になれるのか、と呆れた。
後半になると、どんどん悲惨で悲劇的な展開になって、四角関係の救いのない結末に後味の悪さが。話じたいは昼メロの域を超えてないのですが、舞台となる山荘や湖畔や森が瑞々しく撮られていて、こんなところで暮らしてみたい~と嘆息。派手派手しさがなくシンプルで上品かつ高雅な衣装や、召使たちにかしずかれた4人の優雅な生活も見どころかも。
カルロッタ役は、イザベル・ユペール。
不実な夫を赦し、赤ん坊を誤って死なせてしまう養女をも赦し、オットーネとの愛を封印しようとする聖女なヒロイン役なのですが、ユペりんなので女ごころもどこか不可解な味わいが。冷徹な無表情も、感情を内に秘め抑えるための仮面みたいで怖い。嘆きや精神力の強さなども、大げさな演技ではなく淡々と、でも明確に表現してるところが、さすがユペりんです。いつもと違って、クールに狂った異様な言動をしてくれないので物足りないのですが、いつもより柔らかで清楚で可愛いユペりんではありました。最近は巨女が多いので、ユペりんみたいな小柄で華奢な女優は、おばさんだけど可愛いな~と思う。
エドアルド役は、ジャン・ユーグ・アングラード。かつてはフランス美青年といえば彼、な時代もあったけど、最近はお見かけしなくなってますよね。汚いおっさんになった彼は見たくないけど。この映画の頃は、まだ若々しくてカッコいいです。濃いけど繊細な魅力。
オッティリア役のマリー・ジランも、可憐だけど毅然としてて、ブリッコ的なところが全然ないのがいい。オットーネ役の俳優が、もっと男前だったら良かったのになあ。
イタリア語に吹き替えられてて、ユペりんの特徴ある声が聞けなかったのが残念。
ミヒャエル・ハネケ監督の新作や、韓国映画、フィリピン映画にも出演など、相変わらず世界各国の監督から引く手あまたなユペりん。around 60 にしてますます売れっ子なご様子
なぜか椅子に正座で座ってたピーターを見て、可愛いから写メ撮らせてと女の子が頼んだら…
ピーター『もっと仲良くなったらね♪』
笑顔で拒絶したピーター。苦笑い&軽く引く周囲。ピーターと仲良しだと思ってた女の子は、さらっと残酷なピーターの言葉にショックを受け、しくしく泣き出してしまったとか…
顛末をIくんから聞いて、アホらしい!小学生かよ!と呆れた私ですが。以前にもピーター、彼のことが大好きなイケメンTくん(あだ名なティンカーベル。妖精のようにピーターにまとわりついてるから)を号泣させた前科もあるのです。
ピーター『…めんどくさ』
ピーターのつぶやきを聞き、自分のことを言われたと勘違いしたTくんは、机に突っ伏してメソメソ泣き出したとか。ピーターがめんどくさかったのは仕事のことだったらしいのですが、そのことを聞くと『確かにめんどくさい子ですよ~♪』と笑ってました。
悪気はまったくないところが、ピーターの怖さなんですよねえ。そして、結構ひどい奴なのに嫌われずチヤホヤされてるところが天性というか魔性というか。愛され上手、愛されるにも才能が要るのかなと、ピーターを見てると思わずにはいられません。
明日はピーターと、カープVSロッテ戦、観に行ってきま~す♪
「ある貴婦人の恋」
ゲーテの小説「親和力」を、イタリアの名匠兄弟パオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ監督が映画化。
19世紀初頭のイタリア。伯爵令嬢のカルロッタは、若かりし頃の恋人エドアルドと再会し結婚、田舎にある山荘で暮らし始める。エドアルドの親友オットーネと、カルロッタの養女オッティリアも同居することになり、いつしか愛の四角関係に...
ゲーテ、タヴィアーニ監督、主演はイザベル・ユペール、いったいどんな小難しいゲージュツ映画なのかと身構えてましたが、フタを開けてみれば昼メロ調の文芸ロマンスでした。いい年こいた大人が、いけない恋心や心がわりに悶々、我慢したり妄想したりと、大真面目なぶん見ようによっては滑稽で笑えた。お金とヒマがなければ、恋愛なんかにマジで苦悩できないよなあ、いいご身分だよなあ、と呆れつつ羨ましくなりました。
4人とも不倫な恋心に苦しむのですが、苦しみ方がそれぞれ違ってるのが面白かったです。自分に正直で情熱的なエドアルドが、いちばん理解できるキャラなんですが、あまりにも子供っぽすぎてイライラさせられます。妻の目の前で若い小娘にゾッコンLOVE状態、オッティリアだと思いながらカルロッタを抱いたり、妊娠したカルロッタを置いて家出したり、生まれた赤ちゃんをオットーネに似てるなんて言ったり。恋をするとここまで無神経になれるのか、と呆れた。
後半になると、どんどん悲惨で悲劇的な展開になって、四角関係の救いのない結末に後味の悪さが。話じたいは昼メロの域を超えてないのですが、舞台となる山荘や湖畔や森が瑞々しく撮られていて、こんなところで暮らしてみたい~と嘆息。派手派手しさがなくシンプルで上品かつ高雅な衣装や、召使たちにかしずかれた4人の優雅な生活も見どころかも。
カルロッタ役は、イザベル・ユペール。
不実な夫を赦し、赤ん坊を誤って死なせてしまう養女をも赦し、オットーネとの愛を封印しようとする聖女なヒロイン役なのですが、ユペりんなので女ごころもどこか不可解な味わいが。冷徹な無表情も、感情を内に秘め抑えるための仮面みたいで怖い。嘆きや精神力の強さなども、大げさな演技ではなく淡々と、でも明確に表現してるところが、さすがユペりんです。いつもと違って、クールに狂った異様な言動をしてくれないので物足りないのですが、いつもより柔らかで清楚で可愛いユペりんではありました。最近は巨女が多いので、ユペりんみたいな小柄で華奢な女優は、おばさんだけど可愛いな~と思う。
エドアルド役は、ジャン・ユーグ・アングラード。かつてはフランス美青年といえば彼、な時代もあったけど、最近はお見かけしなくなってますよね。汚いおっさんになった彼は見たくないけど。この映画の頃は、まだ若々しくてカッコいいです。濃いけど繊細な魅力。
オッティリア役のマリー・ジランも、可憐だけど毅然としてて、ブリッコ的なところが全然ないのがいい。オットーネ役の俳優が、もっと男前だったら良かったのになあ。
イタリア語に吹き替えられてて、ユペりんの特徴ある声が聞けなかったのが残念。
ミヒャエル・ハネケ監督の新作や、韓国映画、フィリピン映画にも出演など、相変わらず世界各国の監督から引く手あまたなユペりん。around 60 にしてますます売れっ子なご様子