まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

ハガネの男前☆

2013-09-10 | 北米映画 08~14
 東京オリンピックagain!に、日本中が歓喜と興奮のるつぼですね♪
 どんだけ金バラまいたんだろ?回収できるのかしらん?なんてことしか考えられない、冷めた自分が嫌いです。こういう時、つくづく私って非国民だなあと悲しくなります。
 ワイドショーで、日本側のプレゼンテーションを観たのですが…猪瀬都知事とフェンシングの太田ゆうきの必死さに、ちょっと引いてしまいました。でも、妃殿下のスピーチは素晴らしかったですね。
 でも、7年後か~。たぶん私、生きてないと思う(笑)。皆さんは頑張って、東京オリンピックを盛り上げてくださいね~☆

 「マン・オブ・スティール」
 滅亡寸前の星クリプトンから、生まれたばかりの赤ん坊が宇宙船に乗せられ脱出、地球へとたどり着く。赤ん坊はクラークと名づけられ、優しい夫婦に育てられる。自分の特殊能力に苦しみながら育ったクラークの前に、クリプトン星の生き残りであるゾット将軍が現れる。将軍は地球侵略を目論んでいた…
 子どもの頃TVの日曜洋画劇場で観た、故クリストファー・リーヴ主演のスーパーマンシリーズのリメイク、なのかと思い込んでたら、ぜんぜん違ってたので驚き(戸惑い?)ました。恐ろしい侵略者から地球(ていうか、アメリカ)を守るスーパーマン、という基本的なコンセプトは同じなのですが、最初から最後までシリアスでカッコいい悩める無敵のスーパーマンってのが、ちょっと寂しいというか物足りなかった。蜘蛛男もそうだけど、普段は冴えないヘボ男に韜晦、いざという時には超人に変身!というのが好きなんです。最近のアメコミ映画は、暗くて深刻すぎます。アメリカらしい、陽気でノーテンキなコメディの要素が排除されてたのが、何だか残念でした。
 それと。スーパーマンの独り舞台な活躍ではなく、人間(ていうか、アメリカ人)もスーパーマンと力を合わせて異星人と闘うという内容は、インディペンデンスデイっぽかったです。アメコミは、超人的ヒーローがキャーキャー言って逃げるしかない無力で弱い人間を守る、という設定のほうがワクワクするのになあ。
 俳優よりCGのほうがメインみたいな映画は苦手ですが、ハリウッドのVFXってやっぱスゲーな!と、この作品を観てあらためて感嘆驚嘆しました。「ガッチャマン」の後だったから、なおさら&ひとしお。とにかく、カラダの調子が悪い時には観ないほうがいいほど、ド派手で騒々しい映画ではあります。スーパーマン、地球を守ると同時にメチャクチャに地球を破壊してて、人間も相当殺してますしニューヨークなんか、9・11どころじゃない破壊されっぷりです。スーパーマン、お願いだから広島には来ないでね復興は不可能に近いほど破壊されたニューヨークが、次のシーンではもうすっかり元通りになってたりするのは、苦笑を禁じえません。ウルトラマンシリーズも、怪獣に壊された東京タワーが次週の回には何事もなかったように健在してましたが
 この映画が楽しみで仕方なかった理由は、言うまでもなく新生スーパーマン役にヘンリー・カヴィルが抜擢されたから♪

 カヴィたん、超カッチョよかったですワイルドだけど端正。そして、まさに映画のタイトルに恥じぬ鋼の肉体!やっぱ超人役は、ただイケメンなだけじゃダメなんですよ。ただでさえゴツくてイカついカヴィたんが、ハードなトレーニングの果てに、人間離れしたマッチョマンに。鍛え方がハンパない。カヴィたん、北斗の拳のケンシロウ役もイケるんじゃね?!スーパーマンに変身してない時でも、めちゃくちゃ強そう。クラークがバカ男に絡まれるシーンがあるのですが…ヒラリー・スワンクや吉田サオリーナのほうが強そうなガッチャマンのトーリや綾野剛にならともかく、カヴィたんみたいな男に因縁つけてケンカふっかけるなんて、ありえない~! 
 
 The Tudorsのチャールズ・ブランドン役が最たる例ですが、嵐の連中と同年代とは信じがたいほど、大人の男、♂フェロモン男なカヴィたん。この映画では、年齢のわりに顔がシブくなりすぎな感じも。すでに熟男の風情が出てるし。男盛りにはまだ早いよカヴィたん!でも、しょんぼりしたり、悲しそうな顔してる時のカヴィたんは、ちょっと少年っぽくて可愛かったラスト、新聞記者になったクラーク・ケントもカッコカワイかった
 脇役も、なかなか豪華かつシブいメンツでした。
 スーパーマンの父役は、オーストラリアの元野獣ことラッセル・クロウ。

 最近は、大作映画の脇役が多いラッシーですが、この作品の彼はちょっと痩せて見えるせいか、シブくて野獣だった頃とは違ったカッコよさが。死んでもチョコチョコ出てくるのが嬉しかったです。
 クラーク・ケントを拾って育てる夫婦役が、ケヴィン・コスナーとダイアン・レイン。最盛期の二人を知ってる映画ファンからしたら、感慨深いほど老けてしまってます…もう見た目はおじいさん・おばあさんだった…
 敵のゾット将軍役は、レオ&おケイさんの「レボリューショナリー・ロード」での怪優ぶりが忘れがたいマイケル・シャノン。見た目はヤバい人ですが、キャラ的には悪役って感じはしなかった。故郷の星を再興するために粉骨砕身、死ぬもの狂いなあまり暴走、みたいな。ラスト、ブラックスーパーマンに変身する姿はなかなかカッコよかったです。
 ヒロイン役は、売れっ子のエイミー・アダムス。庶民的に地味になったニコール・キッドマン?に見えた。破壊されまくった街をバックに、彼女とスーパーマンがキッスするシーンに何か笑ってしまった。口吸い合ってる場合じゃねえだろ~と。
 恋愛もするスーパーマン、その性生活ってどんなんだろ、なんてヘンなことがすごく気になってしまった。人間と同じなのかしらん?それとも、セックスもスーパーなのか?!
 パート2はあるのかな。もうオナカイッパイかも。噂によると、蜘蛛男の競演する映画が企画されてるとか?うう~ん…???
 余談ですが…映画が始まる前の企業CMが、長すぎる~!!あれって、どこの映画館もなのでしょうか?!広島バルトは特に酷い気がする!

 ↑知る人ぞ知る英国のイケメンだったカヴィたんも、とうとうハリウッド大作に主演するまでになったんだなあ~と感無量。The Tudorsのチャールズ・ブランドンは、ほんと激エロかつ可愛かったなあ。男汁出しまくりだけど、優しそうで可愛い、というのがカヴィたんの魅力ですね
 
コメント (2)
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