大橋みつるの平和ト-ク・・世直しご一緒に!

世界の変化を見ながら世直し提言
朝鮮・韓国・中国・ロシアとの友好促進
日本語版新聞紹介

5G-Aネットワークはチョモランマ景勝地の観光、登山、科学調査、環境保護などの活動に、より強力なネットワーク支援を提供する。中国新聞網が伝えた。

2024-05-13 | 中国をしらなければ世界はわからない
チョモランマで
初の5G-A基地局を開設
 
人民網日本語版 2024年05月08日14:17
 

中国移動(チャイナ・モバイル)によると、中国移動西蔵公司はこのほどチョモランマ(エベレスト)エリアで初の5G-A(5Gネットワークの進化・強化版)基地局を開設した。5G-Aネットワークはチョモランマ景勝地の観光、登山、科学調査、環境保護などの活動に、より強力なネットワーク支援を提供する。中国新聞網が伝えた。

中国移動は2020年4月に初めてチョモランマの山頂で中国の5G通信の提供を開始した。これは現在、世界で標高が最も高い5G基地局だ。5G-Aはインターネット産業の3D化、クラウド化、万物のインターネット(IoE)スマート化、通信感知一体化などの産業デジタル化・高度化をサポートする重要技術だ。

中国移動西蔵公司が4月24日、チョモランマで初の5G-A基地局を開設した。(画像提供は中国移動)

中国移動西蔵公司が4月24日、チョモランマで初の5G-A基地局を開設した。(画像提供は中国移動)

中国移動西蔵公司はチョモランマ5G-A基地局の開設により、高画質クラウドライブ配信、裸眼3Dクラウド観光、XR(クロスリアリティ、仮想現実VR、拡張現実AR、複合現実MRの総称)などの文化観光応用シーンを全面的にサポートし、観光地の新興ビジネス及び観光客の多様化するニーズに応えることができる。

例えば観光客は5G-Aネットワークを通じ、リアルタイムのビデオ電話を利用したり、高画質動画を視聴したりすることができる。各配信者はリアルタイムで素材をアップでき、ライブ配信がよりスムーズになる。景勝地の職員はモニタリングデータをリアルタイムでアップし、野生動植物の保護・研究を効率的に実施できるようになる。さらに5G-Aは登山家にもより信頼性の高い緊急救援通信保証を提供する。

中国移動はチョモランマ国家レベル自然保護区で、5G-AのRedCap(5G軽量化)技術と太陽光発電を利用し、厳しい自然条件のエリアで動画監視カメラを設置。今後はAI(人工知能)画像処理技術を結び付けることで、管理ステーションの職員の日常的な巡回点検とリアルタイム異常検知を支援し、作業効率を向上させる。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年5月8日

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山河号は済南で2本目の地下から黄河を横断するトンネルである済南市黄崗路黄河横断トンネルプロジェクトで使用される。

2024-05-01 | 中国をしらなければ世界はわからない
世界最大!

 重さ5200トンのシールドマシンがラインオフ

高さ17.5m、長さ163m、重さ5200トンの「鋼鉄の巨獣」が19日、済南重工集団の敷地内に現れた。これは済南都市建設集団、中鉄十四局集団、済南重工集団、海瑞克集団が共同で研究開発した超大直径シールドマシン「山河号」で、世界で現在建設中の最大径スラリーバランスシールドマシンだ。科技日報が伝えた。

山河号は済南で2本目の地下から黄河を横断するトンネルである済南市黄崗路黄河横断トンネルプロジェクトで使用される。

山河号は同プロジェクトの地質状況に合わせてカスタマイズされたものだ。中鉄十四局の同プロジェクトの責任者である周祥氏は、「山河号は天井川である黄河を横断する。シールドマシンは黄河の下で、重なり合った地層が局所的に混ざり合ったシルト質粘土を長距離掘進する必要がある。最深部の土の厚さは49.2mで、最大水圧・土圧は6.3パスカル(爪サイズの面積で6.3kgの重量を受けるのに相当)。これはカッターの耐摩性及びメイン動力の密封性・防水性に対する要求が極めて高い」と説明した。

薛永超氏は、「山河号は掘削断面が広く、直径は6階建てのビルに相当する17.5m。1度に2m掘進し、480立方メートルの土を掘り出す。また同シールドマシンには306個のカッターを持つ帯圧複合型カッターヘッドが搭載されている。うち57個には歯車切り替え機能があり、変化の激しい地層における作業性能を最適化することができる。また同シールドマシンにはスマート掘進、スマート組み立て、設備コンディションオンラインモニタリングなどの機能があり、シールドマシンクラウドスマートプラットフォームによって遠隔監視・制御し、事前に警報を出すことができる」と説明した。

山河号という名称は泰山及び黄河地域の特色を示すほか、これまでの2台の黄河横断トンネルシールドマシンの名称(「泰山号」と「黄河号」)を巧みに融合している。そのカッターヘッドには瑞獣とされる麒麟が塗装され、中国の伝統的なスタイルを示し、吉祥と平安を象徴している。そして、シールドマシンが困難を克服し、黄河横断の旅を順調に終えられるよう、麒麟が守ってくれるという意味が込められている。(編集YF)

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今月11日に開催された米国と日本、フィリピンの3カ国首脳会談では「パートナー関係の新時代」を宣言した。

2024-04-23 | 中国をしらなければ世界はわからない
 

米日密着の軍事・防衛同盟…不安な韓国

登録:2024-04-23 06:29 修正:2024-04-23 07:08
 
[ハンギョレS]ムン・ジャンリョルの安保多焦点 
「限界のない防衛コミットメント」最高レベルに 
中国と北朝鮮を牽制するという名目で利益を共有 
日本、「普通の国」として「軍事的に浮上」 
両国が主導する「韓米日桃園の誓い」
 
