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日本語版新聞紹介

上原裕見子議員に答弁

2007-10-16 | 市民のくらしのなかで
07年9月27日(木)

生活保護行政 京都府がようやく「指示文書」を出す 上原裕見子議員に答弁

 UEHARA.jpg
27日、上原裕見子議員の本会議質問に対する答弁で、京都府保健福祉部長が「生活保護制度の適正な運営について」とする「指示文書」を市福祉事務所や保健所宛に送付したことが明らかとなりました。

 

    この文書では、①保護の相談における適切な窓口対応など、②「辞退届」に基づく保護廃止の取り扱い、の二点について適正運営を求めたものです。

 窓口対応については、相談の際の制度の仕組みの十分な説明、保護の申請権を侵害しない、侵害していると疑われる行為を慎む、保護にいたらなくても関係の窓口につなげるなど適切な対応、水道、住宅担当部局などとの連携をはかること、などを指示しています。

 また、「辞退届」については、保護の実施機関が強要することの無いよう留意、本人の誤解や意思によらない「辞退届」は保護廃止をしないこと、「辞退届」が提出されても、本人から自立の目途を聞き、急迫した状況に陥ることのないよう留意すること、などを求めています。
 これまで、生活保護の質問に対し府は「申請書は窓口においている」などと答弁をしてきましたが、生活と健康を守る会の調査などを元に、窓口に申請用紙がおかれていない事実や辞退届の実態を明らかにし追及する中で、ようやく重い腰をあげたものといえます。

 生活と健康を守る会などいのちと暮らしを守る活動と、議会での論戦で、こうした文書を議会の場に出させることができたことは、たいへん重要です。この文書を元に、京都市をはじめとした生活保護行政が、改善されることに役立つよう、さらなる取り組みをすすめていきます。 
「指示文書」および上原質問は府会議員団にありますので、必要な方は連絡ください
075-414-5566(日本共産党京都府会議員団)

日本共産党京都府会議員団 : 2007年09月27日 22:32

 

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麻酔,手術テクニックの向上

2007-10-15 | ドイツの友人からのメール

 

  ドイツの友人への  私からのメール

 お元気のようで安心しています。
 
 今度はヨットですか?   三角の帆を前後に上げて、ターンするときなど 帆の下をくぐるように反対側に座るのですか。あわてたら頭をごつんと打つ、風を強く受けようと思えば、ゆみなりになって・・・・
 モーターのついた大型のボートではなくて・・・
すごい!ヨッティングで川や湖、海を行き来する姿を思いうかべています。 
 
 私は琵琶湖でモーターボートにのって水面を飛ばしたことはありますが、
ヨッティングはありません。
 ナビをつけて・・・・とありましたけれど、ずいぶんと遠いところまで行くのですね。
広い海の上でナビ見ても・・・・と思うのですが、周辺のようすや海図の上で、今ここだと判ればどこに行くのも安心ですものね。
練習した後に あちこち痛くなったりしませんか?  筋肉痛
 いずれにしても感心しています。00才の手習いにして選ぶものがすごい!と・・・
気をつけて、ガンバレ!そんな気持ちです。
 
  先のメール直後のゲートボール、8チーム参加で3位 小さい銅メダルをもらい
10月初旬の京都府下大会参加資格を得ました。
 
 (中略) 医者の麻酔の話
  
 長谷川君には、近くお会いしますのでドイツの話しを楽しみにしています。
 
 「医者の不養生」のはなし、日本では、小児科・産婦人科などしんどいところで働く医者が少なく社会問題になっています。向日市でも産科医がいなくなり京都市に行かなければお産が出来ません。郡部に行けばもっと深刻です。受け入れ医者がなく救急車の中で流産という事件まで起こっています。
 医者の労働条件が大変、 養生したくても出来ない事態が起こっています。
 
 私もあまり行きませんね、医者には、   人間は治るように出来ていると言う思いがあって・・・   あまり賢くないと思うのですけれど・・・・この年令で・・・
 今まで一度も入院したことありませんし、手術したこともないし、・・間違った過信ですね。  どうもすみません。  でもすぐ癖が治りそうもありません

 朝夕少ししのぎやすくなってきたようですが、日中は30度cをこえます。
秋が短くなるのか、秋の次ぎに春が来るのか・・・   どうなるのでしょうね
 
 ではお元気で・・・・                    マンサンより
 

 

友人からの返信メール

 LieberMannsan,wie geht es Ihnen?

