サム・ライミ監督・共同脚本の'92年作品『死霊のはらわた/キャプテン・スーパーマーケット』をDVDで見ました。
死者の書によって呼び覚まされた死霊とともに紀元1300年の時代にやって来たアッシュは、ヘンリー王の仲間としてアーサー王に捕えられ、城に連れていかれます。死霊が住む穴に放り込まれて大量の血しぶきをあげる捕虜。アッシュも穴に入れられますが、彼がヘンリー王の仲間ではないと見抜いていた賢者に電動ノコを落としてもらい、死霊を次々と倒し、何とか穴から脱出します。彼はヘンリー王を逃がし、アーサー王にも電動ノコとショットガンで脅して、自分が未来から来たことを納得させます。賢者は死者の書に未来へ戻る方法が書いてあると教えてくれ、「死者の書は渡さない」と叫んで突然現れた老婆の死霊を倒したアッシュは、失っていた右手の義手を作ります。若い女性シーラと夜をともにするアッシュ。
死者の書があるという呪われた墓地へ単身向かったアッシュでしたが、途中の森の中でまがまがしい物に襲われ、風車の中へ逃れます。鏡の破片から出て来た、自分と同じ姿の小人たちに失神させられたアッシュは、そのうちの一人を飲み込まされると、自分の右肩から自分の分身が生えてきてしまい、それと戦っているうちに分身が自分と離れたところをショットガンでやっつけ、電動ノコで切り刻み埋葬します。ようやく呪われた墓地に達したアッシュでしたが、死者の書は3册もありました。1册目を開くと、穴が開いていて吸い込まれ、顔が伸びてしまいます。顔がようやく元に戻ったところで2册目を開くと、今度はそれが噛み付いてきました。本当の書である3册目を手に取ろうとしたアッシュでしたが、本を取る時に唱えなければならないと賢者に教えられていた呪文を忘れてしまい、うろ覚えの呪文を唱えて書を取ると、天変地異が起こり、死者たちが甦り始めます。アッシュの分身も地下から甦り、死者たちのリーダーとなって、手下に地面を掘らせ、仲間を増やしていきます。
城に戻ったアッシュは、呪文をきちんと唱えなかったことから、死者の軍勢が死者の書を奪いに来ることになったと賢者に教えられると、弱気になって逃げようとするアーサー王とその軍勢を押しとどめ、自ら先頭に立って戦うと同時に、ヘンリー王にも援軍を送ってもらうことにします。空飛ぶ死霊に連れ去られたシーラは、アッシュの分身にキスされて死霊化し、分身の恋人となります。
現代からアッシュとともにやって来た車に積んであった現代科学の本から、アッシュは現代科学の知識に基づく武器を次々に作り、迫り来る骸骨の大軍を迎え撃ちますが、一つの城門を破られてしまいます。侵入してきた骸骨らを、車を改造して作った装甲車でなぎ倒すアッシュでしたが、死霊化する前の姿に戻ったシーラに気を取られたすきに、車から落ちてしまいます。再び死霊化したシーラと戦うアッシュ。最後には分身との決闘となり、分身は爆弾とともに吹き飛ぶと、到着したヘンリー王の援軍の助けもあって、死霊たちは全滅し、シーラも元に戻ります。
死者の書を読んだ賢者は、1滴飲むごとに100年時間が進む薬をアッシュに渡し、入り口を塞いだ洞窟の中で薬を飲んだアッシュは、間違って1滴多く飲んでしまいます。それに気付かず眠りにつくアッシュ。目覚めて洞窟から出ると、そこには人類の文明の廃墟が広がっているのでした。
『死霊のはらわた』前2作とは違い、中世を舞台にした剣劇映画で、2作のエキセントリックさは影をひそめ、ユーモアをより全面に出した「普通の」映画になっていました。次作に期待したいと思います。
→Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/)
死者の書によって呼び覚まされた死霊とともに紀元1300年の時代にやって来たアッシュは、ヘンリー王の仲間としてアーサー王に捕えられ、城に連れていかれます。死霊が住む穴に放り込まれて大量の血しぶきをあげる捕虜。アッシュも穴に入れられますが、彼がヘンリー王の仲間ではないと見抜いていた賢者に電動ノコを落としてもらい、死霊を次々と倒し、何とか穴から脱出します。彼はヘンリー王を逃がし、アーサー王にも電動ノコとショットガンで脅して、自分が未来から来たことを納得させます。賢者は死者の書に未来へ戻る方法が書いてあると教えてくれ、「死者の書は渡さない」と叫んで突然現れた老婆の死霊を倒したアッシュは、失っていた右手の義手を作ります。若い女性シーラと夜をともにするアッシュ。
死者の書があるという呪われた墓地へ単身向かったアッシュでしたが、途中の森の中でまがまがしい物に襲われ、風車の中へ逃れます。鏡の破片から出て来た、自分と同じ姿の小人たちに失神させられたアッシュは、そのうちの一人を飲み込まされると、自分の右肩から自分の分身が生えてきてしまい、それと戦っているうちに分身が自分と離れたところをショットガンでやっつけ、電動ノコで切り刻み埋葬します。ようやく呪われた墓地に達したアッシュでしたが、死者の書は3册もありました。1册目を開くと、穴が開いていて吸い込まれ、顔が伸びてしまいます。顔がようやく元に戻ったところで2册目を開くと、今度はそれが噛み付いてきました。本当の書である3册目を手に取ろうとしたアッシュでしたが、本を取る時に唱えなければならないと賢者に教えられていた呪文を忘れてしまい、うろ覚えの呪文を唱えて書を取ると、天変地異が起こり、死者たちが甦り始めます。アッシュの分身も地下から甦り、死者たちのリーダーとなって、手下に地面を掘らせ、仲間を増やしていきます。
城に戻ったアッシュは、呪文をきちんと唱えなかったことから、死者の軍勢が死者の書を奪いに来ることになったと賢者に教えられると、弱気になって逃げようとするアーサー王とその軍勢を押しとどめ、自ら先頭に立って戦うと同時に、ヘンリー王にも援軍を送ってもらうことにします。空飛ぶ死霊に連れ去られたシーラは、アッシュの分身にキスされて死霊化し、分身の恋人となります。
現代からアッシュとともにやって来た車に積んであった現代科学の本から、アッシュは現代科学の知識に基づく武器を次々に作り、迫り来る骸骨の大軍を迎え撃ちますが、一つの城門を破られてしまいます。侵入してきた骸骨らを、車を改造して作った装甲車でなぎ倒すアッシュでしたが、死霊化する前の姿に戻ったシーラに気を取られたすきに、車から落ちてしまいます。再び死霊化したシーラと戦うアッシュ。最後には分身との決闘となり、分身は爆弾とともに吹き飛ぶと、到着したヘンリー王の援軍の助けもあって、死霊たちは全滅し、シーラも元に戻ります。
死者の書を読んだ賢者は、1滴飲むごとに100年時間が進む薬をアッシュに渡し、入り口を塞いだ洞窟の中で薬を飲んだアッシュは、間違って1滴多く飲んでしまいます。それに気付かず眠りにつくアッシュ。目覚めて洞窟から出ると、そこには人類の文明の廃墟が広がっているのでした。
『死霊のはらわた』前2作とは違い、中世を舞台にした剣劇映画で、2作のエキセントリックさは影をひそめ、ユーモアをより全面に出した「普通の」映画になっていました。次作に期待したいと思います。
→Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/)