どこまでだって歩いていけるさ

2012年1月22日 それまでの日記を引き連れてOCN Cafeから移住。
新しい扉の向こうには何があるのだろうか。

今夜からしばし馬琴の人生で睡眠導入

2024年10月15日 | 日記

いつもの家事を済ませてから 洗濯が終わった夏用のパンツと秋冬用のそれを入れ替える

買い物に行こうと外にでるが 今日は少し暑くて半袖でも良さそうな天気だ

やはり今年の残暑が長いというのは当たりだったようだ

図書館に予約した本のうちの一冊の順番がやっと回ってきたので 先日の本を返却がてら受け取りに行く

 

先日の『灰色の劇場』は気楽には楽しめなかった

この作家の作品の中から一番最初に読むものとしての選択は 果たして正しかったのだろうか

事実はわずかでありながら 人は色々な想像でそれに肉付けをし 色をつけていく

フィクションとノンフィクションの狭間で 一体ほんとうとは何なのか

ノンフィクションでは記号でしかないものが フィクションに仕立て上げられることで 血の通った生きたものとなることもある

この作品の一番の読者は もしかしたら小説家である当の作家自身だったのではないかと思ってしまった

 

今日借りてきたのは 朝井まかて『秘密の花園』

滝沢馬琴の話らしい・・・とだけわかって予約したのは『眩』以降お気に入りの作家だから

順番が回ってくるまでそこそこあったので 内容のことはすっかり忘れていたが 読み始めてすぐに ん?と

なんか馬琴に関する小説 少し前に読んだよなあと・・・

西條奈加の『曲亭の家』だと 思い出した

こちらは義父である馬琴の手助けをする嫁の路(みち)が主人公となっていたが さて『秘密の花園』はいかに

昨日までの睡眠導入本はしばし閉じたままにして 今夜からはしばし馬琴の人生に寄り添うことにする

コメント (2)
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