 この頃の麻酔,手術テクニックの向上には眼を見張る物が有ります.

 遠い昔に勉強した事など,現在の医学から見ればもう二昔以上の古さで,特にレンズを通しての手術の可能性には良く驚きます.

 又最近は視力を良くするためにレーザテクニックを使う人も多く,眼については常に新しい情報をえるようにはしていますが,昔からどのつく近眼でしたので,ついていけないところも有ります.

 私は現在,視力の無い人,極端に弱い人のハイムで働き,視力は全感受性の
80%をなす,と言われる事を何時も身にしみているのですが.

 いつか話しましたっけ?
ある日,雪が降り,“あれッ雪が降り出しましたね.”
と,眼の見える者として,思わず言葉が出ましたが,ある人が
“Tさん,雪って美しくて,清い,一面が白くなってまぶしいというけど,そうなの?”と尋ねてきました.
生まれながらに,白も黒も無い世界に住む,“色”を知らない人にどう説明しようか,迷いました.

 昨今は,ちょっと知能も遅れている人が
“ねえ,キリンって首が長いというけど,どれほど長いの?”と聞いてきて,これまた困ってしまいました.
ぬいぐるみでもあれば,でも本当のキリンの大きさってどういえばいいかな.
あのね,貴方の二階のお部屋へ行くのに階段を登るの大変でしょ.でもキリンの首は長くってそんなところにある木の葉を食べられるのよ.首だけでなく足も長いの.でも細いの.
“どれ位?”
”むむむ”
眼が見えることに ことかまけ(こんな日本語有りました?)分かっているつもりでわかっていないことってたくさんある,と思いました.
でも見えるから,普段は気をつけていないこと,見えなくなったトタンに不自由が募り生活に大きな影響を及ばす,と思い視力だけは人生の最後まで維持していたいと思っています.

右の目の手術もうまくいきますように!

 昨日,私は仕事でいけませんでしたが,ハノーバー市の人口湖,マッシュ湖のヨット学校のボートがすべて陸揚げされ,越冬の為のボート小屋へ移されました.(約60艘,2艘の大きいのには16人ほど乗れます.)それの作業に夫は手伝いに行きましたが,あんなちょっとした坂でも,べしょべしょにぬれた所を10人掛かりでボートを引き上げるのはえらい力仕事だったそうです.これでシーズンが終わりました.

 昨年は,アルゼンチンやカナリア諸島や,と休暇に贅沢をさせてもらえましたが,
今年は何処へも出かけず春夏秋,と暇さえあればボートに乗りにせっせとマッシュ湖へ足を運び,9月26日,今年最後の実習テストの日に受験して,何とか“OK”  を出してもらえました.
風の少ない日で,その上,相棒が1時間ほど遅れてきたため,私たちは最後の受験者.
今まで3~4ボートを一時にテストしていたのに,私たちはたった一艘.3人の観察者の全注目を一身に浴び...ことごとくを2~3回やり直さされ...
すべての行動を細密に見られた気がし,いえ実際ちょっと間違った方へ舵を取ろうと動かしたとたんに,
“風上や無い,風下言うたぞ!”と怒鳴られ・・・“もう完全にこれではすべってしまった!”と思い,相棒もそう思いこみ,2人で泣きべそをかきそうなところ,
“もうよろしい!通してあげる.こんな風の弱い日に,滑らせたりはせん!”
“なんでそれをはように!” でした.
 
 ヨットはそれ程体を動かさない,年をとっても二人で気軽に楽しめるかな,と思って始めましたが,思っていたほど簡単でない,結構難しい物だ,と何でもそうでしょうね,始めたら,“初めて奥の深さが分かった.”次第です.でもアメリカンカップに出場したり,世界一周レースに出場したりするのではなく,ゆっくりとお天気の良い日にボート遊びをする,のですから“お腹の筋肉を鍛える”事にはならないみたいです.
 私どもの最も大きな課題は,身長200,体重100対155,xxkgを小さなボート上でいかにバランスをとりつつ運行するかの技を磨き,夫婦喧嘩を最小に抑えることと思っています.

