今朝、職場で。ピーターとIくんが私のところに来て、とんでもないニュースを耳に入れてきました。いまだに信じがたい話です。
以前、ここでお話したことがあるのですが、ピーターを慕いすぎてストーカー化してたSくんという男の子。彼は女に約100万円を騙しとられ、スッタモンダしたあげく結局泣き寝入りしてしまったのです。しかもSくん、その女には指一本触れてないらしい。哀れというかバカすぎるというか…と、詐欺事件のことを聞いた時は呆れ嘲笑した私。その後、今朝までSくんのことはすっかり忘れてました。その詐欺女が逮捕されたと知らされるまで。へえ、とうとう捕まったのか、余罪ありそうだもんね、まあ奪われたのが金だけですんでよかったじゃん、木嶋佳苗みたいな女に練炭で殺られる男もいるんだからね、なんてケラケラ笑う私に、ピーターはヘラヘラ笑いながら、
ピーター『ほんとに殺しちゃったんですよぉ~♪自分の親戚を』
えー!!!???マ、マジかよ~!?
今はただ、Sくんが命拾いしてホントに良かったと心から思うだけです…
事件については、いろいろ差しさわりがあるため詳しくお話できないことをご了承ください…ちなみに、Sくんは事件には全く無関係です
お松の独りブラパ映画祭④
「バレンタインデー」
ロサンゼルスを舞台に、複数の男女が恋愛に泣いたり笑ったりするバレンタインの一日を描いたラブコメディ。「プリティ・ウーマン」のゲイリー・マーシャル監督作品。
有名スターがキラ星出演の恋愛群像劇って、「ラブ・アクチュアリー」のヒットで二匹目のドジョウ的に何本か製作されましたが、これもその一本。いちおう有名スターはたくさん出ているのですが、うう~ん?いまいち豪華キャストって感じはしません。軽~いメンツです。おおっと驚嘆したり、この人たち顔合わせて大丈夫だったの?!と観てるほうがハラハラするような、サプライジングでスリリングな顔合わせがなかったのが残念。
お話も…このキャストにしてこの内容ありって感じの軽さです。クリスマスとかバレンタインとか、私のようなイベントに無頓着で無関心な人間からすると、特別な日だからと大騒ぎする登場人物たちに理解も共感もできず、バカらしいとシラケる私って…ほんと寂しい人間なんだなあ~と、自己嫌悪に陥ってしまいました。クリスマスやバレンタインデーに愛のない一日を過ごすのは、可哀想な負け犬なのでしょうか。独りが幸せというのは、やっぱ不幸なのでしょうか。
どのカップルのスッタモンダも、どうでもいいような恋バナの域を出てなかった。もうちょっと大人のビタースウィートなシチュエーションや関係、描けなかったのでしょうか。松じゅんとかカリナが主演でも全然OKな、日本のスペシャルドラマみたいな映画でした。群像劇も、まったく関係がないと思ってた登場人物たちが、巧みに意外な形で絡むのではなく、ただ単に同じ店とかで居合わせるだけ、みたいな工夫もヒネリもないものだったし。次から次に次の登場人物の話の続きに飛ぶので、この人どうなってたっけ?と、話はかなり乱流気味。
有名だけど軽~いキャストは、決して悪くないメンツだとは思うのですが、いかんせん軽い内容なので各々その魅力や演技力を発揮できず、やっつけ仕事で終わってる感じです。それぞれが出ずっぱりでもなく、かといって公平に出番があるわけでもなく、実に散漫。その点、そんなに好きじゃない映画だけど、「ラブ・アクチュアリー」はよくできてたんだなあと今さら感心。
この映画を観たのは、もちろんブラパことブラッドリー・クーパーが目当てです。
飛行機で寝ているスマートなビジネスマン風のブラパ。いや~カッチョEですねえ。カジュアルさが彼の魅力ですが、やっぱあんな外人、そのへんいないですよ。フツーじゃないスターのオーラは出てます。スッチーが色目つかってくるのも当然。男前な寝顔のブラパの肩に、おっさんが馬面を預けて寝入ってます。何このおっさん?ん?よく見りゃジュリア・ロバーツだったプリティウーマンで一世を風靡したジュリロバさんも、華がなくなってすっかり枯れ萎んでしまいましたね。いま流行りの熟女の色気も皆無だし、ほとんどニューハーフと化してます。最近は、ジェームズ・フランコとかアーミー・ハマーとか、若いイケメンをつまみ食いする役が続き、ばばあのくせに!と反感を買うだけの誰得仕事ばかりなジュリロ婆が、今度は今をときめくブラパに魔手を!ヤメテー!逃げてブラパー!と震えながら観てたら、あらら?恐れてた展開にはならず、安堵というか、ちょっと肩すかし。優しく明るく振る舞ってるけど、決してリラックスはしてない、微かに落ちつかなさもある演技は、大女優ジュリロバさんへの緊張感や恐れがにじみ出てたようで、可哀想&可愛いブラパでした。サンドラ・ブロックとかと違ってジュリア・ロバーツはキツそうだから、ブラパもさぞや戦々恐々だったことでしょう(勝手な憶測)。
