みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

畑はもう「春色」。

2005-02-10 22:55:48 | 有機農業/野菜&ハーブ
昨日から暖かくなってきたので、
久しぶりに雪がとけた畑に出た。

わたしが肩を痛めているので、
今年の冬野菜は、ともちゃんの担当。
トラクターで起こしただけの畑に、
畝を立てないで、いろんな種を混ぜてばらまいた。
それだけで、作付けしたよりも立派な、
大根やニンジンがちゃんと育っている。

20年以上も有機農業している土だもの、
人が手をかけなくても、畑が作物を育んでくれる。

いちばん南の畑には、葉菜類の種を時期をずらしてまいた。
いま、その野菜たちが5センチほどに育っている。
次郎丸ホウレン草、水菜、み生菜、小松菜、タァツァイ、
などなど、仲良く生えている。
いつまで見てても飽きないが、
摘んで、サラダにするとおいしい。
畑のあちこちで咲き始めている花菜も失敬。
30分ほど畑を歩いて、最後に、
家の前の畑で小さなマーシュをていねいに摘んだ。
畑は一足先に、もう「春色」である。

摘んだ野菜たちは、大切な人に送った。
今日のお仕事は、これでおしまい。

庭の梅が一輪、開いていた。



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おいしいそばを食べに行こう

2005-02-09 19:35:24 | 健康/くらし/薪ストーブetc
高富町と合併して「山県市」になった
旧美山町船越に、女性ばかりの「ふれあいバザール」というお店がある。
昔からこの地区では女性がそばを打っていたそうで、
つなぎなしの「そば」はいつ食べてもおいしい。

昼前に、ともちゃんが「うどんでも食べに行く?」と誘ったので、
「美山のそばがいいな」と、車でふれあいバザールに向かった。
空は抜けるように青く、峠からは、
百名山のひとつの「舟伏山」がきれいに見えた。

「ふれあいバザール」で注文するのは、
わたしは、だいたいシンプルな「かけそば」で、
ともちゃんは「ざるそばの大盛り」を食べる。
新そばで打った、ほんのり青みがかったそばは、
まず何もつけずに食べると、こしと香りがあっておいしい。
新そばの時期になると、そばを目当てに、
あちこち遠出して食べ歩いているが、
近くにあって、食べ飽きない味である。

このお店のいちばん人気は、
「山菜のてんぷらと桑の木豆おこわ」付きのそば定食で、
ほとんどの人が、これを目当てにやってくるようだ。
いつも混んでいるので、御飯時をずらしていくようにしている。

併設する売店には、
地元の人が育てた旬の野菜がいろいろ並んでいて、
順番を待っている間に、
自分で作付けしていない野菜を見て探すのも楽しみだ。

今日は帰りに、
「美山ごぼう」と「白かぶ」、
臼井豆腐店のお豆腐とお揚げ、
特産の「桑の木豆」を買った。

デジカメを忘れたので、
「ふれあいバザール」の紹介、リンクしときます。

ふれあいバザール
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休養日

2005-02-08 22:31:41 | Weblog
ちょっと遠出して、
久しぶりに車の運転をしたので、疲れた~。

で、ブログも今日は、休養日。
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柳川喜郎さん「私と地方自治」講演会(2.6)

2005-02-07 10:20:03 | 市民運動/市民自治/政治
昨日は、柳川さんの講演会。
名古屋に早く着いたので、
高島屋の三省堂書店に立ち寄って、
あさ中日新聞「この人この本」に載っていた、知人が書いた、
『軍事組織とジェンダー』(佐藤文香著/慶応大学出版部)を探したがみつからなかった。

金山の都市センターにも、早めに到着。
テレビカメラも来ていて、開会間近には参加者でいっぱい。
さすが、柳川さんのネームバリューはすごい。
主催者の長めのあいさつのあと、
「私と地方自治」をテーマに講演。
話が多岐にわたったので、印象に残ったフレーズを挙げておく。

NHK問題
「信頼の大事さを痛感している。」
「行政も同じだが、トップは全責任を取るべき。」

梶原知事の県政について
「強力なリーダーシップで、三位一体の評価を得たが、裏返せば、強権体質。」
「基本的人権、特に、表現の自由は、守る努力をしないとなくなってしまう。」

基本的な考え方
「民主主義は、時間がかかり、能率が悪く、手数がかかかる。
 しかし、いまある制度の中では一番よい。
 欠陥だらけの制度だが、いま民主主義をほうり出すわけにはいかない。」
「わたしは、戦争は絶対反対。どんな戦争であっても。
 人間の愚行の中で、これほどの愚行はない。」

公職者として必要なこと
「1、公平・公正=フェアであること。2、情報公開。3、説明責任。
 この三つがろっていること。」

合併
「いま地方分権が言われているが、憲法上はもともと、
 国・県・市町村の関係は、上下関係ではなく、対等な関係」
「このままではやっていけない、は、このままでは、いままでどおり、やっていけない、ということ。」
「一番しわよせを食うのは市町村。
 闘う知事会があるなら、闘う市町村長会があってもよいのでは。」

