みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

食事前に嚥下体操 口や舌動かし肺炎予防/小梅がほぼ満開になりました。

2020-02-13 22:49:13 | ほん/新聞/ニュース
今年も小梅が咲きました。

夕方、家に帰って空を見上げたら、
まっ白な小梅が無数に咲いていました。

花は日に日に開花がすすんでいたのに、
このところ、ゆっくり見ていなかったなぁ。

今朝はウオーキングをお休みしたので、
夕方、ふたりで日没ウオーキングに出かけました。
もう少し早く出て、夕日を眺めながら歩くのもいいね、
と話しながら歩きました。

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昨日の中日新聞生活面は、「誤嚥性肺炎」を防ぐ嚥下体操のこと。
わたしの母は80代後半に、インスリノーマ、メラノーマ、
心臓病、脳出血(左半身まひ)とたてつづけの大病を乗り切ったのですが、
最後は、有料老人ホームでの誤嚥が原因で亡くなりました。

誤嚥を疑わずに病院に転送されたらしいのですが、
だれかが気づいてくれていたら、と今でも悔やまれます。

  食事前に嚥下体操 口や舌動かし肺炎予防
2020年2月12日 中日新聞

 高齢になると口やのど周りの筋肉が衰え、食べ物や唾液が誤って肺に通じる気管に入る「誤嚥(ごえん)」を起こしやすい。誤嚥が原因で肺に炎症が起きる「誤嚥性肺炎」を防ぐため、専門家は食べる前に口や舌の動きを滑らかにする「嚥下(えんげ)体操」を推奨。のみ込む力と清潔な口を維持することが、健康長寿のポイントだ。
 「パパパ…、タタタ…、カカカ…、ラララ…」。岐阜県関ケ原町の特別養護老人ホーム「優(ゆう)・悠(ゆう)・邑(ゆう)」で、お年寄りたちの声が響いた。誤嚥を予防するため、昼食前に毎日五分ほど行う嚥下体操の一つ。口や舌を動かす音の発声を繰り返す。舌を出したり、引っ込めたりも。入所者の高木安子さん(87)は「声を出すと元気になるし、楽しい」。
 高齢者約九十人が入所。五年ほど前に体操を導入以降、誤嚥性肺炎はほとんど起きていないという。
 「誤嚥は食べ始めの一口目に起きやすい。運動と同じように、食前も準備が必要」。三十年以上前に嚥下体操を考案した浜松市リハビリテーション病院の藤島一郎院長(67)は強調する。
 また、口の中が不衛生だと繁殖した細菌がつばなどと一緒に肺に入り肺炎につながる。就寝時、唾液や胃の逆流物が気管に入り誤嚥することも。食後は歯磨きなどのケアも欠かせない。
 歯科医師で、岐阜市の特別養護老人ホーム「サンライフ彦坂」理事長の豊田雅孝さん(56)は「入れ歯ははめっぱなしにすると、雑菌が増えやすい。寝る前には必ず外して」と話す。

◆「パタカラ」で唾液出やすく
 嚥下体操=イラスト参照=はまず深呼吸。一度息を吐ききった後、鼻から吸い、口からゆっくり吐くことを数回。おなかに手を当て、吸う時は膨らみ、吐く時はへこむことを確認する。リラックス効果だけでなく、誤嚥しかけ、せきをして排出する際、空気を十分吸えるようにおなかに力を入れる訓練にも。
 ゴクンとのみ込む力は首の筋肉を使うため、首を回したり、肩を上げ下げしたりして上半身の筋肉をほぐす。頬を膨らませたり、すぼませたり、舌を左右に動かしたりすると、唾液が出やすくなり、食べ物をかんだりのみ込んだりしやすくなる。口をすぼめて息を強く吸い、冷たい息が喉にあたるようにすると喉の感覚神経を刺激し、食べる意識を高める。
 発声練習は、閉じた口を開けて発音する「パ」、舌で上あごを押す「タ」、のどの奥に力を入れる「カ」、舌先を丸める「ラ」の中から好きな音を組み合わせ、五~六回繰り返す。「パタカラ」「パラカ…」など何でもいい。唇や舌の動きが滑らかになる。
 (細川暁子)

 <誤嚥性肺炎> 食べかすなどが誤って気管に入り(誤嚥)、肺に達して起きる炎症。気管には食べ物などが入らないようにふたの役割をする弁が備わっているが、高齢になると弁の働きも悪くなり誤嚥が起こりやすくなる。元気な人はむせてせき込み、気管から排出する反射機能が働くが、高齢者は特にこの機能が鈍り、気管に入り込んだ食べ物を排出できなくなり、誤嚥性肺炎につながる。のみ込む力が弱いと、何度も繰り返す。


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コメント
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