 今ペーパーテスト準備中で12月6日がテストの日です.毎週火曜日,3時間の授業を受けに行っています.自動車の免許ではマル・ペケですが,此方は自分で文章を書くテストです.
600問から40問でるそうで“丸暗記するしか仕方ない”暗い運命となっています.
ボートの部品の一つ一つの名称,帆の一番上はなんと言うか,長いところはなんというかに始まり,すべてが今まで聞いたことの無い名称だからです.
 右に行く事をこう言う,夜のランプはこれとこれとこれがモーターなし,云々といった有様です.
でも,又 久々に少しは“脳をトレーニングしている”気持ちにもなれています.
この頃の“記憶喪失症候群”には驚く物がある・・・を地で行く感じです.


 最近,“靖国神社問題”の本を読み,乱読の見本のようですが,日本語で書かれていると何でも読みたくなり,  で 今は“寄り添って老後”沢村貞子,を読んでいます.
 彼女も年とともに出来なくなっていく事が増える事を身近に感じ取り,“今日はこれでxx回目の失敗”とやっていたそうです.

  いづれ当地の核エネルギー,特にその後未処理問題を少し調べようと思いつつ出来ずじまいです.
このハノーバー市はかつてドイツが東西に分かれていた頃,結構東に近い位置に有り,その為か各,核エネルギーのごみを埋め立てする場所として選ばれたところがすぐ眼と鼻の先に有ります.
反対運動も盛んにされていますが,兎に角“置き場が無いから強引に,安全性の確保をとことんしないままで”収容されているのが実態のようです.

 このままでは、又余りにも長くなりますから,この辺で終わりにします.


 では満さん、元気で 次回まで

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専門的検討なし

2007-10-13 | 世界の変化はすすむ

 

  「強制」削除 文科省ぐるみ


沖縄戦「集団自決」 の検定意見


     専門的検討なし


       衆院予算委 赤嶺議員 撤回迫る


 高校日本史の教科書検定で、沖縄戦での「集団自決」に日本軍の強制があったとする記述を削除する発端となった「調査意見書」が、文科省ぐるみで作成され、専門家によるまともなチェックさえなかった――十一日の衆院予算委員会で、日本共産党の赤嶺政賢議員の質問で明らかになりました。赤嶺氏は「文科省が勝手につくった検定意見に固執することこそ『政治介入』だ」と批判し、検定意見の撤回と記述の回復を要求。気迫の追及に、第一委員室は静まり返りました。


写真

(写真)沖縄の県民大会を報じる地元紙を示し、質問する赤嶺政賢議員=11日、衆院予算委

 教科書検定では、発行者の申請を受け、文科省職員の教科書調査官が「調査意見書」を作成。教科用図書検定調査審議会で審議し、検定意見がつくられることになっています。

 赤嶺氏は、これまで二十年間、意見がついたことのなかった記述を削除した発端は、この調査意見書にあると指摘。同意見書には、「集団自決」が軍の強制であった記述について「誤解するおそれのある表現」と意見をつけ、担当局長ら七人の決裁印も押されています。文科省の金森越哉初等中等教育局長は「(同意見書は)検定意見の原案」と述べ、発端であることを認めました。

 赤嶺氏が、同意見書の作成にあたり、審議することになっている教科用図書検定調査審議会の委員から「集団自決」に関する意見はあったのかとただしたのに対し、金森局長は「意見は出されていない」と答弁。渡海紀三朗文科相は同意見書について審議会でも「意見はそれほどなかった」と認めました。さらに、審議会メンバーに沖縄戦の専門家がいなかったことも認めました。

 赤嶺氏は、今回の検定意見は結局、文科省のいう「専門的、学術的観点」どころか、「文科省の一職員が自分の考えでつくった」にすぎないと強調。しかも、調査官が意見の根拠とした文献の著者である関東学院大学の林博史教授も怒りの声をあげていることを紹介し、「検定意見の撤回、記述回復を求めるのは『政治介入』ではない。真実を回復してくれというやむにやまれぬ県民の要求だ」と迫りました。

 渡海文科相は、赤嶺氏の具体的な追及に対しても「(検定意見の撤回は)政治介入になる」との立場に固執し、福田康夫首相は「(沖縄県民の)思いを重く受け止める」と述べつつも、「文科大臣にしっかり対応させる」と述べました。


