まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

復活⑪~⑰ Blessing in Disguise

2007-07-13 | 韓国のドラマ
 「復活」第11話から17話まで観ました...

☆詐欺師パク・ヒス
 イケメン!金持ちマダムも権力おやぢも、イチコロの凄腕です。手を組んだハウン&探偵さんと一緒の時は、アホっぽい兄ちゃんに戻るところが可愛い。
☆カンジュ
 ウナの倍はある?男と並んでも身長かわんないし。松嶋なな子級のデカ女です。
☆ウナの先輩
 ケバい美人。すごく良い人で好感。
☆恋する秘書アンちゃん大活躍♪
 もう主役より気になって仕方のない存在。ハウンを見守る優しく控えめな態度&せつない表情に胸キュン
 ハウンにハグされて、アンちゃんドキドキ♪
 アンちゃんカラオケ熱唱♪席でも、ハウンにピッタリ寄り添ってます。すごく幸せそうなアンちゃんですが、ウナのケバ美人先輩に色目使われると、迷惑困惑顔!
 アンちゃん、ウナをライバル視?!副社長はいません、とウナを追い返そうとしたり。でも、ハウンの幸せを願って、だんだん応援する方向に。くぅ~切ないね!
 復讐に心荒んだハウンも、癒し系アンちゃんと2人きりの時にだけ、くだけたジョークとばしたり、明るい笑顔を見せたり、すごくリラックスしてるし。ハウン&アンちゃんの微笑ましく怪しいシーンの数々に、my YAOI心が萌えます。
 
☆灯台連想ゲーム
 アンちゃんに、灯台から何が頭に浮かぶか、と聞き返されて、ファーストキス♪と答えるハウン。え~!?あのウナとのキスが、ハウンの初接吻だったの!?ウナはともかく、いい年した男のハウンが...ひょっとして、童貞?!
☆チャン刑事
             
 ハウンの後輩刑事。チョ・インソンをイモくした感じでブサ可愛い。ワタシ的には、インソンくんよりイケてるかも。カンジュに協力してるうちに、彼女のこと好きになった?!アンちゃん同様、中盤になって出番が増えて、嬉しい。
☆チャン刑事vsドンチャン社長
 不気味コワモテおやぢドンチャン社長をショッ引いて、取り調べるチャンくん。けっこのガキが、みたいな態度で、ドンチャン社長は完全に彼をナメてます。確かに勝ち目はなさそう。頑張れワカゾー!カンジュを小ばかにするドンチャン社長に、キレて怒鳴るチャンくんがカッコ良かったです。
☆ドンチャン社長&男前用心棒
 ご機嫌ナナメなドンチャン社長に、また物を投げつけられる用心棒の、黙ってかしこまってる様子に萌え。
☆悲しみのオモニ
 ガンヒョク(ハウン)の死を知り、悲嘆の底に。このドラマの中では、オモニが一番悲劇的なキャラですよね。可哀想すぎる。死ぬより辛いはず。入れ替わりの真実を知ったら、オモニは正気でいられるのでしょうか。怖い。
★総括
 ちょっとおさらい。入れ替わりを知ってる(気づいてる)のは今のところ、スチョル、アンちゃん、探偵さんの3人?
 このドラマ、脇役が秀逸ぞろいですよね。悪役でさえ、味わいがあって魅力的。イライラムカムカするキャラが一人も出てこないのが、嬉しいような寂しいような?
 アンちゃんこと、チョ・ジェワン。
       
 優しく誠実そうで、いい感じハ・ジウォンの「ファンジニ」出演の他、オム・テウンとは「魔王」で再共演してるらしいですね。最近結婚した(こちら)と知り、でも、おめでと!今後も要チェキな脇役俳優です。主演作も観たいなあ。

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ガイPのGスポット☆

2007-07-12 | オセアニア、アフリカ、中東、その他のアジア映画
 戦慄!ご近所事件簿(前編)
 実家の二件隣に住む独身男性T氏(52、3歳ぐらい。老母と二人暮し)。以前から、その不審な挙動が怪しまれ、近所から恐れられています。
 野良猫に残飯をやっているので、近所の庭はネコだらけで糞尿まみれ。野良猫は無責任に可愛がるのに、犬を飼っている近所には、うるさい!とか電柱で尿させるな!とかクレームを。真夜中に、何の目的なのか、うろうろ徘徊しているのも、不気味がられています。私が受験生の頃、夜中に勉強してると、かすかに気配を感じてそっと窓から外をのぞいてみると、暗闇の中、T氏がデカいキャリーバッグをひきずって歩いてたり、立ち止まって隣の家をじっと見上げてたり。ゾゾゾ!
 最近では、近所の自転車のタイヤがパンクさせられてたり、壁に赤いスプレーかけられてたり。ポストにネコのフンを入れられていたり。私のバイクも、シートを2回も切り裂かれました。目撃者も証拠もないけど(数年前隣町で、生ゴミを庭に放り投げられて困っていた家が密かにつけた防犯カメラに、ゴミ袋を持って門前をウロついているT氏が写っていたので、警察沙汰になったらしい。その家とT氏とは、前に金銭的なトラブルがあったとか)99%彼の仕業だと、みんなひそかに確信しています。いつか、尻尾を掴んでやる!
 ゆうべ母から聞いた、つい先日また男性が起こした異様な行動とは...
 続く。

