昼休み、薬指の指輪をはずし、あの人の待つホテルへ向かいました...
って、はずしたのは指輪ではなく絆創膏、向かったのはホテルのレストラン。my motherとランチです...
メインディッシュよりも、食い放題のフルーツ&スイーツが楽しみなレストラン。たまには食の制御を解除、ほいとのように食いまくったのでした。その時は死ぬほど食ったつもりでも、後になるともっと食えたはず、食っときゃよかった、と浅ましい後悔。いや、それよりも、食いすぎの応報が怖い...
お松の独り市川雷蔵映画祭⑤
「月姫系図」
滅亡した武田家の秘宝のありかを示す、風林火山をかたどった四枚の枝折をめぐって、武田家の再興を計る遺臣、秘宝横取りを目論む悪奉行、そして正義の隠密が闘いを繰り広げる、伝奇ムードたっぷりの時代劇。
面白かったです。お正月とかに、豪華キャストでドラマ化したらピッタリな感じの娯楽時代劇。大人も子供も楽しめる内容です。
能面をかぶって素顔を見せない、妖しく謎めいた月姫が怪奇な存在感。お宝探しの謎解きや冒険も楽しい。現代の驚異的なCG多様アドベンチャーものを見慣れてる目には、かなり幼稚でショボいシーンばかりですが、それも昔ながらでご愛嬌。
ただ、ストーリーやキャラの細かい部分が、かなり???です。何で隠密が枝折のひとつを持ってるのか、とか。まあ、そーいう細部は気にせず楽しければOK!な、鷹揚でアバウトな作りも昔の娯楽映画らしくて悪くないのですが。
素浪人、実は隠密・桜井進太郎役は、もちろん市川雷蔵。
颯爽と凛々しく敵をバッタバッタ斬り倒すヒーロー雷蔵、やっぱカッコいいです。鮮やかな殺陣も素敵ですが、やっぱ声がいいんですよねえ。映画の冒頭のナレーションとか、聞き惚れちゃいました。雷蔵って男前なんだけど、いつも眉毛が気になって仕方がない。もうちょっとフツーに眉を描いたほうがいいのになあ、なんて思ってしまいます。
悪奉行は、「若き日の信長」の爺こと小沢栄太郎。打って変わって、今度は悪役です。わ、悪そう~!顔もキャラも、絵に描いたような悪人です。でも、その悪どさ強欲さ&エロじじいっぷり、どこかオチャメというか、ユーモアを感じる。女間諜やヒロイン・雪絵を手篭めにしようとする時の、嬉しそうなスケベ顔が笑える。せっかく床まで娘たちを運んでも、お約束みたいに必ず邪魔が入るパターンとか、せっかくそろえた四枚の枝折を雷蔵にあっさり持っていかれて、あれ?みたいな顔も笑えて、何か憎めない小沢お奉行さまです。
四枚の枝折に隠された謎、面白かったけど...あれって、相当な教養がないと、解けない謎だよなあ。隠密って、腕っ節が強いだけじゃ勤まらないんですね。
これ、もし元旦スペシャル時代劇としてドラマ化されるとしたら、こうだ!
桜井進太郎・・・小栗旬
雪絵・・・谷亮子
女間諜・・・杉本彩
武田家の残党・・・原田龍二、山田純大、宮本敦士
・
悪奉行・・・本田博太郎
悪奉行の手下・・・梨本謙次郎
雪絵の父・・・マギー司郎
・
月姫・・・市原悦子
こんなん出ましたけどぉ~?
「義経」での清・爽・凛な若武者オグリンが忘れられない!ので、もうホストみたいな高校生の役は卒業して、本格的に時代劇を~!
って、はずしたのは指輪ではなく絆創膏、向かったのはホテルのレストラン。my motherとランチです...
メインディッシュよりも、食い放題のフルーツ&スイーツが楽しみなレストラン。たまには食の制御を解除、ほいとのように食いまくったのでした。その時は死ぬほど食ったつもりでも、後になるともっと食えたはず、食っときゃよかった、と浅ましい後悔。いや、それよりも、食いすぎの応報が怖い...