パリっとしたスーツも似合っててカッチョEけど、悲しいほど出番が少ないブラパ。オスカー候補にまでなる役者に成長したブラパ、今こういった系統の映画に出たら、もっと見せ場も用意されることでしょう。ラストシーンの、恋人と愛を再確認するブラパの優しい笑顔に胸キュン。ブラパがおばさんと恋に落ちることもなく、会いに行ったのが若い美人でもなかったのが、この映画では唯一最大の感動でした。
↑彼氏(!)に甘~いブラパに萌え~。それにしても、このカップルって…どっちがネコでタチなの?!
女優は、猿みたいなジェシカ・アルバ、チリ人妻アニータと激似なジェニファー・ガーナー、これまたニューハーフみたいなジェシカ・ビール(「特攻野郎Aチームでもブラパと共演してましたね)と、派手だけどチープなメンツ。今年のオスカーにブラパ同様ノミネートされてるアン・ハサウェイ(GG賞受賞、おめでと)だけが、女優陣の中では旬の存在。彼氏がいるのにテレクラで稼いでるアン子さんの、卑猥で汚い言葉攻めが笑えます。アクの強い女優たちのガチンコ顔合わせががほとんどないのも、この映画のダメダメさ。ジュリロバVSアン子の、新旧口裂け女対決!髪の掴み合い殴り合いのキャットファイト!ぐらいのサービス、あってもよかったのに。でもま、みんなジュリロバと一緒のシーンがなかったので、いじめられずに安心して仕事できたことでしょう(勝手な憶測)。
男優は、やっぱ軽くて安いメンツが集合。お人よしのアホ男なアシュトン・カッチャー、チャラいエリート役のパトリック・デンプシー。いつもと同じな二人です。男優陣の中で脱ぎを担当してたのは、アン子の彼氏役のトファー・グレイス。ド派手顔のアン子と一緒だと、その地味さが際立ってました。アン子のルージュ塗りたくった大きな口でキスされたら、男の顔は血だらけになったように真っ赤になりそう。地味イケメンなトファーくん、脱いだら結構いい体してます。
あと、往年の名女優シャーリー・マクレーンが元気な姿を見せてました。南に向いてる窓を開け~♪と、今にもジュディ・オングの「魅せられて」を歌い出しそうなドレス?を着て、屋外映画上映会でノーテンキな迷惑行為をする彼女が笑えました。そのシーンもそうなんですが、登場人物たちが自分たちの勝手な都合で暴走しても、周囲の無関係な人たちは誰も怒らず温かいリアクション。アメリカ人ってホント、大らかで親切なんですね。
そうそう、この映画、とりあえずラストクレジットも観たほうがいいです。自身の出世作についてボヤくジュリア・ロバーツが笑えます。やっぱジュリロバさんが、最後の最後にオイシいところをもっていっちゃってます。
↑ベンアフとのオバカなツーショット。大方の予想通り?ジェニファー・ローレンスとデキちゃってたブラパ。かつてベンアフがジェニファー・ロペスとやらかしたバカップルスキャンダルに発展しないよう祈ってます
以前、ここでお話したことがあるのですが、ピーターを慕いすぎてストーカー化してたSくんという男の子。彼は女に約100万円を騙しとられ、スッタモンダしたあげく結局泣き寝入りしてしまったのです。しかもSくん、その女には指一本触れてないらしい。哀れというかバカすぎるというか…と、詐欺事件のことを聞いた時は呆れ嘲笑した私。その後、今朝までSくんのことはすっかり忘れてました。その詐欺女が逮捕されたと知らされるまで。へえ、とうとう捕まったのか、余罪ありそうだもんね、まあ奪われたのが金だけですんでよかったじゃん、木嶋佳苗みたいな女に練炭で殺られる男もいるんだからね、なんてケラケラ笑う私に、ピーターはヘラヘラ笑いながら、
ピーター『ほんとに殺しちゃったんですよぉ~♪自分の親戚を』
えー!!!???マ、マジかよ~!?