教科書検定のしくみ

図

 教科書会社が提出した申請本を文部科学省の常勤職員である教科書調査官が調べ、検定意見の原案である調査意見書を作成。初等中等教育局長らの決裁を受け、教科用図書検定調査審議会に提出します。

 審議会には委員のほか、臨時委員、専門委員がいます。いずれも文部科学相が任命し、各教科ごとに十の部会に分かれています。

 高校日本史教科書の場合、審議会では第二部会の日本史小委員会がまず審議。その結果を第二部会がさらに審議します。調査官の出した調査意見書に異論が出なければ、それがそのまま検定意見になります。

 今回の沖縄戦をめぐる記述の場合、審議会で実質的な議論もないまま検定意見が決められており、日本軍の強制についての記述削除、書きかえは文科省の“自作自演”と問題になっています。


12日、京都市内アスニーでこくた恵二衆議院議員の国会報告会がありました。赤嶺議員の質問とその資料もいただきました。福田新体制が小泉・安倍体制と同じ所と変わったところについても その考え方を話されました。
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両党関係が緊密に発展している

2007-10-11 | 世界の変化はすすむ

 

志位委員長が

 

ベトナム共産党政治局委員と会談


写真

(写真)会談する志位和夫委員長(右端)とホー・ドク・ベト・ベトナム共産党政治局委員(左端)=9日、党本部

 ベトナム共産党のホー・ドク・ベト政治局委員(書記局員、中央組織委員長、国会議員)ら訪日代表団の一行が九日、日本共産党本部を訪問し、志位和夫委員長と会談しました。

 ベト政治局委員は最初に、ノン・ドク・マイン・ベトナム共産党書記長からのあいさつを伝え、一月の志位委員長との首脳会談で、両党関係をより高い段階に発展させることで一致したと述べました。同政治局委員は、その具体的な内容の一つとして合意された両党間の理論交流について、十一月後半にベトナム共産党の代表団を派遣したいと表明しました。

 志位氏は、今年一月のベトナム訪問以来、両党関係が緊密に発展していることを喜んでいますと述べ、「社会主義はベトナムにとっては現在の、私たちにとっては未来の問題ですが、理論交流が有益なものとなると信じています」と語りました。

 ベト氏は、志位委員長の訪問以後のベトナムの政府機構や党組織の改革、経済情勢について説明。志位氏は、一月の訪問時に経験したベトナムの現実に触れ、ベトナムでの民主主義発展のプロセスや、市場経済を通じた社会主義建設の取り組みについて、大きな関心を持っていると応じました。ベト氏は、志位氏の発言にうなずきながら、両党の理論交流でこうした問題についても意見交換したいとの期待を表明しました。

 会談には、ベトナム側からグエン・ダン・バン国会科学技術環境委員長、ドアン・ゴク・カイン党中央対外委員会事務局長、チュー・トゥアン・カップ駐日大使ら、日本側から、緒方靖夫副委員長・国際局長、中井作太郎党建設委員会責任者、西口光国際局長代理、森原公敏国際局次長らが同席しました。


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アウン・サン・スー・チー氏との直接対話が

2007-10-10 | 市民のくらしのなかで


   政府に一層の対話促す

 

      ミャンマー国連特使が表明


 【ワシントン=鎌塚由美】国連の潘基文事務総長の特使としてミャンマー訪問を行

ったガンバリ事務総長特別顧問は八日、十一月に予定される再訪では、政権側と民

主化運動側との対話をいっそう促す考えを示しました。また、当局に国連人権高等

弁務官らの受け入れも求めました。

 国連ラジオなどのインタビューにこたえた同氏は、次回のミャンマー入りの前に、日

本、中国、東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国を訪れ協力を要請すると語りました。

ミャンマーでは、軍事政権側と民主化運動側の「橋渡し役」となる意欲を表明。ガン

バリ氏は、タン・シュエ国家平和発展評議会議長と、民主化運動指導者のアウン・サ

ン・スー・チー氏との直接対話が「早ければ早いほうがよい」と述べ、政権側が対話

に条件をつけていることに懸念を示しました。

 国際社会とのかかわりでは、ミャンマーの人権状況に関する国連特別報告者、さら

には国連人権高等弁務官の受け入れが望ましいとの考えを示しました。


  21世紀だというのに、ヒドイ
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講演  井筒和幸 パッチギ監督