 「第一容疑者 最終章」
 久々に我が愛しのガイ・ピアースに逢いたくなったので、旧作をレンタル店で探し出し、鑑賞。
 敏腕おんな刑事が、麻薬密売組織に探りを入れるため、さびれた漁港町にやってくるが...
 タイトルは同じですが、ヘレン・ミレンのジェーン・テニスン警視ものとは別物です。まったく関係ない各国のB級サスペンスを、勝手にシリーズものみたいにしているシリーズ?これは、オーストラリアのTV映画みたいです。
 あいや~!!ガイピー、めっちゃカッコ可愛いやんけ~!ああ~やっぱ彼はE男!しばらく逢わない間、忘れかけてた愛が今、再燃!
 町はずれに住む謎のイカしたアメリカ人サーファー、その実態は...な役のガイピー。まるで彼が主役みたいな触れ込みですが、それは詐欺に近い。バリバリの脇役です。中盤までは、あんまり出番もないし。でも、男前~「L.A.コンフィデンシャル」と同じ年の作品なので、まだちょっと若く、ひげヅラでも分かるツルリンコ肌!いつもダボダボな服を着てるのも可愛い。ちょっと小柄なのもキュート。ちっこいけど、すげー肉体美。俺の肉体を見よー!な脱ぎ男ガイピーですが、この作品ではシャワールームから出てくるシーンだけ、チョコっとサービスショット。OH!やっぱセクシイナイスバディ!眼福眼福♪ワイルド&シャープな猿男ガイピー、my 理想型男前です。
 って、ガイピーのことばっかじゃん!ですが、それだけの作品だもん!内容は、ほとんど火サス。男勝りというより、アバズレでヒステリックで自己チューなヒロイン(ジュリエット・ビノシュ似。顔が、です)の潜入捜査も、ユルユルで緊張感ゼロ。同じチープさでも、ド派手でエロい日本のVシネマサスペンスのほうが、面白い。せめてガイピーとヒロインが、とってつけたようでもいいから、エロい関係になってたら、まだ楽しめただろうに。ガイピーのムダ使いが悲しい。
 ガイピー、いっぱい新作あるみたいだけど、ぜんぜん日本に来ないなあ~何でもいいので、公開されないかなあ。
    
 ↑誰が何と言おうと、私には極上の男前に見えるのです...
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マコ 肉見てばかりでゴメンね

2007-07-11 | 北米映画 00~07
 バーゲンの季節!
 いつもは、気も貞操観念も使い古しのパンツのようにユルユルな私ですが、財布のヒモだけはダイヤモンドより硬い。見~て~る~だ~け~で通すつもりだったのに、なぜか今日は衝動買いをしてしまいました...I rament it!そのブランドのモデルをしてる瑛太が、買え買えとそそのかすから...アディダスに入ると、今度は所英男にそそのかされて、思わず可愛いジャージを買いそうになりました。危ない危ないby福田和子!でも、たかがバーゲンで自分を抑制する私は、今年も衝動の蒼い夏を迎えられそうにありません。

 「トゥー・フォー・ザ・マネー」
 のるかそるかのスポーツ賭博で、男たちが追う一攫千金の夢、そして失う理性と人生!
 超保守的なので、決してギャンブラーになる危険性も、そして冒険心もない私。宝くじさえ買ったことない。なので、破滅しないかわりに大もうけする可能性もゼロ。我ながら、つまんない人間だなと思います。ギャンブル狂いで人生終わらせる人々を軽蔑しつつ、一か八かの勝負に出ることも、人生には必要だよなあとも思う。
 日本同様、アメリカでもスポーツ賭博は違法だけど、予想や情報を売ることは禁じられてないとか。TV番組まで持つスポーツ賭博予想の会社や、そこで顧客を獲得したり予想を売る商売があるなんて初めて知り、興味深かったです。アメリカ人の、すさまじいエネルギッシュな拝金主義には、いつも圧倒されます。
 主人公の、予想的中率の高さに吃驚!天性の勘、というか、ほとんど神業です。努力や勉強で身につくもんじゃないよなあ。でも、ヘンにあんな才能があるのも、怖い。大きく賭けてた分、ハズしたら一巻の終わりだし。
 予想屋に群がるギャンブラーたちは、欲の皮につっぱった連中というより、アル中みたいなギャンブル中毒が多いのが怖かった。ギャンブルのスリル&興奮って、依存症になっちゃうみたいですね。劇中でも、そういった人たちの集会の様子が描かれていたり、ギャンブルの怖さをあたらめて痛感。
 賭けに負けて大損、予想屋を恨んで逆上の罵詈雑言、そして襲撃してくるギャンブラーたちも、怖い。ギャンブルなんかで簡単に金儲けしようとするアンタが悪い!勝った時は、こんなに楽して大金が!私も...と少し心が騒ぎましたが、ハズした時の悲惨さを見ると、やっぱ金は地道に働いて稼ぐのが正しいのだ、と反省。
 主人公の予想屋役は、マシュー・マコノヒー。マコったら相変わらず、頭の先から爪先まで、筋肉でできてるような男!今回も、必要ないじゃん!?なほど、脱いでるシーン多し。ほんと、すげーマッチョ。さすが、全米で最もセクシーな男に選ばれたHUNK!俺の肉体を見よー!これ、もうマコのお約束。これがないと、こんなのマコじゃない!です。
 脱ぐの大好き男マコだけど、エロくはないんですよね。あくまでオールアメリカンな明るいヘルシーさ。セックスよりスポーツ!みたいな。それにしても。マコってデビュー当時は、第二のポール・ニューマンで売り出してたはずなのに、いつの間にかアホ可愛いマッチョ野郎へと路線変更しちゃったよなあ。まあ、知的ぶったヘナチョコ優男なんかより、私生活でも服を着てるより裸でウロウロしてることのほうが多そうな、野生のボンゴ男マコのほうが好きです。あんまり賢くないので扱いやすそうな、でもタフで明るい筋肉野郎って、いかにもアメリカ女性が好きそうなタイプ?
 って、肉にばかり気をとられてばかりでしたが。イケイケゴーゴーだったのが一転、スランプに陥ると追い詰められてノイローゼになる様子とか、なかなか迫真の演技を見せてくれたマコです。
 マコをスカウト育成する社長役は、アル・パチーノ。彼って最近は、若手俳優扮する主人公に異様な興味と愛情を抱いて、毒牙にかけるような可愛がりかたをする、怪しいヘンなオヂさん役ばかり!?この映画でも、マコを可愛がる方法が屈折していて怖笑。
   