 
米国のジョー・バイデン大統領が11日(現地時間)、米ホワイトハウスで開かれた3カ国首脳会談に先立ち、フィリピンのフェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領、日本の岸田文雄首相とともに発言している/AP・聯合ニュース

 米日同盟は本当に新たな段階に入ろうとしているのか。今月10日、米ワシントンで開かれた米日首脳会談で発表された共同声明は、昨年8月の韓米日首脳会談の共同声明に比べて4倍ほど長い内容で、グローバルレベルの同盟としての連携から、対中国けん制と対北朝鮮抑止、研究開発と防衛産業協力、未来技術共同開発、交換教育プログラム支援などに至るまで、ほぼすべての分野での具体的な協力計画を網羅している。米国のジョー・バイデン大統領が「同盟の最も重要な格上げ」だと評価するのにふさわしい内容だ。

 今月11日に開催された米国と日本、フィリピンの3カ国首脳会談では「パートナー関係の新時代」を宣言した。日本とフィリピンに対する米国の「徹底した」防衛コミットメントを再確認し、南シナ海の領有権と関連して中国に向けて改めて警告メッセージを送った。経済協力分野においては、中国の「一帯一路」戦略に対応するための「グローバル・インフラ投資パートナーシップ」(PGII)に基づき、(ルソン島にあるスービック湾、クラーク、マニラ、バタンガスを結ぶ)「ルソン経済回廊」に各種インフラを拡充し、Open RAN導入などの情報通信技術の三者協力を進めることにした。

■対中国包囲網の完成に向けて

 米国は今回の2つの首脳会談を機に、東南アジア唯一の同盟であるフィリピンを引き入れ、中国けん制のための既存の類似同盟体をさらに強固にすることが可能になった。韓米日は北東アジアをしっかり担当し、QUAD(クアッド・米日豪印)はインド洋にまで拡大する。さらにAUKUS(オーカス・米英豪)は中国とロシアを除く全世界的アングロサクソンの影響圏をカバーしており、英国を通じてNATO(北大西洋条約機構)と自然につながる。今や相対的に緩やかな地域だった東南アジアを米日比の協力を通じて防ぎ、最後の空白である台湾は軍事的支援で「防衛」すれば地戦略的対中国包囲網は完成する。

 米日は様々な協力を約束したが、中でも中核となるのは軍事同盟の強化だ。二つの面で米国が主導する統合的軍事体系の樹立と言える。一つは、指揮統制構造の現代化と軍の相互運用性の増大だ。首脳会談前から米国の研究所とマスコミでは、在日米軍司令官が現在の中将級から大将級に格上げされるという見通しと、日本の自衛隊が来年3月までに新設する計画とされている「統合作戦司令部」を最初から「米日統合司令部」にすべきだという主張が出た。共同声明に明示されてはいないが、実務級で議論された可能性がある。米日首脳はオーストラリアとともに3カ国のミサイル防衛ネットワークを構築し、英国とともに3カ国の定例共同軍事訓練を実施することで合意した。AUKUSに日本が合流する形だ。

 米国は、韓米連合軍司令部と国連軍司令部を指揮しているため、在日米軍もいかなる方式であれ統制し、国連軍司令部の加盟国に加入させ、従来の加盟国である英国、オーストラリア、フィリピンとともに統合的な軍事指揮体系を作ることを望んでいるのだろう。軍事作戦の効率性と武器体系の相互運用性の観点からすれば、間違った方向ではない。しかし、日本が韓国のように在日米軍司令官に主権問題である自衛隊全体に対する戦時作戦統制権を与える可能性は高くない。

 2015年9月に成立した「3大安保法制」を通じて、日本は米軍の作戦に対する自衛隊の後方支援の役割を公式化し、国家存立の危機時に制限的な集団自衛権の発動と外部の武力攻撃に対する先制攻撃を合法化した。憲法の交戦権放棄条項は事実上形骸化しており、日本はすでに戦争が可能な「普通の国」だ。日本が最も切実に必要とするのは、中国の軍事脅威に対応することだ。バイデン大統領は首脳会談で「尖閣諸島(中国名・釣魚島)を含む対日防衛のコミットメントは揺るがず、両国にとっては限界がない」と述べた。日本はほしいいものをすでに手に入れており、独自の「統合作戦司令部」を設置し、必要ならば一部部隊だけを「米日連合司令部」に配属させるとみるのが合理的だ。したがって、未来の米日指揮統制構造問題は条件と状況により進化していくものと予想される。

■機会費用が高くなる韓国

 米日の統合的軍事体系のもう一つの面は、軍事技術と防衛産業関連の協力だ。これは未来だけでなく、現在の武器体系の相互運用性を高め、先端武器を開発し、軍事装備の輸出を通じて金も稼げるため、両国の利益計算が完璧に一致する。

 米日共同声明はミサイル軍事情報体系のジェット訓練機の共同開発と生産、極超音速(兵器の)脅威への対応に向けた滑空段階迎用誘導弾(GPI)の開発と低軌道探知追跡をめぐる協力、指揮統制体系の格上げ、防衛産業協力・取得・維持整備定期協議(DICAS)の招集などが明示された。さらにバイデン大統領は、AUKUSにおける兵器開発協力の「第二の柱」(Pillar2)に日本が参加する案を模索すると述べた。第一の柱である原子力潜水艦の開発ではないが、最近ホットイシューに浮上している人工知能(AI)と自律武器体系などを含む先端軍事能力の向上に関するものだ。

 米国は防衛産業協力を通じて軍事的に同盟関係と「統制」を強化し、武器の開発・生産・販売を通じた経済的利益を取ってきた。日本は2027年までに防衛費を国内総生産(GDP)の2%まで増やす計画だ。2022年の国内総生産4兆2千億ドルを基準にしても800億ドル超えが予想され、このうち一部で米国の武器を購入するだろう。日本の技術力と防衛産業能力は世界最高レベルだ。ただし、これまで専守防衛の原則を守るため、攻撃用のミサイル戦力など重要な部分が欠けていた。したがって、今後必要な武器をまずは購入するものの、次第に独自または合作生産へと進むだろう。