2007-10-08 | 市民のくらしのなかで
向日市民会館・11月4日(日)13時

 
    
「第3回憲法フェスタ」  

 
        9条の会・向日市連、932-2531


映画  パッチギ LAVE AND PEACE 


講演  井筒和幸監督

          私が戦争に反対するわけ


      協力券 1500円(高校生以下1000円)

 

     921-4415大橋満も協力券を取り扱っております。

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心からのお悔やみを申し上げます。

2007-10-07 | 市民のくらしのなかで


  双生児の兄べトさん死去

 

    ベトナム戦枯れ葉剤で被害


 ベトナム戦争中に米軍が散布した枯れ葉剤による結合性双生児として生まれた「べトちゃん・ドクちゃん」の兄グエン・べトさんが6日午前1時30分(日本時間同3時30分)ごろ、ホーチミン市のツズー病院で死去しました。26歳でした。

 ツズー病院によると、死因は肺炎と腎不全とみられ、午後に解剖を行います。ベトさんは5月末に腎不全などで一時重体となりました。

 ベトさんとドクさんは1981年2月、同国中部で下半身がつながった状態で生まれました。86年にベトさんが急性脳症で危険な状態になったため来日し治療を受けました。

 88年にはツズー病院で分離手術を受けましたが、ベトさんは重い脳障害で寝たきりの状態が続いていました。

 分離手術後、ドクさんは歩けるようにもなり、昨年12月に結婚。ツズー病院で働いています。

 ツズー病院のグエン・ティ・フオン・タン医師は「20年以上治療にあたり、実の息子のような感情を持っていたので、大きな喪失感があります。ドクはベトが危篤の時に病院に来て、いま深い悲しみにあります。彼らは一つだったし、ドクの今日があるのはベトが身体の一部を犠牲にしたためでもあるからです。日本のみなさんの支援にとても感謝しています」と話しました。

 日本共産党の志位委員長はことし一月、ベトナム訪問の際、同病院にベトさんを見舞いました。

 グエン・ベトさんの訃報に接して

                志位委員長が弔電

 日本共産党の志位和夫委員長は6日、グエン・ベトさんの訃報(ふほう)にあたり、次の弔電を送りました。

 グエン・ベトさんの突然の訃報に接し、深い悲しみにうたれています。弟さんのドクさんをはじめ、ご遺族、関係者のみなさまに、心からのお悔やみを申し上げます。

 今年一月、ホーチミン市のツズー病院にうかがい、ベトさんのお見舞いをしたさいには、寝たきりの状態ながら体は元気だと聞き、少しでもよい方向にと願っていただけに、胸がつまる思いです。

 あらためて、枯れ葉剤という幾世代にもわたって災厄をもたらす非人道兵器を大量にもちいた勢力への強い憤りの気持ちを感じます。こうした兵器を地上から一掃し、二度とふたたび使わせないために、そして平和な世界とアジアをつくるために、力をつくす決意をこめて、哀悼の言葉といたします。

 2007年10月6日
 日本共産党幹部会委員長
 志位和夫

                                                                              合掌

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国連は,必要な支援を提供する用意がある

2007-10-06 | 世界の変化はすすむ

 

 「6カ国」の前進必要

 

  南北首脳会談 米国務省が強調


 【ワシントン=山崎伸治】米国務省のマコーマック報道官は四日の記者会見で、第二回南北首脳会談「共同宣言」について、「南北関係が前進するかどうかは、かなりの部分が六カ国協議の前進にかかっているということを韓国側が北朝鮮側に明確にした」ことが重要だと評価しました。

 今回の首脳会談で一致した朝鮮戦争の「終戦」については、「六カ国協議全体が前進する必要があり、協議の中心問題は朝鮮半島の非核化だ」と指摘。年内の核無力化を盛り込んだ六カ国合意文書の実現の重要性を強調しました。

 

 平和への重要な一歩

               国連総長が声明

 【ワシントン=山崎伸治】国連の潘基文事務総長は四日、南北首脳会談について声明を発表し、両首脳が署名した共同宣言について「朝鮮半島および北東アジアの平和と安全のみならず、南北間協力の強化に向けた重要な一歩だ」と歓迎しました。

