週刊文春の“女が嫌いな女”なかなか興味深い内容でした。
栄えある?1位は、沢尻エリカ。すっかり嫌われ者の仲間入りを果たしてしまったエリカ様ですが。彼女とか亀田一家を見てると、慎ましさや謙虚さが美徳とされていた日本人が、だんだん醜く汚くなってきてるように思えて、悲しくなります。
あと、ランクインされていたメンツでは、某占い師。彼女とか某大物お笑いタレントコンビとか、自分には逆らえない弱者をイヂメてるとしか思えない。それを多くの人が楽しんでいるという事実が、心底怖いです。
長澤まさみも入ってたのが、意外でもありナルホド納得でもあり。嫌われ者として挙げられてしまうのも、人気のバロメーターですよね。ワタシ的には、女よりも男のほうが嫌いなタレント、多いなあ。誰とは言わないけど、基本的には意味もなくエラソーな俗悪オッサン系と、ギャーギャーうるさいだけの無芸にぎやかし系。
嫌われるほど華やかな注目を浴びるのと、嫌われずに地味に誰からも顧みられないのと、どっちが幸せなのでしょうか。
お松の独り市川雷蔵映画祭⑦
「大江山酒天童子」
栄華を極める藤原道長の周辺に、あやかしの影が。都を守る武将・源頼光は、跋扈する盗賊と妖術使いの背後に、藤原氏の専横を憎みクーデターを目論む酒天童子の存在を突き止め、戦いを挑む!
これも家族みんなで楽しめる、お正月や夏休みにぴったりな娯楽時代劇。巨大土蜘蛛や、牛の化け物など怪獣&妖怪が出てくるので、子供が喜びそう。
むかし懐かしの円谷プロ的な特撮や怪獣が、ウルトラマンファンには嬉しい。今の最先端CGに比べると、確かにショボい。けど、返ってチープに見えるCG過多の最近の映画と違って、時間と労力を要しただろう手作り感のあるセットや怪獣は、まさに職人技のようで感嘆ものです。
最近の時代劇は、ほとんどコント...と嘆いてる時代劇ファンにとって、こういう映画は貴重。往年のスターたちの、重厚かつ華麗なる立ち回りや台詞まわしに、ああ時代劇ってやっぱこーでなきゃ!と痛感するのです。
ヒーローの源頼光は、もちろん市川雷蔵。
凛々しく勇ましく、なおかつ気品ある武士の棟梁ぶりで、惚れ惚れします。酒天童子役の長谷川一夫とW主演?みたいなので、出ずっぱりじゃないのが惜しいけど、ほんとカッチョEです。あの美声で一喝され、成敗されてみたいものです。
長谷川一夫先生は、何だか政治家にいそうな顔?悪い妖怪役かと思ってたら、復讐と義憤に燃える義賊の首領でした。大先生に、みっともない悪役なんかやらせるわけにはいかなかったのかな?ラストの雷蔵vs長谷川先生、まるで平家物語の勧進帳みたいなやりとり。
雷蔵の家臣・渡辺綱に勝新太郎、その妹・こつまに中村玉緒。実生活では、もう夫婦だったのでしょうか?若い頃の玉緒は、美人ですよね。
酒天童子の妻で、藤原道長に強奪され、後に源頼光に下げ渡される美女・渚の前に、山本富士子。意志に反して男から男へ流される運命と、それぞれの男たちに靡かずにはいられない女の性が、平安朝の美女らしくて妖しく悲しい。
藤原道長は、小沢栄太郎。悪どいエロじじいっぷりが憎々しいけど笑えます。小沢先生、こんな役やらせたら天下一品ですねえ。
左幸子の鬼女も強烈です。鬼だけど酒天童子さまに片想いしてる、切ない女でもあって。
拍子抜けなラストに唖然。国家を転覆しようと大騒動を起こした酒天童子が、あんなにあっさりと...
独り市川雷蔵祭、ひとまず終了♪お付き合いくださった方々、厚く御礼申し上げ早漏、じゃない、候☆
次回は、第3回独り邦画男前映画祭、独り韓流映画祭を今月中に予定♪
栄えある?1位は、沢尻エリカ。すっかり嫌われ者の仲間入りを果たしてしまったエリカ様ですが。彼女とか亀田一家を見てると、慎ましさや謙虚さが美徳とされていた日本人が、だんだん醜く汚くなってきてるように思えて、悲しくなります。
あと、ランクインされていたメンツでは、某占い師。彼女とか某大物お笑いタレントコンビとか、自分には逆らえない弱者をイヂメてるとしか思えない。それを多くの人が楽しんでいるという事実が、心底怖いです。
長澤まさみも入ってたのが、意外でもありナルホド納得でもあり。嫌われ者として挙げられてしまうのも、人気のバロメーターですよね。ワタシ的には、女よりも男のほうが嫌いなタレント、多いなあ。誰とは言わないけど、基本的には意味もなくエラソーな俗悪オッサン系と、ギャーギャーうるさいだけの無芸にぎやかし系。
嫌われるほど華やかな注目を浴びるのと、嫌われずに地味に誰からも顧みられないのと、どっちが幸せなのでしょうか。
お松の独り市川雷蔵映画祭⑦
「大江山酒天童子」
栄華を極める藤原道長の周辺に、あやかしの影が。都を守る武将・源頼光は、跋扈する盗賊と妖術使いの背後に、藤原氏の専横を憎みクーデターを目論む酒天童子の存在を突き止め、戦いを挑む!
