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日本共産党が3次補正に反対したのは、19兆円のうちコロナ対策は4・4兆円にすぎず、感染抑止に逆行する「Gо Tо」事業の延長など不要不急の経費が大半を占めたからです。

2021-07-02 | 市民のくらしのなかで

補正予算反対で野党批判するが

公明・山口氏の「でたらめ」

 東京都議選(4日投票)で、公明党の山口那津男代表は「立憲民主党や共産党はワクチン接種を無料にする(2020年度)第3次補正予算に反対した。ワクチン接種を進める責任感が貫かれていない」「でたらめな人たち」などと荒唐無稽な「批判」を執拗(しつよう)に繰り返しています。

 しかし、日本共産党が3次補正に反対したのは、19兆円のうちコロナ対策は4・4兆円にすぎず、感染抑止に逆行する「Gо Tо」事業の延長など不要不急の経費が大半を占めたからです。

 実際、日本共産党、立憲民主党、国民民主党が出した組み替え案は、ワクチン整備などを含むコロナ対策予算はそのまま維持し、「ポストコロナの経済構造転換」や災害復旧を除く「国土強靱(きょうじん)化推進」などの予算を「コロナ集中対策」予算に振り向けるよう求めたものです。

 事実を見れば、「でたらめ」を言っているのは、公明党であり、山口氏であることは明らかです。公明党はでたらめな共産党攻撃の前に「Gо Tо」事業を推進し、感染拡大を招いたことを反省するのが「責任感」ある態度ではないでしょうか。

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