 日本の真の関心は5300億ドルに達する世界武器市場への進出にある。日本は2014年4月、「防衛装備移転三原則」を制定し、一定の条件のもとでの武器輸出の道を開いた。昨年3月には閣議決定で条件をさらに「緩和」し、完成装備の輸出が可能になり、実際に米国のライセンスで生産したパトリオットミサイルを米国に逆輸出したこともあった。2022年の世界武器市場のシェアからすると、米国が40%で圧倒的1位であり、ロシア、フランス、中国、その他ヨーロッパ諸国が後に続いた。韓国は170億ドルの受注で2.4%の8位だった。これから日本は0%からスタートし、近いうちに首位圏に入るだろう。

 米国と日本が軍事戦略と防衛産業の「二大軸」にして同盟を格上げする間、韓国はどこにいるだろうか。昨年8月、韓米日3カ国が事実上の同盟を追求しようと「桃園の誓い」を交わしたが、その具体的な企画は徹底的に米国と日本が主導している。韓国は自由陣営の最強大国と肩を並べ、朝鮮半島と北東アジアを越えてインド太平洋と世界に向かって進んでいると自負できるだろうか。

 冷徹に見なければならない。米国と日本が中国と北朝鮮に対するけん制を名目に掲げ、かなりの利益を共に手に入れる間、韓国は常に関与のリスクを抱えて機会費用を払わなければならない。状況は次第に取り返しのつかない方向へと進んでいく。特に日本の軍事的浮上は「友好国」である韓国にとっても危険要因になりうる。バイデン大統領は岸田首相を歓迎するための演説で、「韓日首脳がすべての傷を癒し、友情の新たな章を開くことにした」という称賛を忘れなかった。我々にとっては手放しで喜べない状況だ。

ムン・ジャンリョル|元国防大学教授(お問い合わせ japan@hani.co.kr )
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CR450はトップレベルの指標と全体プランの策定が終わり、施工設計とサンプル列車の開発段階に入った。サンプル列車は年内にラインオフして、一連の走行テストが行われる見込みだ。

2024-04-20 | 中国をしらなければ世界はわからない

世界最速の高速列車! 

時速400キロが意味するものは?

人民網日本語版 2024年04月19日16:06
 

最新のニュースによると、世界最速の高速列車・CR450が年内にラインオフし、運行時速は350キロから400キロへと向上する見込みだ。この350キロから400キロへの向上にはどんな意味があるだろうか。

350キロと400キロの差は50キロ。この50キロは速度を示す数字だけでなく、時空と距離の再構築でもある。研究によると、時速200キロ以上の列車に乗る場合、最適な移動距離は800キロ以内であり、時速300キロの高速鉄道なら、1200キロ前後だ。時速400キロ級になると、最適な移動距離は1600キロまで伸びる。

50キロは高速鉄道産業チェーン全体の質向上・高度化を意味する。高速鉄道「復興号」1本はおよそ50万点余りの部品で作られ、関連する技術分野は機械、冶金、材料、パワーエレクトロニクス、化学工業、情報管理、コンピューター、精密機器など多岐にわたる。CR450は速度が上がると同時に、騒音やエネルギー消費といった環境保護指標がCR400を下回る。CR450は軽量で高効率の新材料や新技術に幅広い応用の可能性をもたらしたと同時に、高速鉄道産業チェーンの持続的な質向上と高度化ももたらした。

すでにわかっている試験データによると、CR450は車体の重量が現行のCR400より約12%少ないと同時に、走行時の抵抗とエネルギー消費の指標はそれぞれ20%低く、制動性能は20%、牽引効率は3%それぞれ向上した。列車の制動距離、騒音、エネルギー消費などの指標が変わらない場合で、運行時速は50キロ上がることになる。

時速400キロの交通インフラの技術イノベーションとさらなる高速度の総合テスト区間の建設が重要な進展を遂げている。CR450はトップレベルの指標と全体プランの策定が終わり、施工設計とサンプル列車の開発段階に入った。サンプル列車は年内にラインオフして、一連の走行テストが行われる見込みだ。

中国の高速鉄道の発展の歩みを振り返ると、独自イノベーションの力によって、中国の高速鉄道はインフラとモバイル装備の水準が向上し続けてきた。今や、中国の高速鉄道は世界最大の営業ネットワークを構築し、中国国内の営業距離は4万5000キロを超え、復興号は31の省・自治区・直轄市を走るようになった。(編集KS)

「人民網日本語版」2024年4月19日

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月が新しい来客を迎える。うち中国は24年に月探査機「嫦娥6号」の打ち上げ任務を実施し、月の裏側でのサンプル採取を計画している。

2024-04-13 | 中国をしらなければ世界はわからない

「ネイチャー」が予測する2024年に

期待される科学ニュース、中国の月探査機が選出

人民網日本語版 2023年12月22日14:23
 

2024年の足音が近づいてきている。新しい年に、科学者は多くのサプライズをもたらしてくれるだろう。英誌「ネイチャー」の19日付の情報によると、24年には人工知能(AI)ツール「GPT-5」が登場する。OpenAIは来年後半に次世代AIモデルのGPT-5をリリースし、その「先輩」に当たるGPT-4よりも先進的な機能を持つ見込みだ。科技日報が伝えた。

月が新しい来客を迎える。うち中国は24年に月探査機「嫦娥6号」の打ち上げ任務を実施し、月の裏側でのサンプル採取を計画している。

欧州初のエクサスケールスパコンである「Jupiter」が稼働開始する。研究者は同スパコンを、医学目的の人類の心臓・脳の「デジタルツイン」モデルの構築に用いるほか、地球気候の高分解能シミュレーションを行う。