最後に言いたいこと
1「無所属とは、インディペンデント=独立ということ」
2「クリーンハンドの原則-自分の手が汚れていては、お前の手が汚れているとは言えない」
3「沈黙の共謀-沈黙しているということは、共謀しているということと同じ。」
 「おかしいことにはおかしいと声を挙げよう」

(参考)講演の中で触れられた、
梶原岐阜県知事の退任に際しての、
柳川さんのコメント(2005.2.5 朝日新聞)

「ハコモノとイベントが好きな知事だった。
強力なリーダーシップと言うが、裏返せば、
強権的な体質が目につくということ。
産廃処分場へ問題への取り組みも同じだった。
長期政権の弊害がこれから出てくるだろう。」



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名岐駅伝ランナーに出くわす!?

2005-02-06 22:01:15 | あそび/しゅみ
名古屋市で昼から開催される
「柳川喜郎さん講演会」を聞きに行こうと、
車でJP岐阜駅に向かう途中、
金華橋通りの若宮町交差点に差しかかった。

すると、
目の前の信号から駅までの信号がずーっと赤、赤、赤。
それなのに、お巡りさんが交通整理をしていて、
行け、行け、とゴーサイン。

赤信号を通り抜けると、
えっ、おとなりの中央車線を走っているのは、
車ではなく「人間」!?
名岐駅伝ランナーたちを通すために、
信号を全部とめていたのだ。

沿道には旗をふって応援する市民たち、
そのなかを伴走車や白バイといっしょに走るのは、
いきなり、駅伝のデッドヒート舞台に
乱入したような、不思議な気分。
おかげで、ランナー多数を車でゴボウ抜きしながら、
10くらいの赤信号をノンストップで、JR岐阜駅へ。

駅前のカーブには選手の応援団が陣取っていた。
ともちゃんが駐車場に車を入れる間に、
駅前ロータリーに戻って、思わずパチリ。

ということで、
柳川さんの講演会の話題は、明日のお楽しみに。
(つづく)

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最近読んだ本

2005-02-05 23:47:43 | ほん/新聞/ニュース
『徴候・記憶・外傷』(中井久夫著/みすず書房)
『お産いすへの旅 ものと身体の歴史人類学』(長谷川まゆ帆著/岩波書店)

『医療が病をつくる-免疫からの警告』(安保徹著/岩波書店)
『自己免疫のメカニズム』(山本和彦著/羊土社)
『心と体の「痛み学」-現代とう痛医学はここまで治す』
(スコット・フィッシュマン著/橋本須美子訳/原書房)

『デモクラシーの帝国-アメリカ・戦争・現代世界-』(藤原帰一著/岩波書店)
『自由を耐え忍ぶ』(テッサ・モーリス-スズキ著/辛島理人訳/岩波書店)
『応答する力-来るべき言葉たちへ』(鵜飼哲著/青土社)

『樋口一葉「いやだ!」といふ』(田中優子/集英社)
『神も仏もありませぬ』(佐野洋子/筑摩書房)
『ヴァージニア・ウルフ』(N・ニコルソン著/市川緑訳/岩波書店)
『ジェンダーと女性(新装版)』比較家族史学会監修
(田端泰子・上野千鶴子・服藤早苗編/早稲田大学出版部)

『著作権と編集者・出版者』(豊田きいち著/日本エディタースクール出版部)
『100億稼ぐ超メール術 一日5000通メールを処理する私のデジタル仕事術』
(堀江貴文/東洋経済社)

もともと乱読&速読で、本がないと夜も日も明けない。
自分が読んでる本を他人に知られるのは、
心のなかが素通しになるようで・・・。
で、秘密にしときたい本は、載っていません。
あしからず(笑)。

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元高富町長の退職金返還を求めて提訴しました。

2005-02-04 22:28:33 | 市民運動/市民自治/政治
本日午後、岐阜地裁に、
3年前汚職で捕まった前高富町長の山崎通さんの、
「有罪確定首長退職金返還請求」の住民訴訟を提訴しました。

この問題は、
昨年9月の山県市議会でつれあいのともまささんが一般質問、
その後、12月に山県市民13人で住民監査請求、
そして今日2月4日に住民訴訟として提訴したもの。
いつものように弁護士を立てない本人訴訟です。

さきほど、ともまささんが訴状などを
webページにアップしましたので、
興味がある方は、ご覧ください。

ブログも立ち上げたことだし、
今年こそ、やりたいことを厳選し、出歩くことを減らして、
のんびり楽しく、遊びくらそうと思っていたのですが・・・。

「有罪確定首長退職金返還請求訴訟」訴状
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新しい慣習なの?「恵方巻」