今はただ、Sくんが命拾いしてホントに良かったと心から思うだけです…
事件については、いろいろ差しさわりがあるため詳しくお話できないことをご了承ください…ちなみに、Sくんは事件には全く無関係です
お松の独りブラパ映画祭④
「バレンタインデー」
ロサンゼルスを舞台に、複数の男女が恋愛に泣いたり笑ったりするバレンタインの一日を描いたラブコメディ。「プリティ・ウーマン」のゲイリー・マーシャル監督作品。
有名スターがキラ星出演の恋愛群像劇って、「ラブ・アクチュアリー」のヒットで二匹目のドジョウ的に何本か製作されましたが、これもその一本。いちおう有名スターはたくさん出ているのですが、うう~ん?いまいち豪華キャストって感じはしません。軽~いメンツです。おおっと驚嘆したり、この人たち顔合わせて大丈夫だったの?!と観てるほうがハラハラするような、サプライジングでスリリングな顔合わせがなかったのが残念。
お話も…このキャストにしてこの内容ありって感じの軽さです。クリスマスとかバレンタインとか、私のようなイベントに無頓着で無関心な人間からすると、特別な日だからと大騒ぎする登場人物たちに理解も共感もできず、バカらしいとシラケる私って…ほんと寂しい人間なんだなあ~と、自己嫌悪に陥ってしまいました。クリスマスやバレンタインデーに愛のない一日を過ごすのは、可哀想な負け犬なのでしょうか。独りが幸せというのは、やっぱ不幸なのでしょうか。
どのカップルのスッタモンダも、どうでもいいような恋バナの域を出てなかった。もうちょっと大人のビタースウィートなシチュエーションや関係、描けなかったのでしょうか。松じゅんとかカリナが主演でも全然OKな、日本のスペシャルドラマみたいな映画でした。群像劇も、まったく関係がないと思ってた登場人物たちが、巧みに意外な形で絡むのではなく、ただ単に同じ店とかで居合わせるだけ、みたいな工夫もヒネリもないものだったし。次から次に次の登場人物の話の続きに飛ぶので、この人どうなってたっけ?と、話はかなり乱流気味。
有名だけど軽~いキャストは、決して悪くないメンツだとは思うのですが、いかんせん軽い内容なので各々その魅力や演技力を発揮できず、やっつけ仕事で終わってる感じです。それぞれが出ずっぱりでもなく、かといって公平に出番があるわけでもなく、実に散漫。その点、そんなに好きじゃない映画だけど、「ラブ・アクチュアリー」はよくできてたんだなあと今さら感心。
この映画を観たのは、もちろんブラパことブラッドリー・クーパーが目当てです。
飛行機で寝ているスマートなビジネスマン風のブラパ。いや~カッチョEですねえ。カジュアルさが彼の魅力ですが、やっぱあんな外人、そのへんいないですよ。フツーじゃないスターのオーラは出てます。スッチーが色目つかってくるのも当然。男前な寝顔のブラパの肩に、おっさんが馬面を預けて寝入ってます。何このおっさん?ん?よく見りゃジュリア・ロバーツだったプリティウーマンで一世を風靡したジュリロバさんも、華がなくなってすっかり枯れ萎んでしまいましたね。いま流行りの熟女の色気も皆無だし、ほとんどニューハーフと化してます。最近は、ジェームズ・フランコとかアーミー・ハマーとか、若いイケメンをつまみ食いする役が続き、ばばあのくせに!と反感を買うだけの誰得仕事ばかりなジュリロ婆が、今度は今をときめくブラパに魔手を!ヤメテー!逃げてブラパー!と震えながら観てたら、あらら?恐れてた展開にはならず、安堵というか、ちょっと肩すかし。優しく明るく振る舞ってるけど、決してリラックスはしてない、微かに落ちつかなさもある演技は、大女優ジュリロバさんへの緊張感や恐れがにじみ出てたようで、可哀想&可愛いブラパでした。サンドラ・ブロックとかと違ってジュリア・ロバーツはキツそうだから、ブラパもさぞや戦々恐々だったことでしょう(勝手な憶測)。