 アホ可愛いオールアメリカン脱ぎ男といえば、マコの他にポール・ウォーカー、クリス・エバンズなどが。
 
 
 
 
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帰ってきた仕事人

2007-07-10 | 日本のドラマ(単発)
 「必殺仕事人2007」観ました...
 私がリアルタイムで観ていた頃の仕事人は、もうほとんどハチャメチャお笑いっぽくなってましたが、初期の仕事人は退廃的で耽美なダーク時代劇だったんですよね。
 で、往年のファン待望の仕事人復活!仕事人の顔的存在である、藤田まことの中村主水再演も楽しみ。でも、主水はサポート的脇役に退き、主役はジャニーズ帝国の皇太子、東山紀之にバトンタッチ。ヒガシを筆頭に、トキオの松岡とか関ジャニとか、ジャニーズが仕事人をジャック!
 ヒガシは若い頃から、時代劇で魅力実力を発揮してきた男。光源氏に義経、浅野内匠頭など、身分の高い華麗なる役ばかり演じてきた彼。なので、今回の小役人はちょっと違和感。美男すぎて、ヘボい同心には見えません。それにしてもヒガシ、老けないですねえ。アンチエイジグのため、スゴい努力してるらしいですね。
 一歩退いたマコちゃん、いい味だしてます。飄々としたヘボヘボ感、さすがに年季が入った味わい深さ。ヒガシでは、まだまだ出せない。仕事人名物、嫁&姑の主水イビリが大したことなくて残念。
 ヒガシも婿養子という設定。姑の野際陽子のほうが、嫁の中越典子よりキレイ。こっちはイビるというより、ウザい過保護系?かつての主水んちほど面白くない。
 情報屋役は、和久井映見。おばはんになったなあ。可愛いけどね。昔の情報屋、こすっからくて金金金!なセコさと、酸いも甘いも噛み分けたドライさが素敵だった“何でも屋のお加世”が、いちばん好きなキャラでした。鮎川いずみ、今どうしてるんだろう。また、マコちゃんとのナイスコンビネーション、見たい。
 元くの一?の娘、これって、のだめにも出てたニューハーフみたいな女?!松岡とのやりとりは、ほとんどラブコメ。
 若い仕事人は、関ジャニの子?長い茶髪とか、何っスか?みたいな口調とか、時代劇なのにホスト...でも顔は、まあまあ可愛いかも?
 悪人役は、伊武雅刀、石橋蓮司、佐野四郎。3人とも、わ、悪そう~!特にレンジ最高。初登場シーンでツカミはOK!な極悪顔でした。オレンジレンジなんかより、石橋レンジのほうが魅力的です。冬彦さんと野際陽子が、劇中顔を合わせなかったのが残念。伊武氏は、「俺は、君のためにこそ死ににいく」と同じく割腹?死(笑)。
 ぎゃぼmy dear 福士誠治も登場♪ヒガシの後輩同心役。彼も仕事人メンバーでキャスティングしてほしかったなあ。でも、やっぱ時代劇似合う!凛々しく爽やかな侍姿に萌え~ヒガシに弁当で餌付け?され嬉しそうな顔がコミカルで可愛かったです。
    
 三島の「奔馬」が映画化されるとしたら、主人公の勲は福士くんにやって欲しいな♪
 自分たちで事件を捜査して、悪に制裁を下す新・仕事人たち。仕事人って、こんな世直し正義の味方じゃなかったよなあ。仕事人というより、ハングマンに近い。
 あひゃひゃひゃ~!?松岡の必殺技に爆笑!何あれ~!?ヘンなCGも笑えた。冬彦&レンジの殺(や)られ顔にもププッ!
 でも、新・仕事人は行動が派手だよなあ。仕事人は、あくまで隠密に慎重じゃなきゃ。それと、手際の良い仕事っぷりに昔も疑問に思ってたけど、誰が誰を殺(や)るかを、いつ打ち合わせしたんだろう?と、今回も???
 かなり笑い度の高い、おバカな軽~いノリで面白かったです。ほとんど新宿コマ劇場のジャニーズon stage、みたいな。ぜひ連ドラでも復活してほしいです。その際は、鮎川いずみ、中条きよし、三田村邦彦、村上弘明、京本まさき、ひかる一平もゲスト出演して!
 BGMがオリジナルそのまんまだったのも、嬉しく懐かしかった。久々に、仕事人の主題歌も入ってるCD「ちょんまげ天国」を取り出して聞いてます♪
 もし必殺がハリウッドで映画化されるとしたら、こうだ!
 
 ドブロクのジャック ジョニー・デップ(自称芸術家の浮浪者 武器:サーベル)
 鉄砲玉のロミオ レオナルド・ディカプリオ(刑事 武器:銃)
 タコスのグスタボ ガエル・ガルシア・ベルナル(売れない役者 武器:闘犬)
 サー・ジェイムズ ダニエル・クレイグ(元締、英国の大金持ち 武器:傘)
 鉄拳のマギー ヒラリー・スワンク(整体士 武器:拳)
 ボナペティのハリー ジェームズ・フランコ(シェフ 武器:手裏剣みたいな皿)
 マダム・クィーン ヘレン・ミレン(娼館の主 情報屋)
 悪役は、アーノルド・シュワルツァネガー(ネオナチ政治家)ケヴィン・スペイシー(少年姦の変態大富豪)フィリップ・シーモア・ホフマン(悪徳弁護士)ヴィンス・ヴォーン(極悪非道なヤク中用心棒)パリス・ヒルトン(ケヴィンの妹で凶悪轢き逃げ犯)菊池リン子(パリスのバカ友)
 依頼人は、父ちゃん(アラン・リックマン)をパリスに轢き逃げされ、自分もケヴィンに犯されてしまう少年(ダニエル・ラドクリフ)。
 
 こんなん出ましたけど~?大ヒット間違いなしだね!
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花ざかりの山田太郎①

2007-07-09 | 日本のドラマ(連続)
 「花ざかりの君たちへ イケメン♂パラダイス」と「山田太郎ものがたり」の第1話を観ました。とりあえず夏ドラは、この2本に絞った。

 まず「花ざかりの君たちへ」...

