名古屋のウイルあいちに宿泊しています。
昨日から一泊二日で開催している、「む・しネット」主催の、
2011年度第一回「議員と市民の勉強会」。
テーマは、「市民派議員として議会ではたらく~有権者との約束を果たす」。
全4セッションで、現場で即役立つ実践的な勉強会で、
中部地方を中心に、関東や関西からも市民派議員が参加しています。
わたしは、この勉強会の講師です。
きのうは3セッションを終わって、きょうは朝9時から、
【セッションD】《基礎自治体の基本政策》と「一般質問を組み立てる-2」をします。
今朝は早起きして、一般質問のレジメ読んでいます。
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昨日の「一般質問を組み立てる-1」で、参加者の一人が取り組んだのが、
「病児・病後児保育を実現する」というテーマ。
ちょうど中日新聞生活面に稲熊美樹記者が、
「病児保育を考える(上)」の記事を書いていらしたので、
参考になると思って、コピーをとってきました。
稲熊さんは、岐阜支局でずいぶんお世話にお世話になった記者さんで、
岐阜にいらしたときから、働く女性の問題の問題をテーマに、
よい記事をたくさん書いてみえました。
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昨日から一泊二日で開催している、「む・しネット」主催の、
2011年度第一回「議員と市民の勉強会」。
テーマは、「市民派議員として議会ではたらく~有権者との約束を果たす」。
全4セッションで、現場で即役立つ実践的な勉強会で、
中部地方を中心に、関東や関西からも市民派議員が参加しています。
わたしは、この勉強会の講師です。
きのうは3セッションを終わって、きょうは朝9時から、
【セッションD】《基礎自治体の基本政策》と「一般質問を組み立てる-2」をします。
今朝は早起きして、一般質問のレジメ読んでいます。
2011年度 第一回「議員と市民の勉強会」 テーマ「市民派議員として議会ではたらく~有権者との約束を果たす」 ●日時:5月27日(金)12時30分(集合)~28日(土)12時 ●会場:ウイルあいち 会議室3(名古屋市) 《講師》寺町みどり&ともまさ 《担当スタッフ》島村紀代美/小川まみ 《内容およびスケジュール》 一日目【セッションA】 テーマ《議会の基本を知る~議会のしくみ・ルールと流れ》 1)テーマ「初議会を経験して」 2)議会とはなにか-基本的な議会の流れ ・議員とは何か~議員というお仕事 ・議会における議案とは何か ・本会議とは、委員会とは~それぞれの役割とルール 3)議案審議とは何か-審議(本会議)、審査(委員会)の手法 4)議会・委員会の運営とルールの基本 【セッションB】 テーマ《自治体とは何か~予算のしくみと流れ》 1)自治体とは何か/自治体は誰のために、何のためにあるのか/自治体の構成 2)自治体財務・予算のしくみと流れ ・自治体財政の流れの理解と、議員活動を活かす時機 3)条例とは何か-条例案審議は市民への影響を考えて慎重に 4)6月議会にむけて/専決処分、公社等の報告、人事案件、 条例(改正)案、契約、補正予算などの読み方、取り組みの基本などを理解する。 【セッションC】 テーマ《議員としての「発言・質疑・一般質問」を磨く》 1)議会における発言とはなにか ・発言の基本とルール 2)「質疑と一般質問」/質疑とは何か?一般質問とは何か?その違い。 3)「原則に基づく的確な発言が効果を生む~論理的説得力を身につける」 ・質疑と一般質問の原則/獲得目標の設定が基本 ・質疑の組み立て方/答弁の引き出し方 テーマ《一般質問-1》 ★一般質問の組み立て方 (1) 問いを立てる~政策 (2)なにが問題か→問題点をみつける (3) どう解決するか/手法と獲得目標 (4)立論/論理の組み立て (5)質問項目/知らないことを聞かない原則 ★ワークショップ「一般質問を組み立てる」 ~問いを立て獲得目標を設定し一般質問の形にする 二日目【セッションD】 テーマ《基礎自治体の基本政策》 1)自治体における「政策」とはなにか 2)予算と政策との関係 3)基礎自治体の基本政策(全体とテーマ別) テーマ《一般質問-2》 ★ワークショップ「一般質問を組み立てる」 ~獲得目標に届く、一般質問をシミュレーションする。 (1) 問いを立てる~政策 (2)なにが問題か→問題点をみつける (3) どう解決するか/手法と獲得目標 (4)立論/論理の組み立て (5)質問項目/「議場」で何を得るかの極意 【第一回のまとめ】 「いま無党派・市民派議員として…」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ★【第2回以降の開催日および会場】 第2回 8月 6日(土)~ 7日(日) :ウィルあいち(名古屋市) 第3回 11月5日(土)~ 6日(日) :会場未定(岐阜市内を予定) 第4回 1月28日(土)~29日(日) :会場未定(岐阜市内を予定) ※2日目午後に参加者が抱える問題に対応するオプション講座(有料)を予定。 |