パリっとしたスーツも似合っててカッチョEけど、悲しいほど出番が少ないブラパ。オスカー候補にまでなる役者に成長したブラパ、今こういった系統の映画に出たら、もっと見せ場も用意されることでしょう。ラストシーンの、恋人と愛を再確認するブラパの優しい笑顔に胸キュン。ブラパがおばさんと恋に落ちることもなく、会いに行ったのが若い美人でもなかったのが、この映画では唯一最大の感動でした。
↑彼氏(!)に甘~いブラパに萌え~。それにしても、このカップルって…どっちがネコでタチなの?!
女優は、猿みたいなジェシカ・アルバ、チリ人妻アニータと激似なジェニファー・ガーナー、これまたニューハーフみたいなジェシカ・ビール(「特攻野郎Aチームでもブラパと共演してましたね)と、派手だけどチープなメンツ。今年のオスカーにブラパ同様ノミネートされてるアン・ハサウェイ(GG賞受賞、おめでと)だけが、女優陣の中では旬の存在。彼氏がいるのにテレクラで稼いでるアン子さんの、卑猥で汚い言葉攻めが笑えます。アクの強い女優たちのガチンコ顔合わせががほとんどないのも、この映画のダメダメさ。ジュリロバVSアン子の、新旧口裂け女対決!髪の掴み合い殴り合いのキャットファイト!ぐらいのサービス、あってもよかったのに。でもま、みんなジュリロバと一緒のシーンがなかったので、いじめられずに安心して仕事できたことでしょう(勝手な憶測)。
男優は、やっぱ軽くて安いメンツが集合。お人よしのアホ男なアシュトン・カッチャー、チャラいエリート役のパトリック・デンプシー。いつもと同じな二人です。男優陣の中で脱ぎを担当してたのは、アン子の彼氏役のトファー・グレイス。ド派手顔のアン子と一緒だと、その地味さが際立ってました。アン子のルージュ塗りたくった大きな口でキスされたら、男の顔は血だらけになったように真っ赤になりそう。地味イケメンなトファーくん、脱いだら結構いい体してます。
あと、往年の名女優シャーリー・マクレーンが元気な姿を見せてました。南に向いてる窓を開け~♪と、今にもジュディ・オングの「魅せられて」を歌い出しそうなドレス?を着て、屋外映画上映会でノーテンキな迷惑行為をする彼女が笑えました。そのシーンもそうなんですが、登場人物たちが自分たちの勝手な都合で暴走しても、周囲の無関係な人たちは誰も怒らず温かいリアクション。アメリカ人ってホント、大らかで親切なんですね。
そうそう、この映画、とりあえずラストクレジットも観たほうがいいです。自身の出世作についてボヤくジュリア・ロバーツが笑えます。やっぱジュリロバさんが、最後の最後にオイシいところをもっていっちゃってます。
↑ベンアフとのオバカなツーショット。大方の予想通り?ジェニファー・ローレンスとデキちゃってたブラパ。かつてベンアフがジェニファー・ロペスとやらかしたバカップルスキャンダルに発展しないよう祈ってます