阪急電鉄の駅員がコロナ感染 嗅覚に異常、当初はインフルと診断
2020年4月3日 10:19
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阪急電鉄の本社(大阪市)
阪急電鉄は3日、京都線の東向日駅(京都府向日市)に勤務する20代の駅員男性が新型コロナウイルスに感染していることが確認された、と発表した。
同社によると、男性は3月27日、泊まり勤務で出勤した後、夜に発熱したため、翌28日早朝に帰宅。病院を受診したところ、インフルエンザと診断された。
その後、31日に嗅覚に異常を感じ、4月1日に保健所に相談。PCR検査を受けたところ、2日に新型コロナウイルスの感染が判明した。
駅員は勤務中にマスクを着用していた。周辺に海外渡航者や新型コロナウイルスの感染者もいなかったという。濃厚接触の可能性のある社員は自宅待機させており、駅施設の消毒作業も済ませた。