チリのベラルービン天文台は24年末に一歩先を行き、南半球全体の空の10年間にわたる調査を実施する。直径8.4mの望遠鏡と3200万画素数の巨大カメラのサポートにより、科学者は数多くの新しい過渡現象及び地球近傍小惑星を発見することが期待されている。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年12月22日

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自然資源部(省)が主催した中国第40次南極観測隊と極地観測砕氷船「雪竜」号が10日、中国に順調に帰還し、山東青島奥帆拠点の埠頭に停泊した。これは中国第40次南極観測が無事終了したことを示している

2024-04-12 | 中国をしらなければ世界はわからない

中国第40次南極観測隊、成果を満載し凱旋帰還

人民網日本語版 2024年04月11日16:30
中国第40次南極観測隊、成果を満載し凱旋帰還
 

自然資源部(省)が主催した中国第40次南極観測隊と極地観測砕氷船「雪竜」号が10日、中国に順調に帰還し、山東青島奥帆拠点の埠頭に停泊した。これは中国第40次南極観測が無事終了したことを示している。人民日報が伝えた。

中国第40次南極観測は当初、「雪竜」号、「雪竜2」号、「天恵」号の3隻のサポートで実施された。観測隊は2023年11月1日に出発し、5ヶ月以上にわたり、総航行距離は8万1000カイリ以上になり、各種観測任務を無事遂行した。

中国第40次南極観測隊のリーダーである張北辰氏は、「今回の航行段階で観測隊は長城基地、中山基地、崑崙基地、泰山基地、秦嶺基地の夏季調査・観測任務を順調に遂行した。南極のコスモノート海、アムンゼン海、南極半島海域、プリッツ湾、ロス海で大洋調査及び科学研究を実施した。栄養レベル構造調査を通じ、目標海域のキーストーン種の基礎的な餌源及びその栄養構造関係の探究に重要な科学的サポートを提供している」と説明した。

また中国が独自に研究開発した近赤外線望遠鏡、移動式テラヘルツ望遠鏡システム、南極無人スマートエネルギーシステム、「雪豹2」極地特殊車両、無人スマート車両など複数の独自イノベーションの機器・設備の応用・テストが南極の現場で実施され、テクノロジーによる極地観測支援の基礎水準が向上した。

中国極地研究センターの劉順林センター長は、「主要建築物の鉄筋構造、機能モジュール、周辺保護システムの建設を含む秦嶺基地の主要建築物の建設は、今回の観測の重点的な活動だった。建設資材の総量は約9500トン。同基地の完成は、南極の生態環境及び気候変動の評価に基本的な支援を提供し、ロス海地域の自然の特徴を理解するための重要な保証を提供する」と説明した。

また今回の観測ではノルウェーやオーストラリアなど複数の国と協力し、南極研究科学委員会(SCAR)「サークル」計画エンダービーランド調査任務を実施した。科学観測の飛行距離は約7200km、飛行時間は約28時間、得られたデータは東南極沿岸の氷下地形に関する重要データの空白を埋めた。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年4月11日

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この発見は渤海複雑横ずれ断層帯が石油・天然ガス探査の高い将来性をさらに証明し、中国の海上油田の開発に大きな原動力を注ぐことになる」と述べた。

2024-03-21 | 中国をしらなければ世界はわからない
 

中国の渤海中北部で新たに1億トン級油田を発見

人民網日本語版 2024年03月20日09:41
 

中国海洋石油集団有限公司(中国海油)は18日、「渤海中北部の海域で再び1億トン級の大発見があった。『秦皇島27−3油田』の石油確認埋蔵量は1億400万トンで、同海域における石油・天然ガスの重大発見は10年ぶりで、中国の海上石油・天然ガス資源の埋蔵量をさらに強化する上で重要な意義を持つ」と発表した。新華社が伝えた。

「秦皇島27−3油田」の掘削作業現場。画像提供は取材先

「秦皇島27−3油田」の掘削作業現場。画像提供は取材先

同油田は渤海中北部の海域に位置し、天津市から約200km離れており、平均水深は約25m。試験によると、同油田の単一井の原油生産量は1日当たり約110トンで、探査の高い将来性を示した。

掘削作業を行う「秦皇島27−3油田」の探査作業員。画像提供は取材先

掘削作業を行う「秦皇島27−3油田」の探査作業員。画像提供は取材先

中国海油天津分公司の周家雄副総経理は、「同油田の発見は渤海浅層岩石探査アプローチの新たな重要実践で、所在地の石臼坨隆起は渤海油田の早期探査位置の一つだ。科学研究者は掘削済み油田の資料及び実験を結びつけ、沈積や地球化学などの基礎研究をしっかり実施することにより、石臼坨の石油・天然ガスが蓄積する複雑横ずれ断層帯を特定し、旧探査エリアで再び1億トン級油田の重大発見を実現した」と説明した。

中国海油探査サブチーフエンジニアの徐長貴氏は、「同油田は2019年以降に渤海油田で発見された6ヶ所目の1億トン級油田だ。この発見は渤海複雑横ずれ断層帯が石油・天然ガス探査の高い将来性をさらに証明し、中国の海上油田の開発に大きな原動力を注ぐことになる」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年3月20日

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農村の全面的振興を力強く効果的に推進するための「ロードマップ」が打ち出された。

2024-02-05 | 中国をしらなければ世界はわからない
 

2024年「中央1号文書」発表

 農村の全面的振興推進「ロードマップ」打ち出す

人民網日本語版 2024年02月04日15:18
 

2024年の中央1号文書(中共中央・国務院の「千万プロジェクト」経験の学習・運用による力強く効果的な農村の全面的振興推進に関する意見」)が3日、正式に発表され、農村の全面的振興を力強く効果的に推進するための「ロードマップ」が打ち出された。中国共産党第18回全国代表大会(第18回党大会)以来、「三農」(農業、農村、農民)の取り組みを指導する中央1号文書が出されたのはこれで12回目となる。

