「Maya」
シリアでテロ組織に拘束されていたフランス人ジャーナリストのガブリエルは、解放後にインドのゴアで静養生活を始める。旧友の娘マヤと親しくなるガブリエルだったが…
ミア・ハンセン・ラブ監督の日本未公開作。佳作なのにもったいない。ラブ監督の「未来よ こんにちは」でイザベル・ユペールの教え子役だったロマン・コリンカが、主役のガブリエルを演じてます。「未来よ こんにちは」でMYイケメンレーダーをビビビとさせたコリンカくん、主演に格上げされたこの作品では、さらにイケメン!
ちょっと見、顔はガエル・ガルシア・ベルナル+ザック・エフロン、みたいな?イケメンなだけでなく、雰囲気が優しそうで知的で育ちがよさげ。パリでもゴアでも高価そうな服なんか着てないんだけど、何を着ても洗練されて見えるんですよね~。パリの街を歩きながら、カフェで人を待ちながら煙草を吸ってる時の彼、めっちゃカッコいいんですよ~。ポイ捨てはダメ!だけど、ポイ捨ての仕方さえサマになってるんです。バリバリの主役なので、出ずっぱりなのも嬉しい。どこを切ってもコリンカなコリンカ金太郎飴な映画でした。
そして、なぜかやたらと脱ぐコリンカくん。初登場からしても、全裸シャワーシーンだったし!美尻を披露した後も、パリでもゴアでも上半身裸になりまくるコリンカ。バキバキに鍛えた筋肉見ろやー!な肉体ではないけど、胸板が厚くいい具合に引き締まって、胸毛とか全然ないきれいな細マッチョ。あれぐらいが理想的ですね~。着衣だとほっそりスマートなところもトレビアン。顔といい体といい雰囲気といい、こんな外人彼氏ほしいわ~なコリンカasガブリエルでした。流暢な英語も、フランス人イケメンだからソソるんですよね~。
コリンカくんのどこかいつも遠い目が、ガブリエルの内省的な性格をよく表していたと思います。異国インドでの独り暮らし、インド国内を独り旅、女性たちとの深入りしない恋愛関係など、独りが好きなんだな思わせるガブリエル。そのせいでマヤを傷つけてしまうのですが、優しく知的で孤独癖のあるイケメンとか、反則に近い魅力ですよね。恋愛には向いてないガブリエルみたいな男、女性にとってはちょっと厄介だけど、ご本人も何か気の毒。モテようとか女とヤリたいなんて全然思ってないのに、女が寄ってきちゃうもんね。ガブリエルの愛を拒む優しい冷たさもまた、イケメンだけに許される魅力でした。
マヤ役のアーシ・バナルジーも、聡明そうな美人&好演。マヤは18歳ぐらいの設定?年上のイケメンフランス男への、さりげなく遠慮がちなマヤのLOVEモーションが可愛くてけなげでした。マヤの気持ちに気づきながらも、彼女を子ども扱いして優しくスルーするガブリエルの紳士ぶりも、もどかしくて胸キュン。
インド旅行気分になれるのも、この映画の魅力です。インドといえば、人がいっぱいでゴチャゴチャ混沌、貧乏で不潔というイメージですが、この映画のゴアは清潔で閑静な町でした。マヤのパパが営むホテルも素敵。マヤは富裕層の娘で、ライフスタイルも上品でリッチ。極貧の最下層の描写はなかったけど、インドも格差が厳しそう。ガブリエルが列車で回るインドのローカルや庶民の暮らし、古い宮殿などもインド情緒あふれていて興味深かったです。暑そうだけど乾燥しているので、汗ダクダクベタベタにならないところが、さすがインドだと思いました。
↑ ロマン・コリンカ、1986年生まれの現在37歳。名優ジャン・ルイ・トランティニャンの孫というサラブレット。出演作が多くないのは、ガツガツ働く必要がないから?仕事を選んで、秀作佳作にまた出てください
シリアでテロ組織に拘束されていたフランス人ジャーナリストのガブリエルは、解放後にインドのゴアで静養生活を始める。旧友の娘マヤと親しくなるガブリエルだったが…
ミア・ハンセン・ラブ監督の日本未公開作。佳作なのにもったいない。ラブ監督の「未来よ こんにちは」でイザベル・ユペールの教え子役だったロマン・コリンカが、主役のガブリエルを演じてます。「未来よ こんにちは」でMYイケメンレーダーをビビビとさせたコリンカくん、主演に格上げされたこの作品では、さらにイケメン!