 「二国間対話や協力、六カ国協議などの多国間外交の強化を通じて、非核の朝鮮半島における永続的な平和に向けて踏み出すだけでなく、南北間関係を拡大、前進するという両首脳の約束を称賛する」と表明。「国連は国際社会と協力し、必要な支援を提供する用意がある」と述べました。


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共産党の志位委員長が福田康夫首相に質問

2007-10-05 | 市民のくらしのなかで


  志位委員長が代表質問 衆院本会議


  貧困・格差 財源問題 自衛隊派兵


  政治の根本的転換を


  「集団自決」軍強制の削除問題


  沖縄県民の思いに応えよ


 日本共産党の志位和夫委員長は四日、衆院本会議で福田康夫首相の所信表明演説に対する代表質問に立ち、貧困と格差、社会保障の財源問題、米国の戦争を支援する自衛隊派兵などについて首相の基本認識をただすとともに、抜本的な打開策を示して、新しい政治への根本的転換を迫りました。


写真

(写真)代表質問する志位和夫委員長。左奥は福田康夫首相=4日、衆院本会議

 志位氏は冒頭、高校教科書の検定で沖縄戦の「集団自決」への日本軍の強制の記述が削除された問題で、十一万人の大会を開いた沖縄県民の思いにふれました。「政府は自らの責任において、検定意見の撤回と強制記述の回復という県民の要求に応えるべきだ」と強調。首相自身の歴史認識と合わせて答弁を求めました。

 福田首相は、「県民の思いを重く受け止める」とのべるだけで、記述削除についての政府の責任にはふれませんでした。

 貧困と格差の問題で、まず若者の深刻な実態を突きつけた志位氏は、福田首相が「若者が明日への希望を持てる国」をつくるというのなら、非正規雇用拡大の背景にある「労働法制の規制緩和路線を根本から見直すべきではないか」と提起。とりわけ「日雇い派遣」をなくし、数さえわからない「ワーキングプア」(働く貧困層)の緊急実態調査を迫りました。

 ところが福田首相は「改革の方向性は変え(ない)」と路線見直しを拒否。派遣労働法制について「日雇い派遣を含めて見直しの検討を開始している」というだけで、実態調査にも背を向けました。

 また志位氏は、社会保障から多くの人々を排除する圧力となっているのが、社会保障予算の自然増を認めず、毎年二千二百億円ずつ削減する「社会保障予算抑制路線」だと指摘。「(首相が)『お年寄りが安心できる国』づくりをいうなら、その路線からの転換をはかるべきではないか」と迫りました。

 これにたいしても、福田首相は「障害者、お年寄りなどの状況に十分配慮する」としながらも、「給付の合理化、効率化をすすめ(る)」と抑制路線に固執する姿勢を示しました。

 財源問題で志位氏は、消費税が貧困と格差に追い打ちをかけ、社会保障財源としてもっともふさわしくない税金だと強調。大企業が空前の利益をあげる一方で、給与所得は九年連続で減っていること(グラフ)も示しながら、(1)大企業・大資産家への減税を見直せば、数兆円規模の財源がつくれる(2)年間五兆円の軍事費、なかでもアメリカの戦争支援のための軍事費は真っ先に削減すべきだ―として、この「聖域」にメスを入れるよう求めました。福田首相は、大企業・大資産家減税を「聖域」にする態度をしめし、軍事費も「合理化・効率化」をいうだけで、削減には背を向けました。

 海上自衛隊によるインド洋での「対テロ」報復戦争支援の問題で志位氏は、「報復戦争は、テロ根絶に有効でないばかりか、事態の悪化をもたらした」と批判。給油活動の全ぼうを明らかにするよう求めるとともに、「日本国憲法にそくして日本が果たすべき責任」として、憲法違反の戦争支援を中止することなど三点を提起しました。

 福田首相は、「海上自衛隊の補給活動を引き続き実施していく必要がある」として、派兵継続に固執しました。

 最後に志位氏は、「大企業中心、アメリカいいなり、歴史問題での、自民党政治の三つの異常をおおもとからただす改革こそ、国民の期待にこたえる新しい政治をおこす道だ」と表明しました。

