またまたけったいな眠りしか得られずに、かなり疲れたまま起きた朝、
夏が終わったしるしのカバーがかけられた、窓のすぐそばのプール。そこにできた水たまりで、鳥の親子が行水パーティをしていた。
なんとも楽しそうに大はしゃぎして、それを見て「ふふふっ」と笑ったら、少しだけ体が軽くなった気がした。
Tがとうとうアパートを決めたようだ。
クィーンズの、今まで見に行ったクィーンズの中では断トツでいい感じのご近所らしい。彼の会社までは地下鉄一本で40分弱。駅までも近い。
家賃は少し高めだけど、それでもマンハッタンと比べたら半値ぐらい。
旦那に「寂しなるな」と言われて、「日本とちゃうから」と強がりを言う。
今日と明日は、夏休みのバカンスから戻ってきた生徒達のレッスンでいっぱい。
休みボケで、なんとな~くやってきてダラダラ~っと弾く子を見てると、こんなことやってるぐらいなら自分の練習をしたいよ、と思ったりする。
さすがに心身ともに疲れてきた。
旦那に鍼をおねだりする。
レッスンの合間に突然、タイヤが宅配されてきた。
ずっと、なんとなく不穏な状態で走っていたアウディの後ろのタイヤ2本。
いつもは、隣町にある、中古タイヤの店で安いのを買い、そこで交換してもらってたのだけど、もうそれが安物買いの銭失いだとつくづく学んだので、今回はネットでミシュランのいいのを買ったようだ。
玄関の外に置いておけなかったので、部屋の中にゴロゴロと転がして入れたのだが、なんとも強いゴムの臭いがする。
旦那に訴えると、「2本つないであるテープを外して1本ずつにしたら運べるんちゃう?」と言う。
Kに訴えると、「あ、ボクはちょっと今忙しい」と言う。
まったく、この家の野郎どもは、こういうことは女にさせておくわけにはいかない、などとは全く考えない連中なのだ。
しょうがないので、夕飯後、言われた通りにテープを切り、1本ずつ、一番奥に停めてあるアウディまで運び、トランクによいしょっと入れた。
旦那はその時、夕飯後のパソコン遊び、Kはシャワー。ムカムカ度急上昇。
けどまあ、今夜はプラマイゼロってことにしておこう。
旦那は、患者さんがいっぱいいた日にも関わらず、家に戻ってすぐに、わたしのおねだりを聞いて治療してくれた。
マッサージテーブルにうつ伏せに寝ているわたしの目の先に、ショーティが彼女専用の椅子に丸まって眠っている。
彼女の寝息と丸い幸せが伝わってくる。
そこに鍼を打ってもらった後にやってくる、なんともいえないポワポワとした心地良さが相まって、わたしは20分ほど眠った。
夕飯後に練習していると、既に昨日からマンハッタン入りしている、被爆ピアノコンサートのディレクター竹本さんから電話がかかってきた。
初めて聞く声だったけれど、ずっと前から知っているような、どこか懐かしい声だった。
元気そうで安心した。けれども、一行の中には、今回初めて渡米した人達が多くて、時差ボケが少し大変なんだそうだ。
でも、この天気はきっと楽しんでもらえると思う。23℃から25℃の、この時期の乾いた秋風は、地元の人間でも嬉しいもの。
明日、マンハッタンの紀伊国屋で行われる、NY本願寺の住職さんの講演会とサイン会には行けない。残念!
金曜日のコンサートは夜の7時から。けれども、3時にはピアノを弾けるようにしてくださるそうで、わたしも一度どんなピアノなのか弾いてみたかったので随分助かる。とても楽しみ。相性がいいピアノだといいな。
そんなこんなの、いろいろあって鍼に酔った日。
夏が終わったしるしのカバーがかけられた、窓のすぐそばのプール。そこにできた水たまりで、鳥の親子が行水パーティをしていた。
なんとも楽しそうに大はしゃぎして、それを見て「ふふふっ」と笑ったら、少しだけ体が軽くなった気がした。
Tがとうとうアパートを決めたようだ。
クィーンズの、今まで見に行ったクィーンズの中では断トツでいい感じのご近所らしい。彼の会社までは地下鉄一本で40分弱。駅までも近い。
家賃は少し高めだけど、それでもマンハッタンと比べたら半値ぐらい。
旦那に「寂しなるな」と言われて、「日本とちゃうから」と強がりを言う。
今日と明日は、夏休みのバカンスから戻ってきた生徒達のレッスンでいっぱい。
休みボケで、なんとな~くやってきてダラダラ~っと弾く子を見てると、こんなことやってるぐらいなら自分の練習をしたいよ、と思ったりする。
さすがに心身ともに疲れてきた。
旦那に鍼をおねだりする。
レッスンの合間に突然、タイヤが宅配されてきた。
ずっと、なんとなく不穏な状態で走っていたアウディの後ろのタイヤ2本。
いつもは、隣町にある、中古タイヤの店で安いのを買い、そこで交換してもらってたのだけど、もうそれが安物買いの銭失いだとつくづく学んだので、今回はネットでミシュランのいいのを買ったようだ。
玄関の外に置いておけなかったので、部屋の中にゴロゴロと転がして入れたのだが、なんとも強いゴムの臭いがする。
旦那に訴えると、「2本つないであるテープを外して1本ずつにしたら運べるんちゃう?」と言う。
Kに訴えると、「あ、ボクはちょっと今忙しい」と言う。
まったく、この家の野郎どもは、こういうことは女にさせておくわけにはいかない、などとは全く考えない連中なのだ。
しょうがないので、夕飯後、言われた通りにテープを切り、1本ずつ、一番奥に停めてあるアウディまで運び、トランクによいしょっと入れた。
旦那はその時、夕飯後のパソコン遊び、Kはシャワー。ムカムカ度急上昇。
けどまあ、今夜はプラマイゼロってことにしておこう。
旦那は、患者さんがいっぱいいた日にも関わらず、家に戻ってすぐに、わたしのおねだりを聞いて治療してくれた。
マッサージテーブルにうつ伏せに寝ているわたしの目の先に、ショーティが彼女専用の椅子に丸まって眠っている。
彼女の寝息と丸い幸せが伝わってくる。
そこに鍼を打ってもらった後にやってくる、なんともいえないポワポワとした心地良さが相まって、わたしは20分ほど眠った。
夕飯後に練習していると、既に昨日からマンハッタン入りしている、被爆ピアノコンサートのディレクター竹本さんから電話がかかってきた。
初めて聞く声だったけれど、ずっと前から知っているような、どこか懐かしい声だった。
元気そうで安心した。けれども、一行の中には、今回初めて渡米した人達が多くて、時差ボケが少し大変なんだそうだ。
でも、この天気はきっと楽しんでもらえると思う。23℃から25℃の、この時期の乾いた秋風は、地元の人間でも嬉しいもの。
明日、マンハッタンの紀伊国屋で行われる、NY本願寺の住職さんの講演会とサイン会には行けない。残念!
金曜日のコンサートは夜の7時から。けれども、3時にはピアノを弾けるようにしてくださるそうで、わたしも一度どんなピアノなのか弾いてみたかったので随分助かる。とても楽しみ。相性がいいピアノだといいな。
そんなこんなの、いろいろあって鍼に酔った日。