まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

おっさんずラブ⑦ ウェディングベルだお

2018-06-03 | 日本のドラマ(連続)
 「おっさんずラブ」最終回を観ました~(^^♪

☆今度は部長と同棲
 牧くんが出て行ってしまい、またもとの自堕落男に戻ってしまった春たんを見かねて、ていうか、チャンスを狙って、黒澤部長が春たん宅に住みつくように。牧くん同様、まめまめしく春たんの世話を焼く部長。牧くんといる時と同様、幸せな甘えん坊な春たん…ええ~?!何か私には理解できない不思議な展開だわ。春たん、流されやすすぎなのか、切り替え上手なのか。牧くんと別れて、あまりのショックでコワレてしまった自暴自棄、でもなさそうで、『牧とはごくフツーの先輩後輩に戻った』と、何もなかったみたいに牧くんと接してる様子は、病的な鈍感さ、神経の太さ。逆に牧くんは、無理して平静を装ってるみたいで痛ましい。自分は身を退いて傷を抱えたままなのに、相手は目の前で何とも思ってなさそう、しかも自分のよく知ってる相手と幸せになってる、なんて地獄絵図だわ~。春たんと牧くんの精神のタフさが驚異です。

☆フラッシュモブ・プロポーズ
 周囲がいきなり静止したり踊りだしたり、という演出で春たんに結婚を申し込む部長。フラッシュモブに驚いたり嬉しそうな春たんが、めちゃ可愛い!一緒に踊る春たん、いや、田中圭、その若々しい雰囲気といいスタイルのよさといい、とても30過ぎた2児のパパには見えん!
 部長、いや、吉田鋼太郎のミュージカル舞台みたいなダンサブル演技もゴキゲンで、オチャメ&カッコよかった!ああいう演出、どこに頼めばしてくれるのかな?お金もかかりそう。

☆俺はおまえをあきらめきれない!
 牧くんに掴みかかかり、そう訴える武川主任。彼ってクールだけど誰よりも言動が情熱的で、その男の荒々しさと切なさに萌え~。

☆傷つく前に逃げただけ
 ちずにそう打ち明ける牧くん。春たん、優しいけど安心はさせてくれない男だもんね。しょせんはノンケ、いつか気の迷いだった、間違いだった、とか言われたらと想像しただけで、逃げたくなりますよね。ちず『足、長すぎるんだよ!!』牧『謎のいい体!!あれ何なんだよ!!』と、ちずと牧くんが橋の上で叫ぶシーンが、見た目もいい男でもある春たんのこと、二人とも大好きなんだな~と、微笑ましくも切なかったです。でもほんと、春たんの肉体美は、このドラマ最大の謎ですよね(笑)。
☆ハルマロ
 ハルタ=下の名前、だと思い込んでたマロは、春たん以上の天然アホ。春×マロのやりとりももう見納め、かと思うと寂しいわ~…

☆すれちがい
 牧くんとの待ち合わせ場所に向かう春たんですが、途中で倒れてるおばあさんとか、牧が携帯を会社に忘れてるとか、ベタすぎるすれちがい演出で笑えた。
☆ウェディングだお
 春たん、白い花婿タキシード姿も超カッコいい!何着てもほんと似合いますね~。こりゃみんな惚れるわ。
 ほんとうの気持ちに気づく春たんに、部長は乙女な花嫁からシブい部長にモードチェンジ、涙をのんでカッコよく春たんに、牧のもとへ行け!と上司命令。部長、可哀想すぎるお!でも、春たんに迷いがあると知りながら、かなり性急に強引に結婚までもっていったのもマズかったわな。
 披露宴で、花婿に逃げられた花嫁を温かく迎える元妻の蝶子や部下たち。みんな、ほんま優しい!蝶ネクタイのマロがカッコカワイかった♡

☆ただいま
 牧くんにプロポーズする春たん。しっかりと抱き合い泣きながら、牧『ただいま』春たん『おかえり』…ちょっと遠回り、寄り道もしたけど、お互いを信じて困難にも打ち克って、末長くお幸せに!それにしても。オリンピックでの羽生くんのただいまには背筋ゾっだったけど、牧くんのには胸ジンだったわ。
☆ついに合体?
 めでたく元サヤとなった春たん&牧くん。イチャイチャじゃれ合ってると、はっと春たんが驚きの表情。牧くんは笑顔で『俺、もうガマンしないって決めたから』…これって、牧くんの巨根が反応してて、それに春たんがビックリした、というシーンですよね?!

 ↑牧×春

 ↑春×牧
 ついに体も結ばれる、と予感させてジ・エンド。でもしつこいようだけど、どっちが攻めでどっちが受けなのだろう?これって腐には超重要!私は春×牧がいいけど。でも牧くん巨根だしね~(笑)。リバはイヤだな。

★総括
 最高に面白い、それでいて感動的なドラマでした!こんなに笑えて胸キュンなドラマ、初めて観たかも。同性愛への優しい、温かい目線も素晴らしかったです。現実には世の中こんなに理解も寛大さもないけど、こうなればいいな、なれるはず、という前向きな理想も抱ける内容でした。
 俳優たちの一世一代の名演に、毎回瞠目!カンヌで賞とってる映画どころじゃないクオリティの高さでしたよ。特に田中圭の壮絶な顔芸、パニック演技は圧巻でした。見た目のカッコよさも神ってた。吉田鋼太郎に食われなかった、むしろ圧倒してたのが驚異でした。私の中では田中圭が30代最高の男優に踊りでました。
 激シブ乙女おじさん、という世にも稀な珍役を、カッコよく可愛く演じた吉田鋼太郎も、TV史に残る名演でした。林遣都くんも細やかな演技が秀逸で、役者として成長したな~と感嘆。

 脇役もみんな強烈かつチャーミングだった。特にマイマイ役の伊藤修子、マロ役の金子大地は、今後も追っかけするでしょう。
 その後を描く続編も観たい!キャストをあらためて新おっさんずラブも面白そう。マロ×蝶子の年の差恋愛スピンオフも大歓迎。ピエール・ニネの「年下のカレ」ゆとり版になりそうで笑えそう!

 最優秀賞 田中圭
 優秀賞 吉田鋼太郎 林遣都
 悪くなかったで賞 眞島秀明 大塚寧々 伊藤修子 金子大地 内田理央

 韓流でリメイクされるとしたら、春たんはチョン・ジョンミョンかユ・アイン、牧くんはユ・スンホかイ・ジェフンがいいかも。部長は、理想はイ・ビョンホン!本来はおバカコメディも得意なビョン吉さんなので、ダンディにカッコよく乙女熟年を演じてくれそう!

 ↑ハルマキforever!お幸せに~
コメント (5)
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