グラフ

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次は日朝国交正常化へ

2007-10-04 | 市民のくらしのなかで

 

  6カ国協議合意

 

      各国の誠実な履行を


 今回の六カ国協議の合意は、「朝鮮半島非核化」という大枠を合意した二〇〇五年九月の共同声明履行のための第二段階の措置を具体化するものです。北朝鮮の核施設の無能力化と核計画の申告が合意どおりに年内に履行されれば、朝鮮半島非核化の流れに大きなはずみがつく、重要な一歩となります。

 二〇〇五年九月の共同声明履行については、今年二月の合意文書にもとづく核施設の稼働停止が七月に実施されました。今回の協議では、最終的な核放棄につなげるための核施設無能力化を、どのように具体化するかが課題でした。合意は、無能力化の対象を寧辺の三つの核施設としています。年内という期限を切ったこの合意を、各国が誠実に履行するとともに、それをさらに核兵器と核計画の完全な放棄に結びつけるためには、他の核施設、製造された核物質を廃棄する問題など、新たな段階の措置が必要となります。

 核計画の申告については「完全かつ正確な申告をおこなう」とされますが、米国が疑惑を指摘し北朝鮮側が否定しているウラン濃縮問題については、北朝鮮がどのように対応するかが注目されます。

 今回の合意を推進した力の一つは、米朝間の直接対話でした。今年一月のベルリンでの両国首席代表による対話をはじめ、六カ国協議の場や、米朝作業部会などを通じて、二国間の懸案や六カ国協議の課題を進めるための密度の濃い対話が、米朝二国間で積極的に取り組まれました。

 日朝両国関係について合意は、「平壌宣言に従って、不幸な過去を清算し懸案事項を解決することを基礎として早期に国交を正常化する」と明記しました。日本の佐々江首席代表は期間中に行われた日朝協議の席で、「六カ国協議が前進するなか日朝関係も前進させ好循環を生み出したい」と表明しました。日本が六カ国協議で積極的な役割を果たし、核を含めた諸懸案を包括的に解決するために努力することが求められています。(国際局=前田和則)


国交正常化へ協議促進

 三日に発表された六カ国協議の「第二段階の措置」の合意文書は、米国と北朝鮮が国交正常化に向けて「交流を増加し、相互の信頼を強化する」と明記されました。

 朝鮮戦争(一九五〇―五三年)で戦火を交えた米朝両国が、昨年末からの活発な二国間協議の積み重ねをへて、相互不信と敵対の関係から転換する可能性を示しているといえます。

 注目されるのは、北朝鮮が核施設の無能力化と核計画の申告で今年十二月三十一日にという明確な期限を受け入れた一方、これに相応する米国の措置であるテロ支援国家指定の解除などについては期限を明示していないことです。

 合意文書では「北朝鮮がとる行動と並行して」履行するとしており、事実上は十二月三十一日を意味すると読むことができます。見返りの確実な保証を求めてきた北朝鮮が、不明確な表現に応じたことは、一定の信頼を米国に置き始めたものといえます。

 一方、日本と北朝鮮は、今回の合意文書で、国交正常化に向けて「精力的な協議」を行うことを約束しました。二〇〇二年の日朝平壌宣言に基づいて国交正常化するとしています。

 平壌宣言は、核問題、日本人拉致問題、植民地支配の清算問題を包括的に解決するための文書。両国は、どれだけ相手国に不信感を示しても、平壌宣言を維持する姿勢は守ってきました。

 六カ国協議のなかで、北朝鮮の非核化や米朝関係正常化などが徐々に履行されているのに比べて、日朝関係だけは立ち遅れています。九月六日の日朝国交正常化作業部会で「誠意を持って協議していく」と合意した両国政府は、早期に協議を再開する必要があります。(ソウル=面川誠)