2005-02-04 17:27:04 | 健康/くらし/薪ストーブetc
今日は立春。
庭の梅もほころびはじめている。

昨日のテレビを見ていたら、「恵方巻」に真剣な顔をして、
かぶりついている人たちが映っていた。
ただの太巻きずしのようだが、
1本全部食べないと願いがかなわないなら、
「大変だなー、わたしはやめとこ」と思った。

「関西のほうで始まって広がった」ということだが、
昨年、京都精華大学環境社会学科の学生(息子です)と話していたら、
ここの教員たちが10ねんほど前にやり始めたらしい。
真偽のほどは定かではないが、
わたしの子どものころは、少なくとも聞いたことはなかった。

父が「鬼は外。福は内」と言っていり豆をまいて、
終わってから、年の数だけ、まめを食べた。
「もっと食べたい」と言ったら、
「いり豆はおなかの中で膨れるから、
小さい子は少ないのだ」と。

とはいえ、
新しい慣習がうわさになって広がって、定着するのはおもしろい。
バレンタインももうすぐだし~。

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完熟キンカンのシロップ煮

2005-02-03 09:38:52 | おいしいもの/食について
昨日、「完熟キンカン」を見つけて買ってきた。
「完熟キンカン」は、粒が大きくて、濃いオレンジ色。
生で食べても甘くておいしいが、
少しの和三盆糖で甘煮にすると、日持ちもしておいしい。

「キンカンのシロップ煮」を作るのは、今年2回目。
先日の温泉旅行に、宿のおやつに持参して、好評だった。
帰りに幸子さんにあげてしまったので、また作ることにした。

作り方は、
1)キンカンを洗って、フキンでふきながらヘタをとる。
2)竹ぐしで小さな穴を10個くらいあけておく(こうすると破れにくい)。
3)ホーローかガラス容器で少量のアカシアハチミツをまぶす。
 (ハチミツは浸透圧が高いようで、シロップが出やすい)
4)シロップが出てきたら、ホーローか土鍋(金属はだめ)に、
 キンカンを並べ、和三盆糖を、小さじ2杯ほど振りかける。
5)ごく弱火にかける。焦げ付きやすいので要注意。
 ・キンカンが透明になり始めると、シロップが増えて、焦げにくくなくなる。
 ・透き間が空いたら詰めていくが、破れやすいのでかき混ぜないこと。
7)小さじ一杯ほどの、和三盆を少量の水でとき、
  ナベのキンカンに振りかける。
8)ふっくらと煮えたら、一たん火を止めて、みつをキンカンに含ませる。
 (ずっと煮つづけると、みつが煮詰まって、
  キンカンのエキスが出てしまい、しわしわで堅くなる。
  このとき、保温容器やスロークッカーなどで温度を維持できるとベター)
9)水分が多いようだったら、もう一度弱火にかける。

ここまでを、昨夜のうちにすませ、
一晩寝かせて、けさできあがり。

10)もう一度、弱火にかけ、味見をして、 
   仕上げにごく少量の自然塩(粟国の塩)を入れる。
  (こうすると甘味が引き立つ)
11)シロップごと自然に冷ましてから、密閉容器に入れる。

ね、カンタンでしょ。
使う和三盆の量は、おどろくほど少ないのに、
キンカン自体の甘みも活きて、ほどよい甘さ。
もう少し甘いほうがよい人は、自分で好きに調節して・・・。
上手につくるコツは、
まずよい材料を使うこと。
強火にしないこと。
失敗したら食べてしまって、また挑戦。
何度かつくるとコツが分かってくる。
(しょうちゅう漬けに使った梅も、
 おなじやり方で、シロップ煮ができる)

「キンカンのシロップ煮」はお茶うけに食べると美味。
キンカンは、のどにもセキにも効くし、肌にもよい。
毎日ひとつぶずつ食べると、風邪をひきにくくなるとか。
ただし、ひとつで我慢できることは、めったにないが・・・(笑)。


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雪景色

2005-02-02 11:12:54 | あそび/しゅみ
お昼ごろになって、
雪景色を撮ろうと、デジカメを持って坂を降りたら、
お向いのご夫婦がせっせと雪かきをしていた。
(わたしは肩を痛めてて雪かきできないのよ)
「こんにちは。よく降りましたねぇ。」

のんびり写真なんか撮ってる場合か!
と思われそうで(笑)、さりげなく、
あいさつしながら畑のほうに歩いた。
畑は自宅周辺と違って、雪靴が埋まるくらい深くて、
雪のなか、立ち往生してしまった。
50センチはありそうだ。
だあれも歩いていない銀世界は、気持ちよかった。

畑から家を見ると、雪にすっぽり埋まってて、
思わず、「きれいやなぁ」。
「色の白いは七難隠す」というけれど、
築80年の古家も、雪化粧していい感じだった。

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