☆イケメンパラダイス?
 あの~どこにイケメンが...それにしても。よくもまあ、どれもこれも水っぽいのばっか集めたもんだなあ。ぼんぼん学園というより、高校生コスプレのホストクラブor売り専みたいだ。歌舞伎町と2丁目の臭いがプンプンします。
☆保健室の先生・上川隆也
 ちょっと太った?顔がパンパン。でもE男生徒たちよりイケてます。
☆男装のヒロイン
 掘北ナントカちゃん。可愛いけど、地味でフツーっぽいよなあ。なので、こんな男の子いないこともないかな、とは思う。昔のゴクミ、宮沢リエとか観月アリサみたいな、絶対そこらにいない美少女って、最近の芸能界では絶滅種?
 教室に入ると、上からドリフのコントみたいにアルミ桶が落下、掘北ちゃんの頭上に激突。でも、明らかに合成シーンだった。のだめでも同じようなシーンがあったけど、瑛太も樹里ちゃんも、マジで桶に当たって水ぶっかけられてたよ。掘北の役者魂のなさが露見。
☆小栗旬、登場
 ぎゃぼオグリン、カッコイ...イかなあ?ビミョーすぎる。茶髪じゃないので、ホストっぽさが消えてホっとしたけど、やっぱ高校生役はキツい。もう新任教師の役やっていい年だもんね。でもまあ、もっと老けたリアル高校生いるし、まいっか。松井ゴジラの高校生時代よりは、若く見える。
 オグリン、瞳と声は、相変わらずキレイ。背も高くてスタイルも良い。でも、顔は...スゴく美男子に見える時と、スゴくブサイクに見える時のギャップが面白いけど。彼はイケメンというより、個性派ですよね。
 番宣の公約?通り、さっそくオグリン脱ぐ!でも、そんなに美裸体ではない。
 その他の男子生徒たちも、やたらと裸に。みんなガリヤセ貧相なので、ぜんぜん眼福にならない~!そのうち勢いで、上川隆也まで脱ぎそうなことだけが、楽しみ。隆也ったら、すげーマッチョなんだよね
☆ヒロインが変
 まだ親しくもないオグリンに、マラソン大会で優勝したら、またハイジャンプに復帰して!とか、笑顔を取り戻させてあげたかった、とか。思い込みと押し付けがましさ全開。気持ち悪い...
☆やっとイケメン発見
 掘北の足を踏んで怪我させ、後でオグリンにトイレで白状させられる男子。いかにも体育会系っぽい男らしい風貌に、ちょっと萌え。
★総括 
 くだらなさ120%!出てくる男子も、みんな気持ち悪いし。校長先生役・松田聖子の顔も怖いし。ぜんぜんYAOI心も萌えないし。次回しだいで、リタイアかも。オグリン、ゴメンね...もっとマトモなドラマに出てくれよ!
             
          
 そして真打、「山田太郎ものがたり」...

☆菊池桃子as太郎の母ちゃん
 かつての超アイドル。嵐の母親役!だなんて、隔世の感。でも、同じアイドル出身でも、伊予とか堀チエミは所帯じみたヨゴレおばさんっぽくなてるけど、MOMOKOは今も可愛い!今の若い娘タレントよりイケてるかも!?
 この母親のキャラって、かなりキワどいんですよねえ。一歩間違えれば、民生委員に通報ものな無責任愚母。あんなに大勢の子供を飢えさせて、キャピキャピ笑ってるんだもん。漫画では、ムカつきそうで笑える絶妙なキャラ。MOMOKOも、往年のアイドルオーラでE味だしてます。
☆二宮和也as山田太郎
 ニノって、いくつなの!?高校生どころか、ヘタをすれば中学生。幼いなあ。すごく可愛いけど、女生徒や男までクラっとさせる美少年ではない!漫画の太郎は、見た目は王子さまそのものだもんなあ。あのニノで、うっとりは絶対しないけど、アホそうな無邪気な笑顔は、幼い子供に抱くような優しい気持ちにはさせられて、違った意味でキラースマイルかも。貧乏ルック、労働姿は超似合ってて笑!
☆櫻井翔as御村託也
 きゃ可愛いじゃん!櫻井くん本人は、本当に高学歴のボンボンらしいけど、中身はともかく、見た目はイモイモしい可愛さなので、やっぱ原作の御村くんじゃないよなあ。でも無問題よ!さすがに、上品で賢そうな魅力はある櫻井くんです。
   
 櫻井くん&ニノ、まるでヨーロッパの貴族みたいな二人(笑)
☆たか子
 いちおうヒロイン?でも、誰これ?!可愛いのかブスなのか。楳図かずおの“赤ん坊少女タマミ”みたいな顔...
☆工事現場の先輩
 見た目とギャップのある太郎へのドギマギっぷり、たか子と仲良くしてるのを見てのジェラシっぷりが、ヤバくて笑える。
☆六平直政、吉沢悠
 きゃ六ちゃん売れっ子やねえ。吉沢悠、何か久しぶり?!結構好きなんです。
☆鳥居先生
 あれ!?バンビーノのエリさんじゃん!キョドったM女を、なかなか珍演。同じ嵐でも、松じゅんは恋人で、櫻井くん&ニノは生徒って(笑)。
☆太郎の筆箱が
 出たー!チョコレートの空き箱!彼の貧乏ぶりを証明する筆頭アイテム!
☆備品失敬
 トイレットペーパーに魔がさすことって、私にもある...
 トイレットペーパードロの太郎を、クールに(+おちゃめに)庇う御村くん。カッチョE~
☆涙のコロッケ
 まさか感動させられるとは思わなかった。太郎の弟妹が、みんな可愛くて演技が巧い!
★総括
 かなり狂気的な笑いが炸裂している原作と違って、ほのぼの系になってる。あのYAOI心をソソるシーンや設定も、ドラマでは薄められるのかなあ。ニノ&櫻井くんは、ホントに可愛いコンビだけど、YAOIな感じは皆無だもんね。もうちょっと原作に忠実に、ハチャメチャ&YAOIちっくにしてもいいのでは...↑の花ざかりの連中ではキモいけど、ニノ&櫻井くんなら、きっと微笑ましいYAOIになることでしょう。
             
 二人が王子さま~!と騒がれるたびに、どこが~!?と笑わせる。それが狙いなのかもしれません。同じ邪ニーズでも、赤○や亀○、山○みたいな薄汚い&薄気味悪い連中じゃなくて良かった!
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バンビ~ノ⑩~最終回 食べ残した料理みたいに

2007-07-05 | 日本のドラマ(連続)
 「バンビ~ノ!」第10話と最終話を観ました...

