早いもので、もう八月ですね
今日、カープ勝ちました~巨人に逆転勝ち!やれ嬉しや相手が巨人なので、歓びもひとしおじゃのお。カープが勝つと、嬉しさ以上にホっとしてしまう私…今夜はぐっすり眠れそうです♪
前回、不死鳥のごとく甦った福井優也が、今夜もやってくれました!ふっくん、完全復活かのお♪何か彼、男前ぶりも上がってきてますよね~
巨人撃退記念!若鯉食いしん坊バンザイ♪
↑ふっくん、こんな可愛い姿は珍しいのお~
↑プリンスどうばやちん、こんな彼氏に何でもおごってあげたいのお~
↑イマムー、野生のカピバラ
↑ノムスケ、相変わらず夜は元モー娘の女子アナに食べられてるのかな…
↑大瀬良くん、わしにもガブっと食らいついてや~
↑マエケン、鬼嫁から大好きな駄菓子も禁じられてる?!
「プリズナーズ」
感謝祭を祝っていたケラーとフランクリン両家の幼い娘たちが、忽然と姿を消す。刑事のロキはアレックスという青年を逮捕するが、知的障害のある彼からは何も聞き出すことができない。保釈となったアレックスを犯人と信じるケラーは、アレックスを拉致監禁し、娘を見つけ出すために彼を拷問するが…
いや~。評判通り、すごく面白かったです!クリミナルマインド劇場版?みたいな内容ですが、軽いクリマイに比べると、ものすごく重くて暗い。長い悪夢を見ているような感覚。その陰鬱さ、重苦しさに、面白いけど早く終わってくれ~!これ以上イヤな展開にならないで~!と祈るような気持ちになってしまいました。
私、今も昔も何がいちばん怖く、何がいちばん許せないかって…幼い子どもが犠牲者になってしまう犯罪ほど、心肝を寒からしめ、憤りを感じるものはありません。特に、私がトラウマ的に小さい頃から恐怖を感じているのが、誘拐殺人です。カネ目当て、イタズラ目当て…身勝手で醜い欲望で、何の罪もない幼子を汚して殺すなんて、鬼畜というもおろかです。もし自分が誘拐されて、そして…という恐怖に憑かれ、独りで外に行けなくなったり、眠れなくなったこともあった幼少時代を、この映画を観ながら思い出してしまいました。被害者の子どもの恐怖は、想像を絶するものがありますが、子どもの両親に与える恐怖もまた筆舌に尽くしがたい。他人の、子どもをもったことのない私でさえ、子どもが殺される事件には理性を失いそうになるのだから、被害者の両親の怒りや悲しみはいかほどか。その痛みを想像しただけで、暗澹となってしまいます。鏡子ちゃん事件とか、ノンちゃん事件とか、宮崎勤の連続幼女誘拐殺人事件とか、飯塚事件とか…私が被害者の子どもの親なら、発狂するかもしれない。
この映画の主人公ケラーもまた、子どもへの愛ゆえに狂ってしまった男。アレックスへの呵責なき拷問は、目を背けたくなるほど酸鼻を極めた苛烈さ、残酷さ。彼がこしらえる“拷問部屋”が、怖すぎ~私なら、やってもないことでもやりましたー!!早くここから出してくれー!!とゲロるでしょう。非道な犯罪のために、自分も非道になってしまった悲劇が痛すぎます。狂ってる…けど、その狂気も、理解できないわけではないというか…ケラーは極端すぎますが、多かれ少なかれ、子どもを奪われた親が正気を保つことは不可能でしょうし。
