いよいよ明後日!
いっぱいやった。いっぱい落ち込んでいっぱい足掻いた。いっぱい試していっぱい失敗した。いっぱい勘違いしていっぱい悩んだ。
でももう、いよいよ明後日。どんどん近づいてくる本番に、心臓は早くもドクンドクンといつもより派手に波打っている。
つい先日、T師匠から『フレーフレーメール』が送られてきた。
ああ、師匠もきっと、大丈夫だろうかと心配してくれているんだと、すごく嬉しくなった。
『骨盤後ろに倒れてない?
前むいて真っ直ぐ立ち上がってる?
首と肩をリラックスさせてそして、指先に集中できてる?
手のひら締めたり、ぐさぐさにゆるめたり自在にできてる?
等間隔の枕木の上に敷かれた2本のレールの上を次から次と変化する景色を受け入れ、
楽しんで走ってる電車に乗ってるように音楽にのれますように!』
骨盤のこと、手のひらのこと、首と肩のこと、そして指先のこと。
ピアノを弾く体のメカニックなことを熟知して、問題がある生徒には、解決に向けて、的確な指摘と指導ができる師匠。
わたしがどんなにひっくり返っても、彼女には叶わない、きっと。
今だって、練習中にふと、師匠だったらここではこう言うだろうなあ~なんて思いながら弾いてたりする。
もうそれは40年近くも前のことなのに……。
『骨盤は大丈夫、手のひらだってちゃ~んと意識して締めたり緩めたりしてるよ』
そんな返事を書いた。
ところが昨日、突然、骨盤が後ろに倒れていることに気がついた!どうしても弾けない所を練習中に。
わっ!いかんいかん!倒れてるよぉ~とばかりに前に向け、真っ直ぐに立ち上がらせると、あらあら、自然と丹田にしっかりと気がたまったではないか!
そしてスルスルッと弾けた……。
師匠!ごめんなさい!できてなかったよぉ~!でも、ずっとじゃなかったんだよぉ~!ちゃんと気をつけてたんだよぉ~!
実にこの、下半身のドスコイ感は、とてもとても大事なのだ。どんなに心臓がバクバク踊り狂ってても、腹にしっかり気が入ってればなんとかなる。
そのためには骨盤でしょ!
自分で自分を戒めるために、後ろ手でトントン叩いておいた。
あと1日。骨盤が後ろにダレ~ッと倒れないように気をつけて頑張ろう!
T師匠、ほんとにありがとう!
今日の夕方からの生徒は全員男の子。7才から11才。しかも、4人とも明後日のコンサートを聞きに来てくれる。
机の上に、縮小してみた楽譜を置いてあるのを見つけて大騒ぎ。
「ねえねえ、これって土曜日の曲?」
「ひぇ~!音符、ちっちぇ~!」
「こんなん、どうやって弾くん?マジ意味不明!」
「ねえ、ドキドキしてる?ちゃんと弾けそう?」
君達、先生はがんばるよ!たとえ、せっかく縮小してみたものの、音符がちっちゃ過ぎて、ローガンには合わなかった悲しい現実に打ちひしがれていても……。
いっぱいやった。いっぱい落ち込んでいっぱい足掻いた。いっぱい試していっぱい失敗した。いっぱい勘違いしていっぱい悩んだ。
でももう、いよいよ明後日。どんどん近づいてくる本番に、心臓は早くもドクンドクンといつもより派手に波打っている。
つい先日、T師匠から『フレーフレーメール』が送られてきた。
ああ、師匠もきっと、大丈夫だろうかと心配してくれているんだと、すごく嬉しくなった。
『骨盤後ろに倒れてない?
前むいて真っ直ぐ立ち上がってる?
首と肩をリラックスさせてそして、指先に集中できてる?
手のひら締めたり、ぐさぐさにゆるめたり自在にできてる?
等間隔の枕木の上に敷かれた2本のレールの上を次から次と変化する景色を受け入れ、
楽しんで走ってる電車に乗ってるように音楽にのれますように!』
骨盤のこと、手のひらのこと、首と肩のこと、そして指先のこと。
ピアノを弾く体のメカニックなことを熟知して、問題がある生徒には、解決に向けて、的確な指摘と指導ができる師匠。
わたしがどんなにひっくり返っても、彼女には叶わない、きっと。
今だって、練習中にふと、師匠だったらここではこう言うだろうなあ~なんて思いながら弾いてたりする。
もうそれは40年近くも前のことなのに……。
『骨盤は大丈夫、手のひらだってちゃ~んと意識して締めたり緩めたりしてるよ』
そんな返事を書いた。
ところが昨日、突然、骨盤が後ろに倒れていることに気がついた!どうしても弾けない所を練習中に。
わっ!いかんいかん!倒れてるよぉ~とばかりに前に向け、真っ直ぐに立ち上がらせると、あらあら、自然と丹田にしっかりと気がたまったではないか!
そしてスルスルッと弾けた……。
師匠!ごめんなさい!できてなかったよぉ~!でも、ずっとじゃなかったんだよぉ~!ちゃんと気をつけてたんだよぉ~!
実にこの、下半身のドスコイ感は、とてもとても大事なのだ。どんなに心臓がバクバク踊り狂ってても、腹にしっかり気が入ってればなんとかなる。
そのためには骨盤でしょ!
自分で自分を戒めるために、後ろ手でトントン叩いておいた。
あと1日。骨盤が後ろにダレ~ッと倒れないように気をつけて頑張ろう!
T師匠、ほんとにありがとう!
今日の夕方からの生徒は全員男の子。7才から11才。しかも、4人とも明後日のコンサートを聞きに来てくれる。
机の上に、縮小してみた楽譜を置いてあるのを見つけて大騒ぎ。
「ねえねえ、これって土曜日の曲?」
「ひぇ~!音符、ちっちぇ~!」
「こんなん、どうやって弾くん?マジ意味不明!」
「ねえ、ドキドキしてる?ちゃんと弾けそう?」
君達、先生はがんばるよ!たとえ、せっかく縮小してみたものの、音符がちっちゃ過ぎて、ローガンには合わなかった悲しい現実に打ちひしがれていても……。