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平成18年度 水道事業会計決算反対討論

2007-10-03 | 市民のくらしのなかで

 
   平成18年度

    水道事業会計決算、反対討論
                   
                               日本共産党 おおはし

 府営水の受水(購入)費が水道会計を大きく圧迫しており、毎年京都府に支払う水

道代(受水費)を引き下げなければ向日市の水道会計の赤字を解消する道はありま

せん。
 
この問題を解決するためには、京都府との契約水量を京都府条例にもとづいて、実

際に向日市が使っている現実に合わせて減らす以外に道がないことは理事者もお

認めになっているところであります。

 ところが18年度決算は、この解決への道を進まれない水道行政…決算となってお

り賛成できません。

 また18年度は、向日市始まって以来の不祥事が発覚した「不祥事決算」でもあり

賛成できません。本日市長、副市長の給与減額条例が提出されていますが 、2度と

このようなことが起きないよう市長の責任ある対応を強く求めるものであります。
                
 決算審議の中でも、今後水道会計の赤字を解消するために向日市として取りくま

なければならない 基本点は、昨年12月向日市議会決議で示されている「基本水

量」の見直しであることが再確認されました。

 また京都府との関係では、府営水道に関する出来事のすべてにわたる責任は「京

都府」が持ち、向日市水道に関する出来事のすべてにわたる責任は 向日市が持

つ、つまり自治体としての自主性と対等な関係にあるということです。

 だから「府営水」の受水量と料金に関しては、府営水道の契約と給水に関する条例

に基づいて、毎年購入する基本水量を「契約」すればよいと言うことでありま

す。            

 ところが京都府は、府営水道経営懇談会の頭越しに、向日市に対して上植野浄水

場の廃止や、企業債残高の繰り上げ償還による利子負担の軽減、基本料金の値下

げ等などを提案し、それが実行されれば年間約1億3千万円のコスト削減効果があ

ると言って、向日市に従わせようとしています。このやり方には「懇談会」メンバーか

らも異論が出て、まだ本決まりには至っておりません。

 私はその中の①、上植野浄水場の浄水業務の廃止はすでに進められております

が、緊急時の対応を始め市民の願いに反するもので、物集女浄水場への一元化

は、賛成できません。 

 上植野浄水場は、元々府営水導入を見込んで25億円もかけて造られものであり

ます。  物集女浄水場の方が13年も古い施設であり、そちらへの一本化は、将来府

営水の量を増やしていく考えに基づいたものであります。 

 私は府営水を考える場合、日吉ダムは、日照りによる渇水によって水がなくなるか

もしれない、と言うことを常に考えに入れておく必要があると思っています。

 京都府が本当に向日市を支援して頂くのなら、検討委員会の提案の中で向日市が

受け入れることが出来る内容と、10年前の水使用水量予測が、現在大幅にはず

れ、見直しが迫られているときに、いつまでも水量の変更は出来ないと言って、条例

違反を続けるよりも、基本料金も、基本水量も現実にあわせて見直しをするのが、

府と市の理事者の政治的決断であるとおもうのであります。

 そうすれば京都府の支援とあわせて、水量を仮に6350トンに変えれば年間1億3

千万円+2億1千万円=3億四千万円の削減効果を得ることが出来、水道料金引き

下げの展望が出てくるのであります。

  京都府営水道経営懇談会と京都府に、京都府条例に基づいて、向日市の水道財

政の健全化をはかっていただく事を向日市上げて働きかけようではありませんか。

  市長は委員会の審議の中で、自分はまず基本料金を86円に下げて頂くめどが出

てきたことを喜んでいる。

 基本水量についても府営水道導入時と現在を比べた場合市民の使用水量が大幅

に減ってきているので、当時契約したものは未来永劫変えられないとは思っていな

い。

 交渉する順序がある、三水道合流時に基本水量の交渉もあわせて行い、水道財

政の健全化を果たしていきたいと決意を述べられた。

  私は、市長が以前より一歩踏み込んで考えて頂いていることを評価いたしますが、

3つの水道が合流するまで待つ事なく、早く契約基本水量の減少を申し入れて頂き

たいと思うのであります。 

 決算審議で到達したこの内容を必ず進めて頂くことを強く望むものであります。  

  なお、以前から繰り返し要望しておりました

1,地下水くみ上げ協力金の徴収など、地下水を保全する事業を 行うこと。

2,物集女西浄水場の抜本的改修 計画を策定すること

3,鉛管対策や給水管の布設替えを進めること。

4,水道部の職員を採用し技術職員を育てること。

 以上でありますが 地方自治法の制約で、一度にまとめて採決を行うので反対致し

ます。

 改選後、建設環境常任委員会に入りました。上下水道も担当です。  おおはし

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