ケラーの暴走も戦慄ものですが、いとも簡単に子どもがさらわれてしまう、見つからない、という恐怖や、おかしな連中が近くにウヨウヨいる、という不安も、この映画は観る者にジワジワと伝えてきます。そして、ちょっとヘンだったり、人と違ってたりしたら、すぐに犯罪者扱いされてしまう恐ろしさも。アレックス、誰がどう見てもオマエが犯人に決まってる!と思いこませてしまうルックスとキャラ。損というか、もう宿業に近い悲劇ですよね~。
暗くて重いけど、二転三転するドンデン返しに惹きこまれます。え!おまえだったのか?!と思ったら、やっぱりあんたか!と思ったら、そ、そうきたか!な、ラスト近くは怒涛の驚き展開。小道具の使い方や伏線の張り方も巧みで、秀逸な脚本に感嘆です。
俳優たちの熱演、好演、存在感も魅力的です。
ケラー役のヒュー・ジャックマン、なかなか鬼気迫る演技でした。迫力あるコワレっぷり。でも、おヒューさん自身はココロもカラダも屈強そうで、とても優しい善い人というイメージが強いせいもあってか、き○がいや外道になりきれたら楽なのに、という悲しい正常さがキャラに面白さと深みを与えていたように思えました。
おヒューさんが動の熱演なら、刑事ロキ役のジェイク・ギレンホールは静の熱演でしょうか。冷静沈着で思慮深く、被害者への思いやりや同情を忘れないロキ刑事のキャラは、好感度の高いものでした。それにしても…ジェイクもすっかり大人の男になりましたね。でもまだそんなにおっさんでもないのに、もう人生の酸いも甘いも知り尽くしたかのような、悲しげな優しさが素敵でした。40過ぎて、まだ『よろしこ』なんて中学生レベルな台詞を口にする役しかできない中年アイドルとは、熟成の度合いが違いますね。この映画でも、彼の長い睫がすごく印象的です。
もうひとりの被害者の父、フランクリン役のテレンス・ハワードも、相変わらず男前。顔が可愛い!黒人男優の中では、いちばん好きです。すごい若く見えるので、妻役のヴィオラ・デイヴィスが彼の母ちゃんに見えてしまった(笑)。
主役二人をかすませるインパクトといえば、アレックス役のポール・ダノ。
あわわわ…出てきた瞬間から、電波人の危険すぎる電流が走りまくり。見た目もヤバいけど、まともなコミュニケーション不可能なキャラも、不気味というか、これいいのかな~?マズくないか?!と気まずくなるような、近年まれに見るスレスレ系です。ヤバい電波人をやらせたら、最近は無敵状態な若き怪優ポール・ダノ。観客の神経を逆なでし、惑わせる怪演が見事です。あと、もうひとりの容疑者の男も、電波すぎます。彼の家で発見されるもの、まさにギョエ~です。こんな人たちが住んでるあの町、まさに地獄の一丁目です。
↑二人とも、演技に対して常にチャレンジや向上心があって、ほんと役者の鑑な男たちですよね~。日本の何ちゃって俳優は、彼らを見習って!
今日、カープ勝ちました~巨人に逆転勝ち!やれ嬉しや相手が巨人なので、歓びもひとしおじゃのお。カープが勝つと、嬉しさ以上にホっとしてしまう私…今夜はぐっすり眠れそうです♪
前回、不死鳥のごとく甦った福井優也が、今夜もやってくれました!ふっくん、完全復活かのお♪何か彼、男前ぶりも上がってきてますよね~
巨人撃退記念!若鯉食いしん坊バンザイ♪
↑ふっくん、こんな可愛い姿は珍しいのお~
↑プリンスどうばやちん、こんな彼氏に何でもおごってあげたいのお~
↑イマムー、野生のカピバラ
↑ノムスケ、相変わらず夜は元モー娘の女子アナに食べられてるのかな…
↑大瀬良くん、わしにもガブっと食らいついてや~
↑マエケン、鬼嫁から大好きな駄菓子も禁じられてる?!