☆バン、厨房に一番乗り出勤!かと思ったら
 みんなもう来てた、なんて思った通りすぎるベタさ。
 先に来てたまさしに、教えろよ!と居丈高なバン。エラそうに!何様!?
☆まさし
 大きな仕事を任されて、え!?ひゃ、ひやぁい(は、はい)!アホな表情&声、きゃ、きゃわいい~
☆こずえちゃん
 まさしといい感じ!?ゴラー!!小娘!まさしに色目つかってんじゃねえよ!でも、何かお似合いだなあ。可愛いカップルになりそう。
☆清水先輩
 バンの高校の先輩。その風体や六本木でバッタリということから、ホスト?かと思ったら、保健関係の会社勤めだって。仕事一筋のバンを、人生楽しんでないね~と、やっぱホストみたいな軽い口調でバカにする先輩。そうかなあ?ひとつの道をひたぶるに進む姿勢って、素敵でカッコいいと思うけどなあ。バンも、そんなこと言われたぐらいで、心揺れてるんじゃねえよ。
☆あすか
 心揺れて仕事に集中できないバンを、プライベートを仕事に持ち込むんじゃないよ!と叱責するあすか。はぁ~!?おめーも前に、ヒモのことで凹んでたじゃん!
☆エリさん、再登場
 彼女、きれいだけど、何かオバサンっぽいんだよなあ。どー見ても、バンの姉さん。
 エリさん相手に、仕事論を長々とスピーチするバン。若造が何言ってんのって感じです。
☆まさし
 前菜仕込みの指揮を命じられ、え!?ひゃ、ひやぁい!きゃわいい~
   
 ↑ちょっとアホなまさしと違って、向井おさむっちご本人は明大農学部卒
☆なあなあムードのバッカナーレ
 最初の頃のキツいムードは、なかったことのように霧消してます。
☆おやじ二人失踪
 兄弟子である六本木と福岡の料理長、手に手をとって、イタリアの孤島へ愛の逃避行?!修行中時代から実は恋人同士だったのか!?老いてやっと恋を実らせたとか?オェ~じじい二人になど、YAOI心は萌えません。これが、カトリ&まさしなら萌え萌えなんだがな。
☆カトリ
 良い子ちゃんなバンの甘さを、クールに一蹴。カッチョE~
 颯爽と清々しくバッカナーレを去るカトリ。ボクも連れてって~!と今にも言い出しそうな、まさしの泣き顔が可愛い
☆佐々木くらのすけ副料理長
 私服が気持ち悪い。同じ妙なセンスでも、北村かずき給仕長は何か素敵なのに。
☆イタリア
 バッカナーレを辞めるバン。無責任!身勝手!夢のためなら、何をしてもOKなのか!?何で周囲はあんなに寛容なの!?世の中、社会はあんなに甘くないよ!
 で、イタリアのレストランで働き始めるバン。イカついイタリア男に食べられちまいな!
★総括
 つまんなかった。終わりの頃なんか、見ていて恥ずかしくなる展開&台詞ばかりで、脚本ひどいなあ~と失笑。キャストは悪くなかったので、惜しい。
 バンのキャラに全く好感が持てなかったことと、ヘンな字幕タイトルのハズシっぷりが、イタすぎ。
 収穫は、何と言っても佐藤隆太のイメチェン演技。顔も声も今までとは別人みたいに怖くて、スゴくカッコ良かった!ハマってました。ちょっとヘラヘラ系を封印して、しばらくはカトリ路線を続けてほしい。
 向井理のアホ可愛さも、何とかリタイアせず完観できた要因です。まさしの、そうですよね~くす♪&何だよぉ~&ひ、ひやぁい!、最高に可愛かったです。
  
カトリ『仕事ナメてんじゃねーよ!田舎帰んな!』まさし『ですよね~!くす♪』がなくなってから、急激につまんなくなった。

最優秀賞 佐藤隆太
優秀賞 北村かずき、向井理
悪くなかったで賞 内田ゆき、エリさん役の人、こずえちゃん役の子、ホールボーイズ、山本圭、池内博之
???賞 松じゅん、カリナ、篠原涼子の夫
いかがなものかで賞 佐々木くらのすけ、ドルチェのキモい男、アンパンマン声の人、厨房のイタリア人
          
 「レミーのおいしいレストラン」で声優出演。来春公開の主演映画「ガチボーイズ」では、レスラー!役。着々とステップアップしてる隆太くんです。そろそろ連ドラ主演してもいい頃。

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世界はきっと変態の中

2007-07-04 | オセアニア、アフリカ、中東、その他のアジア映画
 帰宅途中、突然小雨が。雨宿りがてら、図書館に入る。吉田修一の新作「悪人」を借りたかったけど、まだ入ってないみたいだったので、翻訳ものを2、3冊選ぶ。おっと、私のカードは返却遅れの制裁で貸し出し禁止になってるので、ダミアンにもらった彼のカードを使う。
 読書コーナーのソファには、おじいさんが4人座れる席に足を伸ばして独占してる。おばあさんが、読み終えた雑誌をそのまま席に放置して行く。子供、若い子と違って、お年寄りの非常識・無作法は、救いようのない醜さを感じます。こんな老人にならないよう、気をつけよう...
 図書館を出ると、雨上がりの夜気が肌に冷たい。微かに身を震わせた途端、突然お腹がギュルルル~!あ、あ、ヤバ!お、降りてきた!急がないと、う、生まれる!図書館のトイレで産み落とすのは恥ずかしいので、家路を急ぐ私の額を濡らすのは、雨ではなく脂汗なのだった。
 