同文書の全文は「国家の食糧安全保障の確保」、「大規模な再貧困化発生防止の確保」、「農村産業発展レベルの向上」、「農村建設レベルの向上」、「農村ガバナンスレベルの向上」、「 『三農』の取り組みに対する党の全面的指導の強化」の6つの部分で構成されている。

同文書は「中国式現代化を推進するには、農業基盤をたゆまずしっかりと固め、農村の全面的振興を推進し続けていかなければならない。『千万プロジェクト』(『千村示範、万村整治』<千の村がモデル村となり、万の村を導く>という形で進められた緑の村づくりプロジェクト)の発展理念、取り組み方法、推進メカニズムを学習・運用して、農村の全面的振興推進を新時代の新たな道のりにおける『三農』の取り組みの全体的な足掛かりとし、一般の人々が体感できる実際的なことをしっかり成し遂げることに力を集中させ、絶えず実質的進展を遂げ、段階的成果を収める必要がある」と指摘。

同文書はさらに、「国家の食糧安全保障を確保し、大規模な再貧困化を防止することをボトムラインとし、農村産業発展レベルの向上、農村建設レベルの向上、農村ガバナンスレベルの向上を重点として、科学技術と改革の両輪による駆動を強化し、農家の所得増加措置を強化し、農村の全面的振興をしっかり成し遂げ、暮らしやすく働きやすい、そして美しい農村を作り出し、農業と農村の現代化を加速することで中国式現代化をより良く推進する」と打ち出した。

「千万プロジェクト」を導きに

分析によると、今年の中央1号文書では「千万プロジェクト」が最大の重点と注目点となっている。中国農業科学院農業資源・農業計画研究所の姜文来研究員は、「『千万プロジェクト』は20年余りの努力と実践を経て著しい成果を収めており、このプロジェクトが浙江省の実際状況に適した農村の全面的振興アプローチであり、中国が農村の全面的振興を推進するうえで参考にし、広める意義があることが裏付けられている。同プロジェクトの核心的理念は問題志向の堅持であり、中国の農村振興を全面的に推し進める新たなエンジンだと言える」と指摘している。 (編集AK)

「人民網日本語版」2024年2月4日

 
 
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3人が流行語やカルチャー、時事問題など幅広いジャンルにおける「イマドキ」を紹介。中国ってこんな国なんだ!と興味を抱き、理解を深めるきっかけにしてみてください。

2024-02-04 | 中国をしらなければ世界はわからない
【イラストで知ろう!イマドキ中国】

2023年流行語ピックアップ「多巴胺○○」

第5回

人民網日本語版 2023年12月15日08:41
 

中国の語言文学雑誌「咬文嚼字」編集部が、読者からの応募、ネットユーザーによる投票、専門家とメディアによる選出を経て、毎年選出しているその年の「流行語トップ10」。今年も12月4日に上海で「2023年流行語トップ10」が発表された。ここではその中から一部をピックアップし、「イラストで知ろう!イマドキ中国」のキャラたちが流行語にまつわるアレコレを5回シリーズで紹介する。人民網が伝えた。

最終回となる5回目は「多巴胺○○(ドーパミン○○)」。別名「幸せホルモン」とも呼ばれるドーパミンは、脳の側坐核から分泌される神経伝達物質で、やる気が出る、気持ちいい、心地よいといった意欲や快楽に関係している。そしてそんなドーパミンの分泌につながるとされているのが、ピンクやイエロー、鮮やかなブルーにグリーンといった彩度の高い明るい色。こうしたポジティブな気分を引き出してくれる色合いのコーディネートを楽しむのが「ドーパミン・ドレッシング」だ。ただこうしたコーディネート自体は決して目新しいものではなかった。

ではどうして今年、中国でこれほどドーパミン・ドレッシングが注目されるようになったのだろうか?その火付け役となったのは、ユーザー名「白昼小熊」さんが、ショート動画共有アプリ「抖音(中国版TikTok)」に投稿したカラフルなコーディネートで楽し気に歩く姿を自撮りした動画。この動画が大きな注目を集め、たちまち「ドーパミン・ドレッシング」というワードにも注目が集まり、類似したコーディネートの動画が雨後の筍のように投稿された。

そして、そこからがまさに「中国あるある」なのだが、この話題を機に「ドーパミン」の名を冠したありとあらゆるものが誕生した。ドーパミン・ドレッシングに合わせたドーパミン・メイクから、ちょうど夏に向かう時期だったこともあり、フルーツなどを使った鮮やかな色合いのドリンクも「ドーパミン・ドリンク」に。さらには外壁などをカラフルに塗った村は「ドーパミン・観光地」と呼ばれ、こうしたファッション、飲食、観光などでお金が動くようになれば「ドーパミン経済」となる。まさに「猫も杓子もドーパミン」である。

世の中にドーパミンが溢れているのはポジティブでいいじゃないか、と思う反面、なんだかあまりにもカラフル過ぎて、目がチカチカしてしまう。この感覚、何かを連想させると思ったら、中国の広場などで踊っている秧歌(ヤンコ踊り)の衣装だった。ドーパミン・ドレッシングでキュートにキメてるお嬢さんたちの原点はここだったのか!そして確かに中国の「大爺大媽(おじちゃんとおばちゃん)」たちほどポジティブで元気ハツラツな人々はいないな、とドーパミン・ドレッシングの「効力」を実感したのだった(文・イラスト・玄番登史江)。

