いよいよツアーも最終日となりました。ホテルを7時半に出発し、到着したのは黒部峡谷鉄道・宇奈月駅。こちらからトロッコ列車に乗って、黒部峡谷の観光です。
ミニチュアのトロッコ列車が置かれていましたが、こんなのに乗ります。ちなみに屋根はありますが、両サイドは窓の無いフルオープンです。^^
ホームに入るとトロッコ列車が停まっていて、出発進行。
トロッコ列車は黒部川添いの断崖絶壁を走りますが、先ずは山彦橋。
続いて宇奈月ダムと湖面橋
新柳河原発電所と
出し平ダム。
黒部川第二発電所など、次から次に目に入ります。
こんな感じで走っていますが、
動画でもどうぞ。
やがて猫又駅に到着。
トロッコ列車の終点は欅平駅ですが、現在、大雨などで軌道敷が被害を受けたため、猫又駅が終点となります。
トロッコ列車の線路幅は、特殊狭軌線(ナローゲージ)と呼ばれる762mm幅で新幹線の約半分。このため揺れが大きく、まるで映画「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」のトロッコに乗ったような雰囲気が味わえます。^^
往復約50分で、黒部峡谷の秘境を味わい、宇奈月駅に戻ってきました。
ここで昼食を兼ねた宇奈月温泉散策タイムですが、適当に歩いて、我家はバス内で食べるお弁当の調達。富山らしく、鱒寿司と白エビの天むすセット。
宇奈月温泉を後にして、最後の観光地である白川郷を目指しますが、旅の疲れで爆睡。気が付けば東海北陸道・白川郷ICで、白川郷まで後僅かですが、1kmほど手前でバスは全く動きません。駐車場待ちの渋滞でした。
ここで添乗員さんが機転を利かし、渋滞で止まっているバスから下車。少し歩くと、合掌造りの白川郷です。
ここでも見学時間の関係と恐るべき観光客の多さで、白川郷全体を見渡せる展望台まで行けそうに無い状況。このため、先ずは国指定重要文化財である和田家に向かいます。
こちらが和田家ですが、
家の前には野菜を洗ったり洗濯できるように、水路から水を引いた洗い場があります。
400円の入館料を払って家に中に入ると、
某ブロ友さんが大好きな、太い梁。
さらに大きな竈(かまど)。
竈(かまど)の上は格子状に木材が組まれ、太いロープで吊られていますが、上部も格子状になっています。これは煙を2階から屋根に逃がし、茅葺屋根に寄生する虫を燻すためとか。
白川郷では養蚕も盛んに行われていたようです。
こちらの和田家は現在も住居として使われているため、プライベートエリアがあります。
屋根部材は釘など使わず、荒縄で縛って組まれています。
2階の窓から見ると、正に白川郷らしい風景が望めます。
これにて和田家の見学も終了し、白川郷を散策します。物置(蔵)まで合掌造り。
散策を続けますが、とにかく観光客の多さに驚き。地元の方の日常生活に支障が出るぐらいで、半数は外国人観光客。正にオーバーツーリズムでした。
そんなところで、カフェでICEコーヒーでも・・・なんて状況ではなく、以下の合掌造りの建物を撮って終了です。
合掌造りは全て同じ方向を向いて建てられていますが、これは朝陽と夕陽を屋根に当て、出来るだけ屋根材の茅を乾燥させるためだそうです。
それではバスに戻りましょうですが、駐車場に向かう「であい橋」も大混雑。
駐車場には多くのバイクが停まっていましたが、この混雑ぶりではツーリング気分では無かったでしょう。
白川郷を後にして、いよいよ帰路となりました。渋滞はあったものの、バスを降りて名古屋駅に到着。
おお!正に名古屋。「エビフふりゃ(エビフライ)と金のしゃちほこ」。(^^)
お弁当ばかりで嫌気もさしたので、普通に食事と思っても名古屋駅内のお店は大混雑。止む無く、またも駅弁を買って帰りの新幹線です。
この「のぞみ」で新大阪駅まで乗車。
名古屋駅を出発すると、早々に駅弁タイム。名古屋らしくエビフライと味噌カツ。甲子園での阪神ファンの一部は、中日の応援歌が流れると♪何を食べても味噌の味 全部味噌の味♪なんて替え歌を歌いますが、正に全部が味噌の味。されど、私は嫌いではありません。^^
「のぞみ」は、定刻どおりに新大阪駅に到着。新大阪駅からはダッシュで新快速に飛び乗り、無事に明石まで帰り帰宅となりました。三日目も約1万歩を歩いたことで、このツアーでの三日間で3万2千歩という体力の限界に挑んだ旅行となりました。
以上で、3回に分けて紹介した上高地・黒部立山・白川郷ツアーの紹介を終えます。
総括というのも僭越ですが、この度のツアー代は9万円/人ぐらい。個人でこのツアー・コースでのホテル代+新幹線・立山黒部アルペンルートetcの交通費を加算すると、軽く12万円以上/人となりますのでお得なツアー。
半面、どこの観光地での滞在時間は短く、常に時間との勝負を求められるのは残念なところ。例えば黒四ダムでの滞在時間は僅か50分ということで、最後は集合地点まで黒四ダムの上を走るという思い出ができました。^^
また上高地や立山黒部アルペンルートでは、一定の健脚が求められます。シューズもスニーカーではなくトレッキングシューズが望ましく、ツアー参加者の方の半数は分かっていたのかトレッキングシューズでの参加でした。それでも穂高連峰や立山の壮大な姿は美しく、ぜひ行かれることをお勧めします。
