朝は曇りがちだったが 元気よく買い出しを兼ねた散歩に隣駅まで行く
高架下の駅に近い場所になると 鳩の集会所があったりするが(何十羽といるのだ) 我が町の駅も時々コンコースに沢山いることがあって 私は遠巻きに歩く
どうか動かずにそのまま日向ぼっこをしていてくれと思うのだが 目の前で羽ばたかれると病原菌が飛び散る気がして息を止めてしまう
鳩には悪いが 私は彼らに一切の愛情を感じていないのだ
生きていることに文句は無いけれど きっちり人間と住処を分けて欲しいと思っている
カラスも同様だが 彼らはむしろ恐怖のほうが先にたつ(頭をジャンプ台にされたことがあるし)
そのカラスが今 都会から激減しているのだそうだ
そう言われてみて初めて 明け方によく聞いたカーカーという声を最近は耳にしていないことに気が付く
特に都会に住むカラスに限ってなので 全体としてはわからないが どうやらコロナによる飲食店の自粛で 餌となる食品のゴミが減ったためではないかという
ある意味 食品ロスが減ったともいえるのだろうけれど その分 家庭での食事が増えているだろうから 郊外の生ごみは増えているだろう
もっとも住宅地ではカラスにごみを荒らされない対策は取っているから 彼らの口には入らないのかもしれない
カラスもネズミや害虫を食べたり いなくなると困る面もあるという
カラスが減って 鳩が増えるというのも困る話だしね
彼らもきっと コロナの収束を木の上から願っていることだろう