お松の独り市川雷蔵映画祭⑤
「月姫系図」
滅亡した武田家の秘宝のありかを示す、風林火山をかたどった四枚の枝折をめぐって、武田家の再興を計る遺臣、秘宝横取りを目論む悪奉行、そして正義の隠密が闘いを繰り広げる、伝奇ムードたっぷりの時代劇。
面白かったです。お正月とかに、豪華キャストでドラマ化したらピッタリな感じの娯楽時代劇。大人も子供も楽しめる内容です。
能面をかぶって素顔を見せない、妖しく謎めいた月姫が怪奇な存在感。お宝探しの謎解きや冒険も楽しい。現代の驚異的なCG多様アドベンチャーものを見慣れてる目には、かなり幼稚でショボいシーンばかりですが、それも昔ながらでご愛嬌。
ただ、ストーリーやキャラの細かい部分が、かなり???です。何で隠密が枝折のひとつを持ってるのか、とか。まあ、そーいう細部は気にせず楽しければOK!な、鷹揚でアバウトな作りも昔の娯楽映画らしくて悪くないのですが。
素浪人、実は隠密・桜井進太郎役は、もちろん市川雷蔵。
颯爽と凛々しく敵をバッタバッタ斬り倒すヒーロー雷蔵、やっぱカッコいいです。鮮やかな殺陣も素敵ですが、やっぱ声がいいんですよねえ。映画の冒頭のナレーションとか、聞き惚れちゃいました。雷蔵って男前なんだけど、いつも眉毛が気になって仕方がない。もうちょっとフツーに眉を描いたほうがいいのになあ、なんて思ってしまいます。
悪奉行は、「若き日の信長」の爺こと小沢栄太郎。打って変わって、今度は悪役です。わ、悪そう~!顔もキャラも、絵に描いたような悪人です。でも、その悪どさ強欲さ&エロじじいっぷり、どこかオチャメというか、ユーモアを感じる。女間諜やヒロイン・雪絵を手篭めにしようとする時の、嬉しそうなスケベ顔が笑える。せっかく床まで娘たちを運んでも、お約束みたいに必ず邪魔が入るパターンとか、せっかくそろえた四枚の枝折を雷蔵にあっさり持っていかれて、あれ?みたいな顔も笑えて、何か憎めない小沢お奉行さまです。
四枚の枝折に隠された謎、面白かったけど...あれって、相当な教養がないと、解けない謎だよなあ。隠密って、腕っ節が強いだけじゃ勤まらないんですね。
これ、もし元旦スペシャル時代劇としてドラマ化されるとしたら、こうだ!
桜井進太郎・・・小栗旬
雪絵・・・谷亮子
女間諜・・・杉本彩
武田家の残党・・・原田龍二、山田純大、宮本敦士
・
悪奉行・・・本田博太郎
悪奉行の手下・・・梨本謙次郎
雪絵の父・・・マギー司郎
・
月姫・・・市原悦子
こんなん出ましたけどぉ~?
「義経」での清・爽・凛な若武者オグリンが忘れられない!ので、もうホストみたいな高校生の役は卒業して、本格的に時代劇を~!
宝を探す忍者が忍び込んで・・・みたいなシーンが、ドリフの泥棒コントのまんまだったのに驚愕した記憶があります。抜き足差し足、相手がいなくなったら姿を現す・・・って感じで。
元旦スペシャル時代劇って、テレ東の12時間のでしょうか??・・・それ辛いなぁ(笑)。オグリンの他にオーボエ武士も出演させて、YAWARAちゃんを巡って三角関係とか。市原悦子と思いっきりラブシーンとか。そういう面白演出があれば頑張れるかも、です^^
ぷぷっドリフの泥棒コントは、ひょっとしたらこの映画をお手本にしたのでは?
テレ東の12時間は、おっしゃる通りキツいかもね。YAWARAさんとよりも、いっそオグリンは福士くんと濡れ場を...YAWARAさんには、由美かおるチックな入浴シーン&敵をバッタバッタ投げ飛ばす活躍を。悦子は岩陰から木陰から、家政婦チックに密談を盗み聞きします。
かなり前に観たので記憶は薄れつつありますが、まだ若い雷様で素敵でした。
この作品はスリラーテイストで、しかもちょっぴり笑える娯楽作品。長谷川和夫全盛期が過ぎるあたりの娯楽時代劇作品ですよね?
これから「カツライス」時代へと流れが変わって行くんですよね。
『~信長』にはお会い出来ず終いですし、まだ源氏も観られませんが、近々また伺いますね
その後お体のほうはいかがですか?
そうそう、何か笑えるノリなんですよねえ。作り手は大真面目なんだろうけど。長谷川一夫から雷蔵への世代交代な時期の映画なのかな?デビューしたばっかの頃の雷蔵も見たいなあ。
私はナタデココ時代の人間です♪
fizz♪さんの新源氏物語ご感想、すごく楽しみにしてます!