イラストで知ろう!イマドキ中国

人民網ではもっと身近なスタイルで今どきの中国を読者の皆さんに知ってもらうため、「つるにはまるまるむし爺さん」と「へのへのもへ郎」、「へめへめくつ美」の3人が流行語やカルチャー、時事問題など幅広いジャンルにおける「イマドキ」を紹介。中国ってこんな国なんだ!と興味を抱き、理解を深めるきっかけにしてみてください。

「人民網日本語版」2023年12月15日

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 中国政府は蔡氏の路線を「台湾独立」路線だと批判し、頼氏に警戒感を示していたため、中台の緊張が続くとみられます。

2024-01-15 | 中国をしらなければ世界はわからない

2024年1月15日(月)

台湾 民進政権が継続

新総統に頼氏 立法院では過半数割れ

写真

(写真)台湾総統選で当選し、民進党本部前に集まった支持者にあいさつする頼清徳氏=13日、台北(小林拓也撮影)

 【台北=小林拓也】13日投開票の台湾総統選で、与党・民進党の頼清徳・副総統(64)が当選しました。

 頼氏は当選後の記者会見で、2期8年続いた蔡英文(さい・えいぶん)総統の路線を引き継ぐことを宣言。蔡政権は、中国大陸に強い姿勢で臨み、米国との連携を強めてきました。

 中国政府は蔡氏の路線を「台湾独立」路線だと批判し、頼氏に警戒感を示していたため、中台の緊張が続くとみられます。

 会見で頼氏は「中国からの軍事的威嚇に対し、台湾を守る決意がある」と強調。一方、対等を前提とした中国大陸との交流と対話を呼びかけ、「平和と共同繁栄の目標を達成したい」と述べました。

 民進党本部前で頼氏の当選を祝った市民からは、「台湾の主権を守ってほしい」(40歳の女性)、「米国や日本との良い関係を維持してほしい」(34歳男性)などの期待の声が聞かれました。

 投票率は71・86%で、前回2020年から3・04ポイント減。頼氏の得票は558万6019票(得票率40・05%)で、前回選挙で蔡氏が得た817万票から大幅に減りました。

 同時に行われた立法院委員選(定数113)で、民進党は前回比10減の51議席にとどまり、過半数割れ。国民党が52議席で第1党になりました。頼政権の政策実行に影響が出るとみられます。

 1996年に直接投票による総統選が始まって以来、同一政党が3期続けて政権を担うのは初めて。頼氏は5月20日に総統に就任します。

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13日の台湾総統選挙で両岸関係が最大の争点となっているだけに、選挙結果が戦争の「潜在的導火線」になりうるとの懸念も示されている

2024-01-11 | 中国をしらなければ世界はわからない
 

「中国が台湾侵攻すれば世界GDP10%減…

台湾40%に続き韓国は23%減」

登録:2024-01-11 07:31 修正:2024-01-11 10:46
 
ブルームバーグ・エコノミクスが分析 
GDPは世界が10%、韓国が23%減 
コロナ、世界金融危機より致命的
 
 
昨年12月20日、台湾のある海岸に置かれた、中国の方向に砲身を向けた退役戦車/ロイター・聯合ニュース

 中国が台湾に侵攻したら、国際社会は1京3千兆ウォンの損害を被るとする分析が発表された。最も多くの流れ弾を浴びる周辺国は韓国で、年間の国内総生産(GDP)が23%減少するという致命的な打撃を受けるだろうと予想された。

 経済研究機関「ブルームバーグ・エコノミクス」は9日(現地時間)、中国と台湾が戦争を繰り広げれば、それが国際社会全体に及ぼす経済的被害は全世界のGDPの10%に当たる約10兆ドル(約1455兆円)規模になるとの予想を示した。韓国のすべての土地の昨年の評価額(1京489兆ウォン)を超える天文学的な数字だ。地球経済を揺さぶった新型コロナの大流行と2009年の世界金融危機の当時の全世界のGDPの減少(各-5.9%)や、2001年の9・11同時だ発テロ(-0.6%)、昨年のガザ戦争(-0.3%)なども比較にならないほど大きな衝撃をもたらすとの分析だ。「世界の工場」中国との貿易がほとんど途絶え、台湾による先端半導体の輸出が滞るなどによる影響だ。

 戦争当事国となる両国だけを見ると、台湾の衝撃の方がはるかに大きくならざるを得ない。予測によると、台湾が軍事力で世界2~3位レベルと評価される中国と真正面から衝突すれば、台湾のGDP(以下2022年末で1005兆ウォン)は40%減少する。中国も戦争の余波でGDP(2京3704兆ウォン)の損失は16.7%に達すると推算される。戦争の影響による両国のGDP損害額は4500兆ウォン(約497兆円)ほどで、韓国の年間GDP(約244兆円)の2倍を超える。

 戦争は台湾海峡にとどまらず、周辺国にも大きな被害をおよぼす。特に韓国はGDPが23.3%減少、日本も13.5%減少し、戦争当事国以外で最も大きな影響を受ける。両者の間で戦争が起きればいかなるかたちであれ介入は避けられない米国の被害も、GDPマイナス6.7%に達する。

 両国は台湾独立問題で鋭く対立しているが、いきなり戦争へと移行する状況にはないとする分析も多い。しかし、13日の台湾総統選挙で両岸関係が最大の争点となっているだけに、選挙結果が戦争の「潜在的導火線」になりうるとの懸念も示されている。ブルームバーグ・エコノミクスは「ウクライナとガザの戦争は、潜伏していた緊張がどのように紛争として爆発するのかを示した」とし、「ウォールストリートの投資家はすでに、台湾の半導体に依存する企業のリスクを軽減する動きを開始している」と指摘した。

ホン・ソクチェ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
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王さんと一緒に当直した20人の点検メンテナンス担当者は、手に氷割り棒を持ち、列車がやって来ると最速30分で作業を終える。厚い氷に覆われた列車が来れば、作業には3時間ほどかかるという。