「プリズナーズ」
感謝祭を祝っていたケラーとフランクリン両家の幼い娘たちが、忽然と姿を消す。刑事のロキはアレックスという青年を逮捕するが、知的障害のある彼からは何も聞き出すことができない。保釈となったアレックスを犯人と信じるケラーは、アレックスを拉致監禁し、娘を見つけ出すために彼を拷問するが…
いや~。評判通り、すごく面白かったです!クリミナルマインド劇場版?みたいな内容ですが、軽いクリマイに比べると、ものすごく重くて暗い。長い悪夢を見ているような感覚。その陰鬱さ、重苦しさに、面白いけど早く終わってくれ~!これ以上イヤな展開にならないで~!と祈るような気持ちになってしまいました。
私、今も昔も何がいちばん怖く、何がいちばん許せないかって…幼い子どもが犠牲者になってしまう犯罪ほど、心肝を寒からしめ、憤りを感じるものはありません。特に、私がトラウマ的に小さい頃から恐怖を感じているのが、誘拐殺人です。カネ目当て、イタズラ目当て…身勝手で醜い欲望で、何の罪もない幼子を汚して殺すなんて、鬼畜というもおろかです。もし自分が誘拐されて、そして…という恐怖に憑かれ、独りで外に行けなくなったり、眠れなくなったこともあった幼少時代を、この映画を観ながら思い出してしまいました。被害者の子どもの恐怖は、想像を絶するものがありますが、子どもの両親に与える恐怖もまた筆舌に尽くしがたい。他人の、子どもをもったことのない私でさえ、子どもが殺される事件には理性を失いそうになるのだから、被害者の両親の怒りや悲しみはいかほどか。その痛みを想像しただけで、暗澹となってしまいます。鏡子ちゃん事件とか、ノンちゃん事件とか、宮崎勤の連続幼女誘拐殺人事件とか、飯塚事件とか…私が被害者の子どもの親なら、発狂するかもしれない。
この映画の主人公ケラーもまた、子どもへの愛ゆえに狂ってしまった男。アレックスへの呵責なき拷問は、目を背けたくなるほど酸鼻を極めた苛烈さ、残酷さ。彼がこしらえる“拷問部屋”が、怖すぎ~私なら、やってもないことでもやりましたー!!早くここから出してくれー!!とゲロるでしょう。非道な犯罪のために、自分も非道になってしまった悲劇が痛すぎます。狂ってる…けど、その狂気も、理解できないわけではないというか…ケラーは極端すぎますが、多かれ少なかれ、子どもを奪われた親が正気を保つことは不可能でしょうし。
ケラーの暴走も戦慄ものですが、いとも簡単に子どもがさらわれてしまう、見つからない、という恐怖や、おかしな連中が近くにウヨウヨいる、という不安も、この映画は観る者にジワジワと伝えてきます。そして、ちょっとヘンだったり、人と違ってたりしたら、すぐに犯罪者扱いされてしまう恐ろしさも。アレックス、誰がどう見てもオマエが犯人に決まってる!と思いこませてしまうルックスとキャラ。損というか、もう宿業に近い悲劇ですよね~。
暗くて重いけど、二転三転するドンデン返しに惹きこまれます。え!おまえだったのか?!と思ったら、やっぱりあんたか!と思ったら、そ、そうきたか!な、ラスト近くは怒涛の驚き展開。小道具の使い方や伏線の張り方も巧みで、秀逸な脚本に感嘆です。
俳優たちの熱演、好演、存在感も魅力的です。
ケラー役のヒュー・ジャックマン、なかなか鬼気迫る演技でした。迫力あるコワレっぷり。でも、おヒューさん自身はココロもカラダも屈強そうで、とても優しい善い人というイメージが強いせいもあってか、き○がいや外道になりきれたら楽なのに、という悲しい正常さがキャラに面白さと深みを与えていたように思えました。
おヒューさんが動の熱演なら、刑事ロキ役のジェイク・ギレンホールは静の熱演でしょうか。冷静沈着で思慮深く、被害者への思いやりや同情を忘れないロキ刑事のキャラは、好感度の高いものでした。それにしても…ジェイクもすっかり大人の男になりましたね。でもまだそんなにおっさんでもないのに、もう人生の酸いも甘いも知り尽くしたかのような、悲しげな優しさが素敵でした。40過ぎて、まだ『よろしこ』なんて中学生レベルな台詞を口にする役しかできない中年アイドルとは、熟成の度合いが違いますね。この映画でも、彼の長い睫がすごく印象的です。
もうひとりの被害者の父、フランクリン役のテレンス・ハワードも、相変わらず男前。顔が可愛い!黒人男優の中では、いちばん好きです。すごい若く見えるので、妻役のヴィオラ・デイヴィスが彼の母ちゃんに見えてしまった(笑)。
主役二人をかすませるインパクトといえば、アレックス役のポール・ダノ。
あわわわ…出てきた瞬間から、電波人の危険すぎる電流が走りまくり。見た目もヤバいけど、まともなコミュニケーション不可能なキャラも、不気味というか、これいいのかな~?マズくないか?!と気まずくなるような、近年まれに見るスレスレ系です。ヤバい電波人をやらせたら、最近は無敵状態な若き怪優ポール・ダノ。観客の神経を逆なでし、惑わせる怪演が見事です。あと、もうひとりの容疑者の男も、電波すぎます。彼の家で発見されるもの、まさにギョエ~です。こんな人たちが住んでるあの町、まさに地獄の一丁目です。
↑二人とも、演技に対して常にチャレンジや向上心があって、ほんと役者の鑑な男たちですよね~。日本の何ちゃって俳優は、彼らを見習って!