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昨日の「一般質問を組み立てる-1」で、参加者の一人が取り組んだのが、
「病児・病後児保育を実現する」というテーマ。
ちょうど中日新聞生活面に稲熊美樹記者が、
「病児保育を考える(上)」の記事を書いていらしたので、
参考になると思って、コピーをとってきました。
稲熊さんは、岐阜支局でずいぶんお世話にお世話になった記者さんで、
岐阜にいらしたときから、働く女性の問題の問題をテーマに、
よい記事をたくさん書いてみえました。
<はたらく>病児保育を考える(上) 2011年5月27日 中日新聞 働く親が困るのは子どもの病気。親に代わり、病気や回復途中の子どもを預かる病児・病後児保育所の要望は高い。ただ施設数が限られ、「利用しにくい」という親の声がある一方、施設からは「赤字になるばかり」と悲鳴が上がる。子どもが病気になったときの保育の実情を探った。 (稲熊美樹) 岐阜県の研究職の女性(37)は、四月から三歳と一歳の息子を保育園に預けて働いている。公務員の夫が急に休むのは難しく、実家は東京。子どもが病気になっても、急に頼れる人はおらず、女性も「代わりのいない仕事で休めない」。次男が四〇度近い熱を出した日、隣市の小児科医が併設する病児保育所に預け、出勤した。 病児保育所の利用料に決まりはなく、自治体の裁量に任せられているが、一日二千円が一般的。名古屋市のように利用時間が長い場合は、四千円とする自治体もある。 出費を考えると頭が痛いが、病児保育はありがたい。女性が長男を出産後に復帰した前の職場では、長男が病気になるたびに仕事を休んだ。出勤した日には休んだ分を取り戻そうと仕事に励んだが、同僚の理解は得られず、気まずくなった。「前の職場での反省を踏まえ、早めに手を打っている」と話す。 厚生労働省によると病児・病後児保育の施設は国の補助が始まった一九九六年以降、次第に増えて二〇〇九年度は千二百五十カ所。小児科医が医院に併設したり、行政が保育所内に開いたり、NPO法人が部屋を借りて運営する場合もある。 しかし約二万三千カ所ある保育所に比べると、施設数は5%にとどまる。保育園児千六百六十人当たり一カ所。定員は四~六人が多く、地域や時期によって利用を断られることがある。感染症だと「隔離する部屋の数が足りない」と利用できない場合も。 ◇ 利用者数は季節によって激変する。年度初めや風邪、インフルエンザが流行する冬は、子どもたちも体調を崩しやく、利用が多い。施設はこうした利用者数の波に苦労する。 看護師に加え、子ども二人に対して一人の保育士を置くのが厚労省の基準。ただ利用者数や疾患は、当日にならないと確定しない。親は子どもの体調が悪いと前日に「念のため」と予約する。しかし、朝になると高熱で預けられる状態ではなくなったり、治って利用の必要がなくなったり。 愛知県のある病後児保育所では、前夜までに六人の予約があった日の朝、全員がキャンセル。出勤した三人の保育士は、おもちゃの消毒や部屋の掃除で一日を過ごした。「キャンセルを見込んで保育士を手配するわけにはいかないし」と担当者は悩みを語る。 岐阜県内の小児科医が、院内で運営する病児保育所は、年間延べ約八百人が利用するが、支出の大半は人件費。常勤看護師と保育士一人ずつに加え、午前八~午後六時の開設時間に合わせ毎日二~三人の保育士にパートで来てもらう。 自前の施設で家賃がなく、光熱費や通信費を極力抑えても、年間計一千五百万円かかる。利用料は一人一日二千円で百六十万円。収入の大半を国や県、市からの補助金で賄うが、百五十万円近い赤字が出る。小児科医は「医院の経営と合わせて、何とかやりくりしている。困ったお母さんたちを放っておくわけにいかない」と話す。 全国約五百十の病児保育所でつくる全国病児保育協議会の〇九年調査によると、赤字経営の施設は六割以上。同協議会の木野稔会長は「もうかる必要はないが、これでは続かない」と現状を訴える。 |
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