ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

Storm King

2010年09月05日 | 友達とわたし
ほんとは練習をしていなければならないはずで、だからこそ留守番を渋々選んだわたしだけれど、へへへ、気にしない気にしない。

めちゃんこ爽やかな秋晴れの朝、ジャンとサラと旦那が出かけた場所『Storm King』。

この連休を思いっきり楽しみたい旦那が、どこかに一緒に行かないか?という誘いのメールを送り、それなら『Storm King』に行こう!ということになったそうな。
『Storm King』のことは、それまで全く知らなかったのだけど、ニューヨーク郊外のビーカンという所にある野外彫刻パークで、写真を見た途端にわたしも行きたい気持ちがムクムクと、入道雲のように胸の中に盛り上がってきた。



ジャンのおとうさんは絵描きさん、本人も絵を描くけれど、ほんの少し前までは、ハリウッドでコンピューターグラフィックの分野で活躍していた。
前にも書いたことがあると思うけど、『スパイダーマン』などのCGが彼の仕事だった。
けれども映画の仕事に嫌気が差し、ハリウッドを離れ、故郷フィラデルフィアで教える仕事などを始めた。
サラは、新鋭のペーパーアーティスト。三ヶ月ほど前に香港などで展覧会を開いた。日本にも滞在したことがあり、紙細工や影絵などにとても興味がある。



まうみ、引きこもってピアノを弾くのもいいけどさ、こういう場所に行って、インスピレーションを受けるってのもいいんじゃない?
おぉ~……なんという強烈な誘いよ……心が揺れまくるではないか!



いやいや、やはりインスピレーションより今はテクニカルな仕上げが大事っしょ。
大人ですからわたし、今日は諦めましょ。

ささ、練習練習!
コメント (2)
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