みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

わいせつ裁判 表現活動、より幅広く/オガタマ4種。オガタマノキ、カラタネオガタマ、希少な紫花も。

2016-05-12 20:48:21 | ほん/新聞/ニュース
庭には、花が大きくて淡い芳香のオガタマノキ1本と、
黄色の花でバナナの香りがするカラタネオガタマが何本か植えてあります。

いちばん最初に咲くのが、オガタマノキ。
  
 4月の中旬に咲きはじめ、5月の連休まで咲いています。

花がほぼ咲き終わったころに、伸びている枝を剪定して
背の高さも低くして、一回りコンパクトにしました。 、


少し遅れて咲くのが「カラタネオガタマ、」。

家の前の庭の木がいちばん大きく、花もたくさん咲きます。
  
別名「バナナの木」というとおり、
バナナのような甘い香りがします。

苗を見つけると買ってくるので、
あちこちに5本ほど植えてあります。
 



日本みつばちの箱の南、家の西にあるのは、
ワインレッドの花を咲かせる 「カラタネオガタマ ポートワイン」 

花の色が濃いほど香りが強いということで、

日本ミツバチを見に行くと、少しはなれた所でも、
とてもよいバナナの香りがします。
  
昨年までは木が小さくて花も少しでしたが、
今年は、枝一杯にびっしりと咲いています。


印象的な紫色の花を咲かせる「カラタネオガタマ・パープルクィーン」。

先日、花木センターで苗を見つけたので、買ってきました。
  
ポートワインより、さらに濃い紫の花色です。


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話しはかわりますが、
わいせつ物陳列などの罪に問われた「ろくでなし子」さんの
一審の裁判で一部無罪の判決がでました。

3Dプリンターを使うと女性器の形になる電子データ配布した行為については、
「わいせつ電磁的記録頒布罪」に当たるとして有罪(罰金刑)でした。

  (社説)わいせつ裁判 表現活動、より幅広く
2016年5月12日 朝日新聞

 判断の一部に釈然としない点もある。だが「わいせつ」の範囲にしばりをかけ、表現の自由や芸術活動に一定の理解を示した判決として評価したい。

 わいせつ物陳列などの罪で起訴されたアーティスト「ろくでなし子」被告に、東京地裁は一部無罪の判決を言い渡した。

 罪に問われた一つは、自分の性器をかたどり飾りつけログイン前の続きした作品をアダルト店に置いた行為だった。判決は「ポップアートの一種」ととらえ、「女性器に対する否定的なイメージをちゃかそうという制作意図が読みとれる」とわいせつ性を否定した。

 性をめぐる社会の偏見や差別に異議を申し立ててきた被告の主張に、裁判所が正面からこたえたといえる。

 被告の活動に眉をひそめる人もいるだろう。しかしそのことと、刑罰という制裁を科すこととは次元の異なる話だ。

 わいせつか否かのように、人や時代によって様々な受けとめがあり、意見を交わすことで考えが深まったり、新しい視点や自由な発想が生まれたりする問題には、権力はつとめて抑制的に向き合うことが求められる。

 民主社会を形づくる最も大切な人権の一つとして、表現の自由を憲法が保障している意義を忘れてはならない。

 むろん自由の下、すべてが許されるわけではない。「見たくない大人」や「見せたくない子ども」への目配りは欠かせないし、性をモノ扱いし、人格・尊厳を傷つける行いには何らかの規制があってしかるべきだ。

 そんな事情がない限り、表現活動を幅広く認めることが社会を豊かで懐深いものにする。

 こうした考えに立つとき、地裁が別の起訴内容で被告を有罪としたのは納得できない。

 被告を支持して制作費を援助した数人へのお礼として、3Dプリンターを使うと女性器の形になる電子データの保存先を伝えるなどしたことが、わいせつ記録の頒布と判断された。

 判決は「性生活の秩序や健全な性風俗が害される危険性が高い」というが、ネット上に過激な映像があふれるいま、どれほど説得力があるだろうか。

 判決をうけ改めて浮かぶのは捜査への重大な疑念だ。

 警察は2年前の夏、電子記録頒布の疑いで被告を逮捕した。だが勾留は認められず、5カ月後に今度は陳列容疑で身柄を押さえ、起訴に持ち込んだ。

 ねらい撃ちというほかない強引な摘発で、警察をチェックすべき検察もまた、その使命を果たさなかった。経緯を検証し、ともに姿勢を正す必要がある。 


  ろくでなし子裁判 わいせつ物陳列無罪、データ配布で罰金刑 
2016.05.11  東京(CNN)

女性器をかたどったカヤックを作るなどして物議を醸した日本のアーティスト、五十嵐恵=ペンネーム・ろくでなし子=被告が9日、罰金40万円の刑を言い渡された。

五十嵐被告は2014年、自分の性器をかたどったカヤックを制作するため、クラウドファンディングで資金を調達。その際に、性器をスキャンした3Dデータを出資者にも配布した。

裁判所は、同被告が作った大きな黄色のカヤックを芸術作品として認める一方、データを配布した行為が「わいせつ電磁的記録頒布罪」に当たるとして、罰金刑を言い渡した。

本人はCNNの取材に対し、「少なくとも私自身を含む多くの女性たちにとって、性器はわいせつではない。判決は理不尽だ」と語った。

また、3Dデータは実物ではないとも主張。「日本国内のさまざまな場面で目にするポルノのような、性的刺激とは違う」と反論している。

日本には盛んなポルノ産業があり、露骨なアニメや漫画といった形でセックスの場面を目にする機会は容易に得られる。しかし無修正の性器画像などは刑法上のわいせつ物とみなされ、それを配布する行為は犯罪に当たる。

五十嵐被告は「ポルノで性器にぼかしを入れたセックス場面を見せても取り締まりの対象にならないのに、私の作品が罪に問われるのはおかしい」と話す。

カヤックは女性の体からヒントを得た一連の作品のひとつ。同被告はこれまでにスマートフォン・ケースやマスコットも手掛けてきた。女性器をかたどった地形のジオラマに福島第一原子力発電所の作業員を配置した作品もある。

問題となったカヤックについては「わいせつのプリズムを通さなければ女性の性が理解できないという、男性的発想を覆すのが私の狙い。裁判官にこの考えを理解していもらえなかったのは残念だ」と語った。 


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5月11日(水)のつぶやき

2016-05-12 01:13:11 | 花/美しいもの

「娘なんて産まなければ」母の日記に衝撃 秋川リサさん:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASJ4H…

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