 「アブノーマル」
 異常サイコもの大好きなmy sister M子に勧められて鑑賞。
 邦題通り、すごい異常なんだけど、すごく楽しくて温かい気持ちにさえしてくれる、とってもユニークな映画でした。まさに掘り出し物って感じです。
 生まれてから35年間、ママによって家に閉じ込められて暮らしているバビー。ある惨劇をきっかけに、彼は未知なる外の世界へと...
 最初の監禁生活から、おいおいっ!な怖&笑ワールド炸裂。
 バビーのママ、悪魔!外は毒ガスでいっぱいだから、出たら死ぬ!なんてバビーに信じ込ませて、自分だけガスマスクつけて外出。動いたらキリスト様に祟られるよ!と、外出中はバビーにトイレも行かせないようにしたり。おまけに、自分の性欲処理に息子を!げええ~!醜悪なほどデブなママが、バビーに乗っかかって、アヘアヘ!まさに、監禁虐待の地獄!なんだけど、バビー自身は苦にしてない様子。オツムが弱い設定で、まったくママを疑わず、子供みたいに無邪気で従順な35歳の男バビーが、キモいけどピュアすぎて可愛くも見えます。外から来た猫に、毒ガスは...と、ふと疑問に思うバビーに、ママったら彼の口と鼻を塞いで窒息死寸前にして、猫はおまえみたいに息しないから平気なんだよ!とムチャクチャな説明!あ、そーなんだ~♪とバビーも納得。息しないから、と猫にサランラップ巻いて...と、もうトンデモなさすぎて、笑うしかない母子家庭。
 そんなこんなしてると、失踪中だったパパが突然帰ってきて、ますます異常化。いろいろあって、ママとパパをサランラップに巻いてしまい、独りぼっちになったバビーは、ラップに巻いたままの愛猫を連れて、いざ外の世界へ...
 善人や悪人、変態や異常者、いろんな連中や出来事に遭遇するバビーの冒険が、危なすぎる笑いで描かれていて、ほんとヤバおもろいです。
 オツムが弱いので、他人の言動をマネして自分を表現するバビー。それが事態を悪くすることもあれば、良くすることも。髪型がヘンだけど、顔はまあまあ男前なので、女には結構モテたり。売れないバンドに拾われて、ステージに立つと、なぜか客にウケて、いつしか大人気のカリスマシンガーになったり、ママ似だけど優しい看護婦と恋に落ちたり。彼女の勤務する障害者施設でのバビーと障害者たちのやりとりは、ほんと心温まります。ほのぼのさせながら、同時にエグくてヤバい展開やシーンもテンコモリ。娘を精神的に虐待する彼女の両親(ほんと、ひどい!)も、ラップに巻いてしまうバビー。でも、殺されても全然可哀想じゃない、むしろ悪者退治みたいで、気分爽快。
 そんな、ブラックで過激なユーモアが、まさに毒ガスのように充満している映画です。ダメな人はダメかも。「シリアル・ママ」とかのジョン・ウォーターズ監督っぽいノリで、私は好き。M子は、同じピュア系でも、「アイ・アム・サム」なんかより、はるかに感動的な映画だ!と絶賛。私も、ほぼ同感。アブノーマルなのにハッピーなんて、なかなか味わえない後味もgood!
 
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女暗殺者ミレン 愛と死のバラッド

2007-07-03 | 北米映画 00~07
 いよいよ夏のドラマがスタート。
 今期は、「山田太郎ものがたり」と「花ざかりの君たちへ イケメン♂パラダイス」を観ようと思います。どっちも漫画が原作。そして、ターゲットはYAOIとしか思えない内容。
 前者は、こないだ読みました。めちゃくちゃ面白かった!ただの少女漫画ちゃうで~!絵はキレイなのに、ギャグはハチャメチャ狂気的。見た目は婦女子(&男も)を気絶悶絶させる絶世の美少年・山田太郎を、ニノが!?大丈夫かなあ。ニノ、可愛いけど美少年とは程遠い、けど楽しみ♪ニノより、櫻井翔がmy目当てだけど。二人の可愛いコンビネーションに、萌えまくれるかな?
 後者も手にとってみましたが、あかんわ。絵が苦手系で挫折。男のフリしてる女の子に恋する男って話は、結構手垢のついたパターンだし。レスリーの「君さえいれば 金枝玉葉」以上の傑作は、出演者からして期待できないし。小栗旬だけ期待。オグリン、インタビューで、今日も撮影で脱いできた!とか、サービスショット満載です!とか言ってたし。
 玉鉄やオリラジあっちゃん、小出くんとか気になる男が出てる「牛に願いを」も観たかったけど...最凶ドラマクラッシャーな女子が出てるので、断念。
 この夏、皆様は、どんな連ドラを楽しまれることでしょうか。
 
 「サイレンサー」
 ヘレン・ミレンのオスカー受賞のおかげで、急遽日本でも陽の目を見た異色作。
 末期癌で余命いくばくもない女ヒットマンのローズ。パートナーのマイキーと向かった最後の仕事で、思いがけない事態に遭遇し...
 女殺し屋のミレンおばさまが、クールで哀愁たっぷりで、やっぱカッコいい!
          
