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「関東大震災で、下総地域では地震の被害はなく、東京から罹災(りさい)者が避難していました。千葉での朝鮮人虐殺は、混乱していない地域で起こった」

2023-09-10 | なるほど、その通り

2023年9月10日(日)

朝鮮人犠牲者を追悼

千葉 関東大震災時虐殺の学習会

写真

(写真)「慰霊の碑」に手をあわせる参加者=9日、千葉県八千代市

 関東大震災の時に虐殺された朝鮮人の「慰霊祭」と学習会が9日、千葉県八千代市の高津山観音寺で行われました。同寺と高津区特別委員会、千葉県における関東大震災と朝鮮人犠牲者追悼・調査実行委員会の共催。日本共産党八千代市議団と習志野市議団が供花しました。

 「慰霊祭」に先立つ学習会で公益財団法人政治経済研究所の小薗崇明研究員が「慰霊祭を続けること」と題して話しました。

 小薗氏は「関東大震災で、下総地域では地震の被害はなく、東京から罹災(りさい)者が避難していました。千葉での朝鮮人虐殺は、混乱していない地域で起こった」といいます。

 船橋では震災前より北総鉄道(現在の東武野田線)の工事が行われ、朝鮮人が生活する飯場がありました。

 震災後、海軍船橋送信所から朝鮮人が暴動を起こすという無線が流されました。デマを信じた自警団によって、保護目的で軍の収容所に連行途中の朝鮮人が殺害されました。

 小薗氏は「一部の自警団事件は裁判が行われたが、軍隊は裁判もされず責任も問われていない。どのような社会状況で殺されたのか、死者を想像してほしい」と述べました。

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