みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

【福島原発事故】1号機原子炉建屋の二重扉を開放/海からストロンチウム初検出/西の山に沈む夕陽

2011-05-09 07:54:25 | 地震・原発・災害
まったりと本を読みながら過ごした、東京のいちにち。

選挙以来、けっこうバタバタしてたので、
わたしにとって思いがけないプレゼントでした。

最後のひとときは、西の山に沈む夕陽をみました。






     

     ひとりの午後に。

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夕陽が沈む先は、
お天気が良い日には、富士山も見えるそうです。
     
今回は曇りだったので、3月に上京した時の、富士川からの富士山。

夜になって、テレビをつけたら、
福島第一原発1号機の原子炉建屋の扉を開けたというニュースが流れていました。

微量の放射能を放出、と報じていますが、
あとになって、膨大な数字が出てくるんだろうな。
もう、だまされないぞ!

けさの「朝ズバ」では、みのもんたが、
海水や原発周辺では、二桁多いストロンチウムが検出されたとの
朝日新聞の記事を紹介。
「魚によって10倍に濃縮され」、「白血病やがんになることも」。
放射能を垂れ流すだけ垂れ流して、
いまごろ言っても、あとの祭り、とはこのこと。

 【原発】1号機原子炉建屋の二重扉を開放(05/08 20:55)  
テレビ朝日

東京電力は、福島第一原発1号機の原子炉建屋の二重扉を8日午後8時過ぎに開放しました。
 1号機の原子炉建屋では、空気浄化装置をつけてから放射性物質の濃度が先月末の200分の1以下に下がりました。東京電力は、建屋の中で本格的な冷却装置の設置を行えるようにするため、午後8時過ぎに二重扉を開放しました。外部に微量の放射性物質が出ますが、東京電力によると、周囲の放射線測定装置に変動が出ないレベルだということです。 


提言 「福島大学および県は、低線量被曝リスクについて慎重な立場を」
(2011.4.27)福島大学原発災害支援フォーラム


福島第一原発3号機、圧力容器の温度上昇 
2011年5月7日 日テレNews24

 原子炉圧力容器の冷却に向けた作業が進む福島第一原子力発電所の1号機で原子炉建屋の空気の浄化が始まり、放射性物質の濃度が下がり始めたと「東京電力」が発表した。一方、3号機では圧力容器の温度が上昇していて、対策が必要になっている。
 福島第一原発の1号機では、5日から放射性物質で汚染された空気を吸い出し、フィルターに吸着させて浄化する装置の運転が始まっている。東京電力によると、放射性物質の濃度は運転開始直後に高くなったが、その後、低下が続いているという。東京電力は建屋内の空気を吸い出す際に放射性物質が舞い上がったものの、装置が順調に稼働し、濃度が下がったと分析している。8日に作業員が原子炉建屋に入り、浄化作業の進み具合などを詳しく調べる予定。
 一方、3号機では圧力容器の温度が上昇している。圧力容器下部の温度は先月30日には113.1℃だったが、7日は149.6℃で1週間で36.5℃上昇した。圧力容器に注入する水が途中で漏れている可能性があるという。東京電力は水を注入する配管を別の系統に変えて、3号機の冷却を進める方針。 


海からストロンチウム初検出 福島第一敷地内でも
2011年5月9日 朝日新聞

 東京電力は8日、福島第一原発の敷地内や周辺の海で4月18日に採取した土や海水から、放射性物質ストロンチウム90を初めて検出したと発表した。半減期が約29年と長いうえ、化学的にカルシウムと似ていて、体内に入ると骨にたまる傾向がある。原発敷地外で放射能モニタリング(監視)を行っている文部科学省も今後、海洋のストロンチウム調査を実施するという。
 1、2号機の排気筒から南南西約500メートル地点では、ストロンチウム90が乾かした土1キロあたり約570ベクレル検出された。1960年代の核実験などの影響で検出される通常の量より2けた大きい値で、原発から漏れたと考えられる。東電は「作業員はマスクで吸入しないようにしており、影響はない」としている。
 海水では、同原発5、6号機の放水口北側30メートルの地点で、濃度限度の約0.26倍に相当する1リットルあたり7.7ベクレル、沖合15キロでは約0.15倍に相当する4.6ベクレルだった。原発から大気中に放出されたものが海に落下したか、原発から海に流出した高濃度汚染水に含まれていたとみられる。
 文科省は3月中旬、福島県浪江町と飯舘村の土壌サンプルを採取し、最大で1キロあたり32ベクレルのストロンチウム90を検出した。だが、海水での調査は実施していない。(小堀龍之)


水や空気が放射能に汚染されていても、
自然は美しいままなのが、かなしい。

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コメント (1)
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