バレンタインデーに ご苦労さんとチョコレートをくれたkさん
11、ここにたっているだけで多くの要求が持ち込まれてくる。
1、交通指導員の待機するボックスがない、冬は寒いので・・・第一保育所のところに使っていないプレハブがあるので移転して来てもらえないか?という相談だ。見に行ったら確かに使っていない、福祉と教育で担当する部署が違うので助役か市長に言わねば解決しない。まず助役にたのんでみる。そうむつかしい話ではない。一件落着。あれから10年近くなるが、最近新しい待合所が出きた。
2、同窓会の席上、大橋君向陽小学校の校名看板割れてしまっている。先輩として責任を感じる。直してくれというのです。毎日行っているのでかえって気がつかなかった。議会質問で改善を要求した。しっかりした筆で書くよう要求したが、パソコンの字にして趣がない。新調には違いないが、「教育」という心が薄いと思うのは私だけか・・・
3、校門近くの狭い歩道に通学路の標識、駐車禁止の標識学校名の標識がたち並び雨の日には特に邪魔になっていた。何とかならないか?というのだ。府道と公安委員会、市道、教育委員会と土木部など管轄が違い今まで解決しなかったらしい。これも助役か市長を動かせば解決する。市教委のイニシアで解決した。校名のポールに駐車禁止の標識がついているのはここだけではないだろうか。
4、雨が降ったら校門を入ったところが水つきで困っていたらしい。これは教育委員会の中の施設課の仕事だ。現場を見させて夏休に工事した。
5、入学式のとき校門に「ご入学おめでとうございます」の看板が出る。その前で写真を撮る父兄が多いので、車道にあふれ危険極まりない。学校にたのんで校門を入った正面、二ノ宮金次郎像の近くに入学式の看板を立て、そこで記念写真を撮れるようにし手ほしいとお願いした。これで事故の心配はなくなった。学校側が次年度にしっかり申し送りしておいてほしいものだ。
6、数年前、先生から「あいさつ」ということについて、何か思いを書いてください、教材にするので・・・とたのまれたことがある。なんと書いたか覚えていないが、知らない人に最も短い言葉で、「お元気ですか。お友達になりましょう。」「今日は無事でしたか?」と相手のことを尊重して、仲良くしていく最初の言葉だといったと思います。
7、一年に一度「全校で交通安全集会」がある。私たちボランテイアも出席して一言挨拶をしなければならない。
私は、皆さんが「お早よう」と元気な声をかけてくれるので、正門の前で事故が起こらないよう長い間見守りを続けてくることができました。おじさんも向陽校を卒業しましたが、その頃からずーと見守っている人がいるのを知っていますか?
正門を入ったところに背中にカバンじゃなくて柴を背負って本を読みながらじっと立っている、石で作った子どもがいるでしょう。あの人二ノ宮金次郎さんという人です。
よく勉強して立派な大人になった人ですが、今は車が多いから、本を読むのは、学校に来てからですよ。1年生のときは背の高さが1メートルでしたが、大人になるまでしっかりごはんを食べて1メートル80センチにもなったそうです。みなさんも好き嫌いをいわずしっかり食べて大きくなりましょうね。おじさんもがんばるからね。おわり。
8、バレンタインデーに ご苦労さんとチョコレートをくれたkさん
その時PTAの役員だったKさん、道で呼び止められ、いつもご苦労さんとバレンタインのチョコレートをいただいた。1ヵ月後にお返しをしたが、子どもさんが卒業するまで応援していただいた。
9、腰が痛くて2014年4月から正門前の交通指導をやめるといったら、向陽小学校児童一同という感謝状をいただいた。50人ほどの子どもと写真を写し握手をした。 御礼に挨拶した。おじさんが12年間も見守りを続けられたのには2つの理由があります。その一つは、毎日皆さんが「おはよう!と大きな声でおじさんを励ましてくれたからです。二つ目は、おじさんが病気をしなかったからです。おじさんは外から帰ってきたときは、必ず手を洗いうがいをしています。だから病気をしないのです。みなさんは、これからも元気で学校に来てください。 今日は本当にありがとうございました。
10、校長先生をはじめ、多くの先生も校門前にたたれた。先生方が毎朝出勤前に出てくるのは大変なので順番を決めておられるのか自主制に負かしておられるのかしらないが、よく出てきていただいていると思うのです。何人前の校長先生だったか忘れたが、大き目の画用紙に「あいさつきょうそう」と書いたものを持って立たれた。私はよほど言おうと思ったが、やめておいた。挨拶を競争させてどうするんだ!と思ったからだが、異なる考えがあるのだろう。私は教育とは教えるものというより、考えさせるもの、工夫させるもの、疑問を持たせるものだと考えている。もし教えるものなら、先生より賢い人間は生まれない。ましてや、小学生に挨拶や勉強を競争させてよい結果は生まれないと思う。大人になって小・中学校の先生に習った内容は殆ど覚えていないが、今でも会いたくなる先生がおられる。その方の人格、人間としてのスケールの大きさ、人間味とでも言えばいいのか?それは子どもが必ず自ら学び取っていると思う。教科書の何倍も大切なことなのだ。
教育は子供同士で成長して身につけるものだから、クラス全体がうまくいくようにどう指導するのかだと思う。何年経っても同窓会がしたい、そんなクラスにどうするかを考えてほしいと思う。