2023-12-19 | 中国をしらなければ世界はわからない
 

風雪の中を走った高速列車を「健康診断」

 深夜に氷除去作業

人民網日本語版 2023年12月19日16:42
 

午後11時、北京西駅と雄安駅の間を運行したC2727号の列車が、一日の任務を終え、検査メンテナンスのため車庫に入った。車両の先頭は厚い氷に覆われていた。

午後11時、北京西駅と雄安駅の間を運行したC2727号の列車が、一日の任務を終え、検査メンテナンスのため車庫に入った。車両の先頭は厚い氷に覆われていた。

このところ低い気温、雨や雪、凍り付く寒さが続いて、列車の運行に影響が出ているだけでなく、列車運行に関わる点検メンテナンスも困難さが増している。北京南駅の高速列車運用所では点検メンテナンス担当者に新たな肩書「氷除去作業担当者」が加わった。彼らは風雪の中を走った高速列車を温かい車庫に入れ、安全確認のための「健康診断」をする。中央テレビニュースが伝えた

ここ数日続いた降雪により、京滬(北京―上海)高速鉄道や京広(北京-広州)高速鉄道は一部の列車が運休になったが、同運用所の検査作業は減るどころか倍増した。列車が車庫に入ると、まず氷を取り除く作業が必要で、それが終わると検査になるからだ。

氷を取り除かないとどのような影響が出るか。当直責任者の王昌雷さんは、「高速列車の運行状態については高速列車運行故障画像検査システム(TEDS)がある。列車が氷に覆われていると、実際に機械部品をチェックすることができないため、入庫すると、まず氷を乗り除かなければならない」と説明した。

王さんは取材に、「高速列車の氷の除去は、雪が降った後に車を運転する前に雪や氷を取り除くのと似た作業だが、難度はより高くなる。特に車両底部の台車部分は、技術的な要求がより高くなる」と述べた。

王さんと一緒に当直した20人の点検メンテナンス担当者は、手に氷割り棒を持ち、列車がやって来ると最速30分で作業を終える。厚い氷に覆われた列車が来れば、作業には3時間ほどかかるという。

午前1時、また列車が車庫に入ってきた。前日に北京エリアでは100本近い始発列車が運休になり、その中には京滬高速鉄道と京広高速鉄道の復路の列車が多く含まれていた。本来は目的地で検査メンテナンスを受けるが、雪が降ったため北京南駅で臨時の検査メンテナンスを受けざるを得なくなった。

王さんは、「高速列車が安全で定時に運行し、旅客を安全に送り届けるのを保証することが、私たちの仕事だ。家族や学校の友達が列車に乗って、私たちが点検メンテナンスした列車に乗っていると話すとしたら、それはとても誇らしいことだ」と話した。(編集KS)

「人民網日本語版」2023年12月19日

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ベトナムのファム・サオ・マイ駐中国大使はこのほど、取材に対し「習近平中共中央総書記(国家主席)はベトナムと中国の包括的な戦略的協力パートナーシップを新たな水準へ引き上げる」と述べた。

2023-12-13 | 中国をしらなければ世界はわからない

中国外交部

「中越関係の格上げは大勢に順応した自然な流れ」

               人民網日本語版 2023年12月12日11:17
外交部「中越関係の格上げは大勢に順応した自然な流れ」
 

外交部(外務省)の11日の定例記者会見で、毛寧報道官が中越関係に関する質問に答えた。

【記者】ベトナムのファム・サオ・マイ駐中国大使はこのほど、取材に対し「習近平中共中央総書記(国家主席)はベトナムと中国の包括的な戦略的協力パートナーシップを新たな水準へ引き上げる」と述べた。これについて、コメントは。

【毛報道官】中国とベトナムは共に社会主義国であり、各々の国情に即した改革と革新の事業を推し進めている。両国の団結と友好の強化、互恵協力の深化は双方の共通利益にかない、地域、さらには世界の平和・安定・繁栄の維持にも資する。中越両国は共に習近平中共中央総書記(国家主席)の今回の訪問を非常に重視しており、志を同じくし、運命を共にすることが両国関係の最も鮮明な特徴であり、両国関係の新たな位置付けへの格上げは大勢に順応した自然な流れであるとの認識で一致している。新たな歴史的出発点に立ち、双方は上層部のコンセンサスに従い、伝統的友好の初心を忘れず、共通の理想と使命を胸に刻み、中越の包括的な戦略的協力パートナーシップをしっかりと発展させていく。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年12月12日

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今年以来、鉄道輸送市場が回復し、「中央アジア班列」の運行数と輸送量も次第に増加し続けてきた。その運行数は1日当たり2-4本で、中国と東南アジア諸国連合(アセアン)加盟各国との間の各種物資流通

2023-12-13 | 中国をしらなければ世界はわからない
 

中国とベトナム結ぶ定期貨物列車の運行数が

4200本を突破 貨物168万トン以上を輸送

人民網日本語版 2023年12月12日16:47
 

中国鉄路昆明局集団有限公司によると、12月10日の時点で、中国の雲南省開遠市とベトナムのハイフォン市を結ぶ国際定期貨物列車「中央アジア班列」の運行数が4260本を超え、輸送された貨物は累計で168万トン以上に達した。

「中央アジア班列」はレール幅1メートルの「狭軌」が採用された中国・ベトナム国際鉄道を走り、雲南省の開遠市から出発して、同省の山腰駅の通関地を通過して、ベトナム・ラオカイ省の通関地へと繋がって、ハイフォン市へ向かう。同列車を活用し、安定した貨物輸送を実現している。