 老いても、そして死の直前でも、お・ん・な!燃え尽きるまで、現役バリバリな女であり続けるところが、ミレンおばさまらしい。相棒のマイキーへの、母親のような慈愛、そして恋人としての性愛が、悲しくて壮絶。殺せなかった母子を慈しみ、自分亡き後のマイキーのことを心配する時は、優しく悲しい母の顔。マイキーを狂おしく求める時は、痛ましいほど女の顔。女の重さ苦しさ、そして崇高さをシャープに哀切に演じるミレンおばさまに、圧倒・魅了されます。
 ちょっとでもマイキーが逆らうと、私の言うことが聞けないの?!とビンタ&厳しい目で睨むミレンおばさま。あんなに屈強そうなマイキーを従わせるところに、さすが女王さま!な貫禄&威厳。どんなコワモテな男でも、ミレン女王には楯突くことはできません。
 それに。60過ぎて、あんな大胆なセックスシーンができるのも、ミレンおばさまくらいでしょう。親子ほど年の離れた若い黒人男マイキーを全裸にして、大股広げて迎え入れ、激しく喘ぎながら衝撃の最期!こ、怖い...ミレンおばさまは、凄絶な形で自らの人生に幕を引き、映画の中盤あたりで退場。
 マイキー役は、キューバ・グッディング・ジュニア。オスカーを受賞した「ザ・エージェント」とか、アホバカコメディ「ラットレース」とか、お笑いのイメージが強い彼のシリアスな演技、新鮮でした。ヌオ~としたデカい体&無表情な顔、なかなか迫力があって怖い。芯は心優しいけど、なかなかそれを出せない不器用さが、とても可愛いです。あと、脱ぎっぷりが凄かった。セックスシーン、シャワーシーン、シャドーボクシングシーンなどで、やたらと全裸になります。ムチムチマッチョです。ケツもムッチリしてます。映画の中で、女たち(だけでなく、ホモのオッサンまで)を淫らに欲情させ、はしたないことをさせる罪なカラダ。この映画の監督、ホモ?!と思えるほど、キューバの裸がフル活用されてます。
 むかしブレイクしかけて、今は落ちぶれてるスティーブン・ドーフが、狂犬のような悪役。今でも男前です。昔よりイケてるかも。彼も全裸になってます。
 あと、モグリの医者役の俳優が、ちょっと窪塚ヨースケ似で可愛いです。
 過激な暴力&性描写で、淡々と激しく、儚くも濃密な愛と運命が描かれています。ラストの、因果を感じさせる子供の台詞が印象的です。
 ミレンおばさまの日本未公開作で、次に陽の目を見てほしいのは、TV映画“The Roman Spring of Mrs.Stone”!だって共演が、オリヴィエ・マルティネス&ロドリゴ・サントロだもん!きっと、特濃ラテン丼みたいな美味しい作品に違いない!
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つねぴー 最後の任侠

2007-07-02 | 日本映画
 真夜中から今朝方にかけて、雷の閃光と轟きが凄まじく、眠りが妨げられました。
 きゃ、怖い♪とか言って、可愛く甘える胸も腕もないって、ほんと寂しいなあ。そーいえばあいつは、普段は男らしく振舞ってたくせに、雷とかオバケを本気で怖がってたっけ...ふと古い恋の思い出に心が濡れた、梅雨の一日でした。

 お松の第2回独り邦画男前映画祭⑤
 「民暴の帝王」
 ある大物経済ヤクザの、政財界での暗躍そして武闘派ヤクザとの仁義なき戦い!
 いやあ、堪能しました!最近、キレイ・カワイイ若い男子に目移りしてたけど、やっぱスカしたチャラい軟派な青二才よりも、欲望と野望で脂ぎった激シブで硬派な漢(おとこ)どものほうが、イケてますがな~!
 民事介入暴力、いわゆる民暴の実態が、なかなか興味深かった。政財界での経済ヤクザたちの暗躍が、非道いけど痛快でもある。それは、食いつかれるのが哀れな一般庶民ではなく、汚い政治家とか銀行だからでしょうか。でもまあ、いくら紳士的に知的に振舞っても、ヤクザはヤクザ。決して英雄ではなく、しょせん社会のダニであることには変わりありません。
 クールな経済ヤクザとは対照的に、昔ながらの武闘派ヤクザの熱い暴れっぷりも、ちゃんと描かれています。チャカぶっぱなしドス振り回し、仁義を尊ぶため血みどろになる彼らは、もはや時代遅れの野蛮人?
 出演者が、とにかく特濃&激シブなメンツ!
 主役の大物経済ヤクザ役は、小林旭。恰幅がよくて貫禄がある、というより、太ってるだけ?!ギターも拳銃も持ってないけど、見た目だけで迫力満点。そのカリスマなキャラに敵も味方も、スゴい人や、タダ者やないで、と異口同音に感服し畏怖するところが、何か笑えた。
 もう一人の主役、昔気質の武闘派ヤクザ役は、我が愛しの渡瀬恒彦。きゃつねぴー、めちゃくちゃカッチョEやんか~最近は、すっかり温厚な紳士っぽいつねぴーですが、彼の基本・原点はやっぱコレですよねえ。もうホント、やーさんにしか見えません!怖い!けど、男前!情婦になりたい~髪が、ちょっとヅラっぽい不自然さ、それさえチャーミング。
 荒ぶる姿も素敵ですが、つねぴーの危険な男の色気に心が痺れます。彼に惚れた七瀬なつみが、自分から全裸で彼に体当たりする気持ちも、解かる。七瀬なつみをベッドの上で組み敷き、朝までヒイヒイ言わせたるで、なんて女の耳元に囁くつねぴーがエロい!女を攻めてる最中の、刺青が見事な背中の動きもエロい!
 ラスト、桜吹雪舞い散る中、ドスを手に独り敵に切り込んでいくつねぴー、その凄愴な姿に見惚れてしまいます。
 つねぴーにエロを仕掛ける女、七瀬なつみの脱ぎっぷりが、あっぱれ!こないだ観た「TANKA」の黒谷友香のセコい脱ぎとは雲泥の差!しかも、すっげー美体!ふしだらド淫乱な役にも驚かされます。つねぴーだけでなく、運転手の坂上忍ともエッチ。養父同然な小林旭にまで、パパとヤリたいの~と盛りまくる。念願かなって?つねぴーと合体、彼に乳をワシづかみにされ、絶頂に至った瞬間の顔ときたら!ホントにヤってるんじゃないの!?という疑惑さえ抱く、迫真のエクスタシー演技でした。
 つねぴーの妹で、したたかな高級クラブのマダム役、二宮さよ子の妖艶さも強烈。
 いちばん目立ってたのは、中尾彬。美味しい役、というより、やっぱ彼の演技力のよるところが大きい。最近すっかりバラエティタレント化してるのが惜しい名優です。
 つねぴーの兄貴分役で特別出演の菅原文太も、さすがヤクザ映画の顔な好演。
 さらに、出てるだけでスゴいオーラの故・丹波哲郎先生。あと、長門裕之、川地民夫、高松英郎、本田博太郎、名高達男(若い頃の彼、超イケてたよなあ)、清水紘治etc.演技も存在感も強烈なメンツが、ズラリと雁首そろえてます♪
 最近、暴力団がらみの凶悪事件が多発してるので、新たにヤクザ映画を作るのは難しい状況なんだろうなあ。ドスとチャカと刺青が似合う男優も、絶滅寸前だし...
 