これも家族みんなで楽しめる、お正月や夏休みにぴったりな娯楽時代劇。巨大土蜘蛛や、牛の化け物など怪獣&妖怪が出てくるので、子供が喜びそう。
むかし懐かしの円谷プロ的な特撮や怪獣が、ウルトラマンファンには嬉しい。今の最先端CGに比べると、確かにショボい。けど、返ってチープに見えるCG過多の最近の映画と違って、時間と労力を要しただろう手作り感のあるセットや怪獣は、まさに職人技のようで感嘆ものです。
最近の時代劇は、ほとんどコント...と嘆いてる時代劇ファンにとって、こういう映画は貴重。往年のスターたちの、重厚かつ華麗なる立ち回りや台詞まわしに、ああ時代劇ってやっぱこーでなきゃ!と痛感するのです。
ヒーローの源頼光は、もちろん市川雷蔵。
凛々しく勇ましく、なおかつ気品ある武士の棟梁ぶりで、惚れ惚れします。酒天童子役の長谷川一夫とW主演?みたいなので、出ずっぱりじゃないのが惜しいけど、ほんとカッチョEです。あの美声で一喝され、成敗されてみたいものです。
長谷川一夫先生は、何だか政治家にいそうな顔?悪い妖怪役かと思ってたら、復讐と義憤に燃える義賊の首領でした。大先生に、みっともない悪役なんかやらせるわけにはいかなかったのかな?ラストの雷蔵vs長谷川先生、まるで平家物語の勧進帳みたいなやりとり。
雷蔵の家臣・渡辺綱に勝新太郎、その妹・こつまに中村玉緒。実生活では、もう夫婦だったのでしょうか?若い頃の玉緒は、美人ですよね。
酒天童子の妻で、藤原道長に強奪され、後に源頼光に下げ渡される美女・渚の前に、山本富士子。意志に反して男から男へ流される運命と、それぞれの男たちに靡かずにはいられない女の性が、平安朝の美女らしくて妖しく悲しい。
藤原道長は、小沢栄太郎。悪どいエロじじいっぷりが憎々しいけど笑えます。小沢先生、こんな役やらせたら天下一品ですねえ。
左幸子の鬼女も強烈です。鬼だけど酒天童子さまに片想いしてる、切ない女でもあって。
拍子抜けなラストに唖然。国家を転覆しようと大騒動を起こした酒天童子が、あんなにあっさりと...
独り市川雷蔵祭、ひとまず終了♪お付き合いくださった方々、厚く御礼申し上げ早漏、じゃない、候☆
次回は、第3回独り邦画男前映画祭、独り韓流映画祭を今月中に予定♪
たけ子さん、こんばんは!
雷蔵さんの頼光様、ホント凛々しくて猛々しくて。出番は少ないけど、雷蔵さんらしい美丈夫振りに惚れ惚れします。
妖怪&怪獣は、その手作り感が逆におどろおどろしく感じました。この血が通っている感じ、どんなに進化してもCGには出せないだろうなぁ。
勝新太郎さんと玉緒ちゃんは、この作品の公開された翌年(かな?)に結婚したようです。勝さんが踊るシーンがあったと記憶していますが、なかなか素敵でしたよね。
市川雷蔵祭、お疲れ様でした~。次回も楽しみにお待ちしております。勿論、邦画&韓流祭も!^^
御意!時代劇スターの不在が、嘆かわしいですよねえ。織田ゆう子の椿サンジューロー、weiyangさん観に行かはります?
雷蔵づくし!な作品ではないけど、あの美丈夫ぶりには毎度うっとりお情けが欲しくなります。
最新CGのほうが、何か安っぽく見えますよねえ。人間なんか必要ないじゃん、な映画は苦手です。
勝新、踊ってましたね!火縄くぐりしそうなダンスでした。
雷蔵祭、お付き合いくださり多謝邦画&韓流映画祭も、ぜひご参加願わしゅう♪