今年以来、鉄道輸送市場が回復し、「中央アジア班列」の運行数と輸送量も次第に増加し続けてきた。その運行数は1日当たり2-4本で、中国と東南アジア諸国連合(アセアン)加盟各国との間の各種物資流通と集散を効果的に保障し、経済発展に強力な原動力を注入してきた。上半期(1-6月)、雲南省の通関地の通関も安定して回復し、通関効率が向上し続け、貨物の輸出入量と輸出入額が前年同期比でそれぞれ51.3%増と21.8%増に達した。このように対外経済・貿易協力は拡大し続けている。(編集KN)

「人民網日本語版」2023年12月12日

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今日、中国は中国式現代化によって強国建設と民族復興の偉業を全面的に推し進め、人類運命共同体の構築を後押ししており、中国の前途命運と人類の前途命運は緊密に結びついている」。

2023-12-08 | 中国をしらなければ世界はわからない
 

中国を理解する鍵は中国式現代化にあり

      人民網日本語版 2023年12月04日16:05
 

「中国を理解するためには、中国式現代化を理解することが鍵となる。今日、中国は中国式現代化によって強国建設と民族復興の偉業を全面的に推し進め、人類運命共同体の構築を後押ししており、中国の前途命運と人類の前途命運は緊密に結びついている」。習近平国家主席は2日、「中国を理解する」国際会議2023(広州)に祝賀メッセージを寄せた。習主席はメッセージで、現在の世界の大勢を科学的に分析し、中国を理解するためには、中国式現代化の理解が鍵となることを深く明らかにしたうえで、平和的に発展し、互恵的に協力し、共同で繁栄する世界の現代化を各国と手を携えて実現したいという中国の意向を表明した。(人民日報コラム「和音」掲載)

「中国を理解する」国際会議の発足から今年で10年になる。この10年間、習主席は「中国を理解する」国際会議に繰り返し祝賀メッセージを送り、ビデオメッセージや外国からの代表との会見を通じて、中国の路線や主張を詳しく説明して、国際社会が中国をより良く理解するための後押しをしてきた。百年間なかった変化が加速し、リスクや課題が重なり合う現在、中国は責任ある大国として積極的に責任を担い、共通の難題の解決と人類の幸福の増進のために重大な貢献を果たしており、中国を理解し、中国と手を携えて素晴らしい未来を共創することの重要な意義が一層明らかとなっている。

中国式現代化を理解するには、中国式現代化の持つ世界的意義を深く理解する必要がある。百年間の模索と継続的奮闘を経て、中国は自国に合った発展の道を見出すに至り、現在、中国式現代化によって中華民族の偉大な復興を全面的に推し進めている。中国式現代化は、巨大な人口規模を抱えた中で実現する現代化であり、人民全体の共同富裕(共に豊かになること)を実現する現代化であり、物質文明と精神文明の調和ある現代化であり、人と自然が調和的に共生する現代化であり、平和的発展の道を歩む現代化である。中国式現代化は、中華の優れた伝統文化に深く根差し、科学的社会主義の先進的本質を体現し、人類のあらゆる優れた文明の成果を参考にして吸収し、人類文明進歩の発展の方向性を代表し、西側の現代化モデルとは異なる新たな未来像を示す、人類文明の全く新たな形態だ。中国式現代化は、発展途上国が現代化へと向かうための道の選択肢を広げ、人類のより良い社会制度の探求のために中国の案を示した。

中国式現代化を理解するには、中国式現代化が世界にもたらすチャンスに目を向ける必要がある。世界最大の発展途上国として、中国は常に自国の発展を人類の発展という座標系に置き、自国の発展によって世界の発展に新たなチャンスを創造している。習主席は「我々は揺るぎなく各国との利益の一致点の拡大に尽力し、中国の新たな発展を通じて世界に新たな原動力とチャンスをもたらし続ける」と表明した。中国は、新たな科学技術革命と産業変革を背景に、揺るぎなく互恵・ウィンウィンの開放戦略を遂行し、新たな発展構造の構築を加速し、質の高い発展を推進して、世界により多くの、より良い「メイド・イン・チャイナ」や「クリエイティッド・イン・チャイナ」を提供し、より大規模な「中国市場」や「中国の需要」を提供していく。オーストリアのヴォルフガング・シュッセル元首相は「中国は市場化、法治化、国際化されたビジネス環境の構築を続け、高水準の開放の堅持という決意を示した。このことで、中国も世界も利益を得ることになる」との見解を示した。

中国式現代化を理解するには、中国が追い求めているものが利己的な現代化ではないことにも目を向ける必要がある。中国は数多くの発展途上国を含む各国と共に現代化を実現することを望んでいるだけでなく、各国と手を携えて努力し、平和的に発展し、互恵的に協力し、共同で繁栄する世界の現代化を実現することも望んでいる。習主席は人類の歴史的発展の過程という高みに立ち、世界のためを思う広い視野で、人類運命共同体理念、「一帯一路」(the Belt and Road)イニシアティブ、グローバル発展イニシアティブ、グローバル安全保障イニシアティブ、グローバル文明イニシアティブを相次いで打ち出し、人類文明の進歩の促進、素晴らしい世界の建設のために中国の知恵で貢献し、中国の案を示すとともに、自国の国情に合った現代化の道を探る数多くの発展途上国に助力してきた。エジプトのイサーム・シャラフ元首相は「習主席の打ち出した一連の重要なイニシアティブは、世界に重要な公共財を提供した。これらのイニシアティブが、平和と発展を追い求める人々に受け入れられた時、共同繁栄へと通じる道が出現した」との見方を示した。

現代化の実現は各国の人々にとって共通する期待であり、当然の権利でもある。中国は常に自国の運命を各国の人々の運命と緊密に結びつけ、中国式現代化の新たな成果によって世界の発展に新たなチャンスを提供し、人類の現代化への道の模索に新たな助力をし、人類社会の現代化の理論と実践に新たな貢献を果たすべく努力している。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年12月4日

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