ちょっと見、顔はガエル・ガルシア・ベルナル+ザック・エフロン、みたいな?イケメンなだけでなく、雰囲気が優しそうで知的で育ちがよさげ。パリでもゴアでも高価そうな服なんか着てないんだけど、何を着ても洗練されて見えるんですよね~。パリの街を歩きながら、カフェで人を待ちながら煙草を吸ってる時の彼、めっちゃカッコいいんですよ~。ポイ捨てはダメ!だけど、ポイ捨ての仕方さえサマになってるんです。バリバリの主役なので、出ずっぱりなのも嬉しい。どこを切ってもコリンカなコリンカ金太郎飴な映画でした。
そして、なぜかやたらと脱ぐコリンカくん。初登場からしても、全裸シャワーシーンだったし!美尻を披露した後も、パリでもゴアでも上半身裸になりまくるコリンカ。バキバキに鍛えた筋肉見ろやー!な肉体ではないけど、胸板が厚くいい具合に引き締まって、胸毛とか全然ないきれいな細マッチョ。あれぐらいが理想的ですね~。着衣だとほっそりスマートなところもトレビアン。顔といい体といい雰囲気といい、こんな外人彼氏ほしいわ~なコリンカasガブリエルでした。流暢な英語も、フランス人イケメンだからソソるんですよね~。
コリンカくんのどこかいつも遠い目が、ガブリエルの内省的な性格をよく表していたと思います。異国インドでの独り暮らし、インド国内を独り旅、女性たちとの深入りしない恋愛関係など、独りが好きなんだな思わせるガブリエル。そのせいでマヤを傷つけてしまうのですが、優しく知的で孤独癖のあるイケメンとか、反則に近い魅力ですよね。恋愛には向いてないガブリエルみたいな男、女性にとってはちょっと厄介だけど、ご本人も何か気の毒。モテようとか女とヤリたいなんて全然思ってないのに、女が寄ってきちゃうもんね。ガブリエルの愛を拒む優しい冷たさもまた、イケメンだけに許される魅力でした。
マヤ役のアーシ・バナルジーも、聡明そうな美人&好演。マヤは18歳ぐらいの設定?年上のイケメンフランス男への、さりげなく遠慮がちなマヤのLOVEモーションが可愛くてけなげでした。マヤの気持ちに気づきながらも、彼女を子ども扱いして優しくスルーするガブリエルの紳士ぶりも、もどかしくて胸キュン。
インド旅行気分になれるのも、この映画の魅力です。インドといえば、人がいっぱいでゴチャゴチャ混沌、貧乏で不潔というイメージですが、この映画のゴアは清潔で閑静な町でした。マヤのパパが営むホテルも素敵。マヤは富裕層の娘で、ライフスタイルも上品でリッチ。極貧の最下層の描写はなかったけど、インドも格差が厳しそう。ガブリエルが列車で回るインドのローカルや庶民の暮らし、古い宮殿などもインド情緒あふれていて興味深かったです。暑そうだけど乾燥しているので、汗ダクダクベタベタにならないところが、さすがインドだと思いました。
↑ ロマン・コリンカ、1986年生まれの現在37歳。名優ジャン・ルイ・トランティニャンの孫というサラブレット。出演作が多くないのは、ガツガツ働く必要がないから?仕事を選んで、秀作佳作にまた出てください