 
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エビゾー魚雷

2007-07-01 | 日本映画
 コブクロの呪!
 たまにスカパーの音楽番組をつけたら、99%の確率でコブクロが現れる。ほんとに、偶然にしては怖いほどコブクロが~!
 今日も、ラジオをつけたら即コブクロの歌!喫茶店に入った途端、コブクロの歌!録画したMステを巻き戻して再生にすると、コブクロが~!カンベンして~!
 これがポルノとか嵐とかなら、嬉しいんだけど...好きな男の子には、なかなか会えないのに、苦手な野郎には、イヤになるほどバッタリ...って乙女時代の放課後の帰り道を思い出します。

 お松の第2回独り邦画男前映画祭④
 「出口のない海」
 歌舞伎界のプリンス、というより怒涛の下半身武勇伝で、今や芸能界最強のヤリチン男として名高い市川海老蔵の、映画初主演作。
 敗戦の色濃く漂う中、脱出不可能の魚雷“回天”で死の突撃を遂行するため、潜水艦に乗り込む青年たち...
 特攻隊の海バージョン。「俺は、君のためにこそ死ににいく」同様、お国のために死に急ぐ姿が悲壮で、胸が塞がれます。何の罪もない、春秋に富んだ身も心も健康的な若者たちが、どうしてこんな形で命を散らさなきゃならないの。人間魚雷にするなら、光市母子殺人事件の犯人みたいなのに強制してほしい。
 原作は、横山秀夫。三島由紀夫や石原慎太郎とは違って、軍人の精神や行動を武士道のように美しく浪漫化した内容ではなく、かといって戦争は愚かな悲劇!的な左っぽさも薄い。思想的なものはほとんどなく、とにかく人間魚雷ってこんな風に作られ、使われたのだということを描きたかったって感じ。回天が主役?なので、軍人たちのドラマは何だかオマケみたいな。ありきたりだし、別に削っても支障がないエピソードも。
 主人公役の海老蔵が、男前!
  
 学ランと軍服って、着る男を選ぶコスチューム。イケメンだからって似合うってわけでなはい。海老蔵は、どっちもスゴくフィットしてました。歌舞伎役者には不必要とも思えるマッチョな肉体のおかげでもある(上半身裸で太鼓を叩く伊藤園おーいお茶のCM、スゴすぎて引いてしまった)。野球のユニフォーム姿も素敵。早大のハンカチ王子よりも萌え~
 顔は、ちょっと濃いけど、やっぱ端麗な美男子です。たまに、可愛く見えることも。声が、舞台で鍛えられてるせいか、すごくキレイ。精悍で男らしいけど、どことなくボンボンっぽい甘さもあるところが、さすが梨園の王子。若手の歌舞伎俳優って、何なのコイツな男ばかりだけど、海老蔵だけはイケてる。実は私、まだ十代の頃の新之助時代から、萌えてました♪大河ドラマ「花の乱」の彼、めちゃ初々しくてカッコカワイかったよなあ。映画やTVよりも、あくまで舞台中心みたいなのが寂しいけど、ワイドショーでは今後も活躍してくれそうで楽しみ。
 とにかく、私生活で海老蔵がモテモテなのは当然と再納得。遊びと割り切ってくれる、重くないサバサバしたエッチな女がタイプってところや、ヘンに低姿勢に媚びないエラそーな態度とかも、何だか微笑ましいです。私もエビゾーガールになりたいものです。♂魚雷をガンガン発射して、どんどん女たちを撃沈して芸の肥やしにしてほしいけど、計算高くて強欲狡猾自己チューな女に引っかかって、バカを見ないよう気をつけてねエビゾー!くれぐれも、中村獅子舞みたいなことにならないで。
 エビゾー以外にも、E男がいっぱい出てました。
 伊勢谷友介。カッコイイけど、イマドキ感が強くて軍人役には少し違和感。それに、台詞が棒読み!?前から思ってたけど、ひょっとして大根?典型的なムード&ファッション系俳優ですよねえ。
 愛しの香川照之。ビョンホン声こと高橋和也。コン・ユかと思った田中実。柏原収史(兄貴の崇のほうが好きだが)。永島敏行とか三浦友和とかもシブい。海老蔵を慕う整備士役の俳優が特に良かった。
 華やかでシブい男たちの中で、めちゃくちゃ浮いていたのが、海老蔵の恋人役の上野樹里。切ないはずの純愛が、のだめのパロディにしか見えない!清楚な乙女役なんて、ぜんぜん似合わない。ぎゃぼぎゃぼ言って騒いでるアホな樹里ちゃんのほうが、魅力的です。樹里ちゃんとより、整備士と海老蔵のほうが甘く切ない関係に思えたのは、あまりにもYAOIすぎる見方でしょうか?
  
 近所のお寺に、こんなフェロモン和尚さまがいたらなあ
 
 
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