我、再び駆ける。

ADV150・MT-03・4D9マジェスティなどを購入したことから、これらのバイクについて紹介していくブログです。

スズキ歴史館に行ってきました。(その3:展示編2)

2014年01月05日 | お出かけ
新年最初のお出かけは、家内と青春18きっぷで境港(水木しげるロード)や米子に行ってきたのですが、いかんせん写真が200枚近くあり整理が全く出来ていません(笑)。そんなところで、順次、ぼちぼちと紹介することにして、先に昨年の積み残しであるスズキ歴史館の3回目です。

入口を入ると、記念写真用のGSX1100カタナが置かれています。跨って記念写真をどうぞ・・・ですね。

カタナの奥にはこんな垂幕があり、鈴鹿8耐のマシンが並んでいます。どのマシンもヨシムラマフラーが光っていますね。意外とコンパクトなマシンでした。






私的には鈴鹿8耐のマシンよりも目を引いたのは、バリー・シーンが乗っていたこのマシンです。ロータリー・ディスクバルブ、スケエア4気筒・・・後の市販車であるΓ(ガンマ)400&500の基本となりました。






GS750EとGS650G・・・GS750Eのタンクのストライプは、当時、ライダーから「アゲハチョウ」と揶揄されました。GS650Gは、後のカタナデザインのスタートとなったマシンですね。



GSX400FSとターボ・・・GSX400FSインパルスは1980年代初頭の400ですが、当時は各メーカーが競って尖った400クラスを開発していましたね。ターボは排気量換算の問題があり、国内販売されませんでした。



GSX1100Sカタナ・・・このバイクが最終生産車だそうです。






RG250Γ・・・もう説明は要らないでしょう。当時の究極250でしたね。アルミフレームが美しいです。






先ほど少し触れたRG400Γ(ガンマ)です。もうこんなバイクが市販されることは無いでしょう。






バリー・シーンの後、スズキのGP500クラスを背負ったのはケビン・ショワンツです。エンジンもスクエア4気筒からV型4気筒に変更され、HONDAやYAMAHAと戦いました。






現在のスズキのフラッグ・シップモデルである「隼」も、もちろん展示されています。



私も乗っていたバンディットです。写真は400ですが、私が乗っていたのは250でした。懐かしいですね。



左ミラー根本の横の赤丸で囲んだのはチョークレバーです。現在バイクはインジェクションとなりましたので、もう見ることは無くなりました。



現在でも見かけるGN125Eです。息の長いモデルですね。まだ新車で購入出来るのではないでしょうか。






マメタン50です。ちょうど学生の頃に発売されました。乗ったことがありますが、原付50でありながらラフなクラッチミートすると、ポンとフロントが浮いたのが思い出されます。






ミニクロ50です。75もありました。この頃のスズキ2stは、ロータリーディスクバルブが好きでしたね。









ハスラー400です。学生の時、友人が乗っていました。空冷2st400単気筒・・・乗ったことがありますが、とにかく圧倒的な加速でした。私はこのバイク以上の加速を経験したことがありません。さらに強烈なケッチンも・・・(笑)。このマフラーがカッコイイと思ったものです。









RE-5です。貴重なロータリーエンジン搭載車ですね。解説のとおり、当時の時代のニーズには合致しませんでした。






今回、このバイクと再会したかったためスズキ歴史館に来たと言っても過言ではないGT380です。私のスズキに対するイメージは、正にこのバイクです。しかし当時31万円というお値段は、貧乏学生の私では買えなかったですね。



空冷並列2st3気筒・・・冷え辛い中央のシリンダーを冷やすために、ラムエアシステムを採用しています。何か芸術品のような美しさがあります。



GT380のメーター廻りです。現在のGSR400やグラディウス、それにGSR250でも採用されているギアインジケーターが装備されています。ギアインジケーターは、今から35年以上前のバイクから始まりました。



GS400です。今見ても非常に美しいバイクです。特にスラリと伸びたメガホンマフラーとキレイなカーブを描いたタンクが美しいです。このデザインを復活して欲しいですね。






GS400のメーター廻り・・・GS400にもギアインジケーターが付いていました。速度警告灯が懐かしいです。



最後にGTシリーズ最高峰のGT750です。GTの2st3気筒シリーズは380と550と750でしたが、750だけが水冷です。そんなことから「ウォーターバッファロー」(水牛)と呼ばれました。またマフラーエンドが黒いことから「鉛筆マフラー」とも呼ばれたものです。私は少しだけ乗ったことがありますが、まるで大木に跨るような巨大な大きさに驚いたものです。






GT750は白バイにも採用されましたが、KAWASAKIのZ2やHONDAのCB750の人気に押され消えて行きました。またメインの輸出先である、アメリカの排ガス規制をクリアするのが不可能だったのでしょう。

懐かしのGTシリーズのTV・CMが流れていましたので、ご紹介しましょう。登場するバイクから、1970年初頭のCMだと思います。



もっともっとバイクを紹介したいのですが、このあたりで終えたいと思います。他にも軽四を中心としたクルマも数多く展示されていました。フロンテや47万円のアルトが懐かしかったですね。スズキ歴史館は、じっくりと見て回ると2時間ぐらい必要かと思います。私は帰りの電車の関係で1時間半ぐらいしか見れなかったのが残念です。
残念といえば、飲み物の自動販売機や喫煙所が無かったのも残念でした。このあたりはYAMAHAのコミュニケーション・プラザの方が嬉しいところです。
コメント (14)
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