ミニチュアのトロッコ列車が置かれていましたが、こんなのに乗ります。ちなみに屋根はありますが、両サイドは窓の無いフルオープンです。^^
ホームに入るとトロッコ列車が停まっていて、出発進行。
トロッコ列車は黒部川添いの断崖絶壁を走りますが、先ずは山彦橋。
続いて宇奈月ダムと湖面橋
新柳河原発電所と
出し平ダム。
黒部川第二発電所など、次から次に目に入ります。
こんな感じで走っていますが、
動画でもどうぞ。
やがて猫又駅に到着。
トロッコ列車の終点は欅平駅ですが、現在、大雨などで軌道敷が被害を受けたため、猫又駅が終点となります。
トロッコ列車の線路幅は、特殊狭軌線(ナローゲージ)と呼ばれる762mm幅で新幹線の約半分。このため揺れが大きく、まるで映画「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」のトロッコに乗ったような雰囲気が味わえます。^^
往復約50分で、黒部峡谷の秘境を味わい、宇奈月駅に戻ってきました。
ここで昼食を兼ねた宇奈月温泉散策タイムですが、適当に歩いて、我家はバス内で食べるお弁当の調達。富山らしく、鱒寿司と白エビの天むすセット。
宇奈月温泉を後にして、最後の観光地である白川郷を目指しますが、旅の疲れで爆睡。気が付けば東海北陸道・白川郷ICで、白川郷まで後僅かですが、1kmほど手前でバスは全く動きません。駐車場待ちの渋滞でした。
ここで添乗員さんが機転を利かし、渋滞で止まっているバスから下車。少し歩くと、合掌造りの白川郷です。
ここでも見学時間の関係と恐るべき観光客の多さで、白川郷全体を見渡せる展望台まで行けそうに無い状況。このため、先ずは国指定重要文化財である和田家に向かいます。
こちらが和田家ですが、
家の前には野菜を洗ったり洗濯できるように、水路から水を引いた洗い場があります。
400円の入館料を払って家に中に入ると、
某ブロ友さんが大好きな、太い梁。
さらに大きな竈(かまど)。
竈(かまど)の上は格子状に木材が組まれ、太いロープで吊られていますが、上部も格子状になっています。これは煙を2階から屋根に逃がし、茅葺屋根に寄生する虫を燻すためとか。
白川郷では養蚕も盛んに行われていたようです。
こちらの和田家は現在も住居として使われているため、プライベートエリアがあります。
屋根部材は釘など使わず、荒縄で縛って組まれています。
2階の窓から見ると、正に白川郷らしい風景が望めます。
これにて和田家の見学も終了し、白川郷を散策します。物置(蔵)まで合掌造り。
散策を続けますが、とにかく観光客の多さに驚き。地元の方の日常生活に支障が出るぐらいで、半数は外国人観光客。正にオーバーツーリズムでした。
そんなところで、カフェでICEコーヒーでも・・・なんて状況ではなく、以下の合掌造りの建物を撮って終了です。
合掌造りは全て同じ方向を向いて建てられていますが、これは朝陽と夕陽を屋根に当て、出来るだけ屋根材の茅を乾燥させるためだそうです。
それではバスに戻りましょうですが、駐車場に向かう「であい橋」も大混雑。
駐車場には多くのバイクが停まっていましたが、この混雑ぶりではツーリング気分では無かったでしょう。
白川郷を後にして、いよいよ帰路となりました。渋滞はあったものの、バスを降りて名古屋駅に到着。
おお!正に名古屋。「エビフふりゃ(エビフライ)と金のしゃちほこ」。(^^)
お弁当ばかりで嫌気もさしたので、普通に食事と思っても名古屋駅内のお店は大混雑。止む無く、またも駅弁を買って帰りの新幹線です。
この「のぞみ」で新大阪駅まで乗車。
名古屋駅を出発すると、早々に駅弁タイム。名古屋らしくエビフライと味噌カツ。甲子園での阪神ファンの一部は、中日の応援歌が流れると♪何を食べても味噌の味 全部味噌の味♪なんて替え歌を歌いますが、正に全部が味噌の味。されど、私は嫌いではありません。^^
「のぞみ」は、定刻どおりに新大阪駅に到着。新大阪駅からはダッシュで新快速に飛び乗り、無事に明石まで帰り帰宅となりました。三日目も約1万歩を歩いたことで、このツアーでの三日間で3万2千歩という体力の限界に挑んだ旅行となりました。
以上で、3回に分けて紹介した上高地・黒部立山・白川郷ツアーの紹介を終えます。
総括というのも僭越ですが、この度のツアー代は9万円/人ぐらい。個人でこのツアー・コースでのホテル代+新幹線・立山黒部アルペンルートetcの交通費を加算すると、軽く12万円以上/人となりますのでお得なツアー。
半面、どこの観光地での滞在時間は短く、常に時間との勝負を求められるのは残念なところ。例えば黒四ダムでの滞在時間は僅か50分ということで、最後は集合地点まで黒四ダムの上を走るという思い出ができました。^^
また上高地や立山黒部アルペンルートでは、一定の健脚が求められます。シューズもスニーカーではなくトレッキングシューズが望ましく、ツアー参加者の方の半数は分かっていたのかトレッキングシューズでの参加でした。それでも穂高連峰や立山の壮大な姿は美しく、ぜひ行かれることをお勧めします。